音多歌樂箱 オタカラバコ・音楽療法の待合室

東信濃に生息する看護師×出前音楽療法士ハラサチコの覚書。

猫と青空は相性が良い

2010-06-30 00:20:31 | 箱:Private
ネコに金星―ニッポンの猫写真集
岩合 光昭
日本出版社

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フォトグラファー岩合光昭(いわごうみつあき)氏の書籍です。
岩合さんの写真は、「作られた環境」や「合成された状況」などが
一切なく、また「写真を撮らせてもらう」という一貫した猫への
リスペクトが溢れています。自然、というか、そこにいるのは
猫ちゃんではなく「猫」という感じ。
うーん、自分の表現力のなさが悔しい(笑)。
この本のほか、古今さまざまな猫に関する俳句と写真のコラボが
素晴らしい「猫の恋」、猫と人が共存する島の猫たちの写真集
「ハートのしっぽ」など、オススメしたい本がたくさん。

ちなみに、この構図(青空をバックに跳ぶ猫)にピンと来て
「表紙買い」してしまった私。矢野さんのアルバム「音楽堂」の
ジャケットといい、青空と猫って相性が良いのですね。

私のスター夢の競演

2010-06-28 13:49:21 | 特:Special
「僕には~夢がある~、希望がある~そして、持病がある~♪」と
スリーアミーゴスが歌い踊るアフラックの新CMに、3匹の猫が
出演しています。すでにご覧になった方も多いかと思います。
めんまさん、そして「にゃらん」でお馴染みのミー太郎さん、と
わたくし個人的に大好きな猫さんが、あんなふうに共演する日が
来るなんて、夢のようです。
3匹ともぽっちゃり体型な猫さんたちでしたが、それも狙い?
(めんまさんは、たしか持病はなかったと思うのですが)

アフラックCMギャラリー←30秒バージョンのCM動画が見られます。

でぶねこめんまさん←めんまさんをご存知ない方はこちら

ROSE GARDEN

2010-06-27 23:27:41 | 歌:Mimico-piano
久々の実家は、父の趣味ですっかり「ばら園」になっていました。
よく花屋で見かけるスタンダードな品種から、花びら何枚あるの?と
数えたくなるような珍しい八重咲き種、ミニバラまで実に多彩。
「たしかコンサートでも、ばら園が、なんて歌あったよな」
そうそう、両親も出前コンサートに来てくれたのでした。

いったん凝り始めると、とことん極めるタイプの父。
きっと実家に行くたびに新種が増えていると見た。
よっしゃ、今年の誕生日はバラ苗だな。

お祝いの席は、素晴らしい寿シンガーのお手伝いを無事完遂。
感極まる歌姫に、私もグッと来ちゃうのを堪え、人生初の白ピアノを
ややハイテンションで弾いてみました(笑)。
自分たちで言うのも何ですが、良い選曲だったと思います。
新郎新婦お二人の未来が、幸多かれと願います。

画伯は写実派

2010-06-26 22:28:17 | 箱:Private
「寿コーラス&ピアニスト」本番を控え、会場から車で30分圏内の
実家から行くことにしました。
例によって例の如く、直前に「同宿2名(甥&姪)」の連絡が。
かくして、賑やかな夜になったのでした。
父特製の味付けマトン&焼肉をみんなで囲んだ後は、姪っ子から
頼まれて「絵のモデル」になりました。
いやこれが、なかなか写実的なタッチではありませんか。
鉛筆画なので画面上ちょっと分かりにくいのですが、私の特徴を
非常によく捉えています(叔母バカが多少加味されているとしても
なかなか上手いと思いません?)。
眉毛にかなり苦心していました。顎は若干細めに仕上げてくれて
ありがとうね。
姪っ子の芸術肌と、甥っ子の知能犯ぶりに、成長を感じた土曜日。

目覚めて知りました

2010-06-25 07:38:57 | 歌:Mimico-piano
昨日は、本番前最後の「ダダもれ音楽室」リハーサルでした。
ピアノがある部屋で、最終チェックと打ち合わせ。
そして、「ダダもれ音楽室」たる由縁を体感したのでした。
社交ダンスの皆様、ホールの扉は閉めましょうよ…。

11時過ぎに帰宅。そのまま泥のように寝てしまったので
日本の決勝トーナメント進出は朝のニュースで知りました。
おめでとう。

代表の皆様、監督、「手のひら返し」に屈せず頑張って頑張って。

健康教室ミニツアーand more...

2010-06-21 23:51:28 | 特:Special
午後、はじめての現場の打ち合わせのため市の保健センターへ。
車を停めて降りようとしたら、隣に停まった車から旧知の友人が
降りてきました。いや~ん久しぶり、元気?などとやりとりした後、
彼女から「それがさ、うちの地区で秋に音楽療法士さんに来てもらって
講演してもらう話になって、保健師さんに内諾までお願いしたの。
ひょっとしたら(私に)連絡が行くかもよ」と。
まさに本日その打ち合わせもあってここに。
友人が担当(健康推進委員)ならば非常に話が早いぞ。
その保健師さんと私も、実は古くからの知り合いだったりして、
保健センター玄関でいろいろがひとつにつながる場面に遭遇。

メインの打ち合わせは、行政が事業として行なうデイケア活動の
サポートについて。これは7月下旬。
来月は自治会単位の健康教室「歌って笑って体を動かして(仮)が
4ヶ所あります。はい、歌って笑って体を動かしますので
軽装でお越しくださいませ。

にゃんとも猫だらけ

2010-06-20 21:47:11 | 箱:Private
京都駅構内の伊勢丹内美術館「えき」で開催されている
企画展「にゃんとも猫だらけ」に立ち寄りました。
江戸後期から明治にかけての浮世絵作品で、当時の美人や
役者と一緒にさりげなく描かれた猫たちが何ともカワイイ。
「猫が生活の中にいる風景」は今も昔も同じなのですね。

ほうねんさま

2010-06-20 20:42:10 | 学:Training
知恩院の山門わきに鎮座しておられた法然さん。
地元の芸術系大学生渾身のハリボ…失礼、山車(たぶん)。

こどもの頃、なぜかわが家には法話漫画が何冊かあって
(たぶん家族の旅行みやげだと思うのですが)
漫画で分かりやすかったのでよく読んでいました。
「父母恩重教」の鬼子母神のお話はインパクトも大きく、
今でもお話は覚えていますし、漫画の絵も浮かびます。
人の子をさらって食べていた鬼にもかわいい幼子がいて、
「我が子がさらわれたら、親はどんなに悲しいだろうか」
と仏さまに諭された鬼が心を入れ替えて鬼子母神となった話。
どうしても赤子を食べたくなったらこれを食べなさい、と
渡されたのがザクロの実。
鬼だって本当は優しいからその教えにハッとしたんだな、と
こども心に解釈していました。

このお話を知ったころはザクロ未体験だった私。
そんな憧れのフルーツを初めて食したのは社会人3年め。
勤務先の同僚や利用者さんと分けて食べました。
今や高級フルーツですね。

そんな法話漫画の中に「法然さま」もありました。
あれ、どこに売ってるんでしょう?今回法然さんゆかりの
法然院がワークショップ会場だったので、ひょっとしたら
売店にあるのでは…と淡い期待を抱いていたのですが、
会場入りが拝観時間終了後だったので未確認。
まあ、そのうちに。

巨大和ロウソク

2010-06-19 02:26:03 | 学:Training
京都駅前のシンボル、真夜中の京都タワー。
このソフトフォーカスは天然です。キレイだ。

矢野さんの「GREENFIELDS」、最近とくに気に入っていて、
日に一度(以上)は聴いたり歌ったりしています。
恋愛よりスケールの大きい、慈しみや故郷の愛に満ちた歌。

私の耳は、まだ「密やかな涙を聞き分ける」ことが
できていません。それゆえ失敗も数知れず。昨日も。
でも、人とつながり、学び続ければ、いつかは分かるように
なるのだろうとも思います。なんのこっちゃ。
京都にいる影響で思考が若干哲学的になっている、と
思っていただければ幸い。

えらい違いですな

2010-06-18 22:45:43 | 特:Special
「のぞみ」車中より。

「のぞみ」には新幹線専用のミュージックラジオチャンネル
なんてのがあるんですね。
ちなみに現在放送しているのは阿久悠特集。
「また逢う日まで」じっくり聴くと、なかなかカッコいい
アレンジですなあ。

あ、「あの鐘を鳴らすのはあなた」だ。
フルコーラス聴いたのは、実は今が初めてだったりして。
いつか弾き語りしたい歌。
おお、今度は「舟唄」。口ずさまないよう気をつけねば。
(歌うと他のお客様にご迷惑がかかりますからね。)
いいなあ、こういう車内サービス。

何もない「あさま」に慣れていると、非常に新鮮です。
逆にのぞみ慣れした人があさまに乗ると物足りないかも。

運営会社と乗降客数が違うとはいえ、こう格差が大きいと
のぞみが最先端なのか、あさまがサービス停滞しているのか
分からなくなります。
そうそう、PCや携帯充電用の電源も座席下にありました。
移動中もバリバリ仕事しろってことですかね(笑)。

明日の日中はちょっとだけ散策する時間あり。
雨の京都も風情があるんでしょうね。
間もなく到着。

密かに、いま行きたいところNo.1

2010-06-17 23:56:31 | 歌:Mimico-piano
楽園音楽祭 2009 STARDUST REVUE in 薬師寺 [DVD]

インペリアルレコード

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今週末は研修で京都です。
「今、ひとたびの」というCMを見るたび、奈良への憧れが募ります。
何もないただの旅行だったら奈良まで行っちゃうんだけどなぁ…
スケジュール的に奈良まで足を伸ばせないので、このDVDを見て
行ったつもりになっています。今晩も、旅支度しながら鑑賞。
薬師寺の懐&器の大きさと、スタレビが持つニュートラルさが
合いまった、非常に有難い仕上がりになっております(笑)。

この秋に開催される、平城遷都1300年記念のライブに抜擢された
スタレビですが、今年のライブスケジュールはなかなか厳しい・・・
夏イベントも多分行かれそうにありません。
(行かれる方は楽しんできてくださいね。)
奈良のライブもグレー。いや、また無理せず行かれる時も来るさ。
なんといっても、来年は記念すべきスタレビ30年イヤー。
そこに向けてまずは積み立てですかね。

ちなみに、スタレビニンジンはぶら下げられませんでしたが、
矢野顕子さんのライブには行かれそうです。
8月には「人生初BLUENOTE TOKYO」。田舎者はドキドキです。

叱ってくれる人

2010-06-17 07:46:26 | 箱:Private
夕方の仕事場に行くとき、いつも商店街の立体パーキングに
車を停めています。
このパーキング、よく近所の学童が遊び場にしているので、
バック駐車するときなどは非常に神経を使います。
いや、そもそもパーキングでかくれんぼや鬼ごっこしちゃ
ダメでしょうが。
昨日も空きスペースに駐車してエンジンを停めたら、
こどものはしゃぐ声と走ってくる足音が響き渡りました。
程なくして、目の前を3人の学童が楽しそうに駆け抜けて
駐車場外へそのまま走り去っていきました。
こらこら危ないでしょうが、と呟きながら車を降りた瞬間、

「こら!そんなところを走って遊んじゃダメじゃないか。
車に轢かれたらどうするんだ。危ないからよしなさい」

この様子を通りがかりに見ていた老紳士が、こどもたちを
その場でピシャリと叱ってくれたのです。
こどもたちは皆、戸惑いながらも「…はい…。」と素直に
走るのを止め、そのまま流れ解散。
老紳士もご自宅に消えてゆきました。
いけないことをちゃんと叱ってくれる人は今や貴重です。
あのこどもたちはすごく良い経験をしたと思いますが、
それがそう思えるのは大人になってからだったりして。
あの老紳士のように勇気を持ってこどもたちを正しい方向に導ける大人になりたいと思いました。