音多歌樂箱 オタカラバコ・音楽療法の待合室

東信濃に生息する看護師×出前音楽療法士ハラサチコの覚書。

本日の功労者

2006-08-31 22:44:34 | 音:Music Therapy
本日は8・31⇒やさい⇒野菜の日。
店頭で見かけた妖艶な大根を今日会う皆様に紹介しなければ、と思い、
セッションで実際にホワイトボードに書いたものの原画です。
うーん、やっぱりマウスでのお絵かきはうまく出来ない・・・
こういう「連理の枝」のような大根や人参、実家の畑でも度々獲れたなあ。
木のツルだと思えば何の感情も湧きませんが、これを「足」と思ってしまうと
途端になまめかしく感じてしまうのはなぜ?
この絵をお披露目した後、複数の殿方から「まさか大根で元気になるとは…」
との感想を頂戴しました(^_^;)
殿方に活気が出ると、グループとしても非常に活気を帯び、程よくシャキッと
するので、この導入に何をするかはとても重要です。
本日も大根のおかげでエンジン快調なので新曲にもチャレンジしました。
利用者さんの中に「あの歌、きょうの朝CD聴いてきたんだよ。いい歌だな」と
声をかけて下さった方も。沖縄の愛唱歌「芭蕉布」を東信濃版に歌詞を
アレンジするとあら不思議!
はじめから上田の歌なんじゃないの?と思うほどしっくり。

その後の現場では、今まで味わったことのないくらい美しく淡い即興演奏を
大切な方と体験しました。10分ちょっと、ピアノだけでやりとりをしたのですが
最後の一音から指を離した後、しばし余韻を共有していたら、何だか急に
「ピアノ、好き?」と彼に訊きたくなりました。
すると彼、「うん、好き」と一言。
1年前までは、ポロンと鳴っただけで一目散に逃げ出していた音色が、
彼にとって今や重要な表現ツールです。

大特価

2006-08-30 21:30:44 | 音:Music Therapy
「反動」が今になって体にやって参りました。
職場の皆様、ご迷惑をかけて申し訳ありません(*_*)
それにしても、多忙を極めている真っ只中ではなく、ことが過ぎた後に
ダウンする体力のなさは可及的速やかに改善しなければ…

そういえば仙台の荷ほどきが一部残っていました。
このマレット、2本で1000円。ノコギリ用の他、リズム活動用に購入。
あともうひとつ、前から欲しかったエナジーチャイムも買ってました。
用途としてはですね、
(スタレビファンの方がいらしたら、一緒に歌って下さいね)
「追憶」のエンディング間近、♪そんな そんな気がして~♪の後に
一度だけVOHさんが鳴らす『チーン…』という澄んだ音のアレです。

電子お手伝いさん

2006-08-28 23:14:18 | 箱:Private
地下鉄消えるはずだった!50年前の未来像、6割外れ (読売新聞) - goo ニュース

「あんなことい●な でき○らいいな」というネコ型ロボットが主人公の漫画に
出てくる便利な道具顔負けの未来予想が、50年前にされていたとは。

以下、外れたものの例。
「月への拠点となる『地球空港』の洋上設置」
…地球空港って(^_^;)海の上ってのが未来っぽかったんでしょうかね。
スペースシャトルはこの予想より進んでいるのか分からなくなってきました。

「主婦がテープレコーダーに吹き込むとその家事をこなす電子お手伝いさん」
…それに近いコンピューターや介助ロボットは開発中ですが、
そのシステム完成までテープレコーダーが残っているかが気がかりです。
いすれも、しくみとしては「いい線いってる」のですが、メディアや手段が
その時代(50年前)のまま、というのが何ともノスタルジー。

同じようにいま50年後の予想をしてもきっと外れるんだろうけど、
当たろうが外れようが、ちゃんとその「未来」を迎えられるかどうかは
私たち次第。「50年後は…ないでしょう」なんてイヤです。

お仲間増えました

2006-08-28 01:15:19 | 友:Link
ブックマークに「いい案配でいきましょう!」追加しました。
山梨在住の熱きMTナースマン(変な表現?でも「私と同じ」なのです)、
hitoさんのブログです。「音だまくらぶ」の山梨メンバーです。
仙台で再会した彼は、甲子園の陽射しに焼けてとても爽やかでした。


代謝が上がった3日間

2006-08-27 21:11:39 | 音:Music Therapy
仙台での学術大会が終わり、いま新幹線で乗り継ぎの大宮に向かっています。
写真は、ホテルで昨日「リネン替え省略」の御礼にもらったミネラルウォーター
(その奥の冊子は学術大会の抄録です)。午後の委員会に持っていったのですが
ボンヤリと表示を見ていたら、「原産国:アラブ首長国連邦・ドバイ」という
記載が。ドバイ、ってドバイ?

いろいろな意味で代謝が上がった気がします(たぶん痩せないけど(^_^;))。
久々の超睡眠不足で仙台入りした一昨日から、カプサイシンに負けず劣らずの
刺激がバンバン入ってきて、それを受け止めるのが精一杯でありましたが
さまざまな出来事を煩わしく思うのではなく、自分たちの足元や未来の問題として
対峙していくことが大事なんだな、というのが実感できた会でした。
現地でお世話になった皆様、本当にありがとうございました。

来年は北海道開催。
もし行けるのなら初の北海道入りなのですが
「鉄の塊」以外の交通手段を考えねば(^_^;)


大仕事その1終了

2006-08-26 14:38:01 | 音:Music Therapy
仙台は薄曇り。で、蒸し暑い!
長野より北にある県なのに涼しくないとは如何に?
受付後、会場に入る際に配られたヒヤ○ン(冷却パック)とウチワは
「暑いから覚悟してね」というメッセージと解釈しました(^_^;)

公開委員会は、93名の一般会員の方がお立ち寄り下さり、盛況でした。
今日は「とっかかり」、まだまだこれから。

ただいま、モーレツな眠気と格闘しております。写真はお弁当。


到着して真っ先にしたこと

2006-08-26 02:01:19 | 音:Music Therapy
仙台駅構内の「ずんだ茶寮」サテライト店で、ずんだシェイクを購入。
あと、カップ入りの小さな小さなずんだ餅も、ホテルで食べるために1個
買いました。いつ食べられるか、と思っているより先に食べてしまえ、という
「心の声」に正直になっただけのことですが。
このシェイク、大きさも手頃で非常に美味でした。ずんだ餅も今しがた。
帰りも買って、新幹線のお供にしようっと。あとは牛タンをいつ食べるかが
大きな問題(こらこら)。でも、夜の集まりで先ほど食べた鯨の刺身は
とても美味しかったです。さんまのお造りも。

さて、朝が来ればいよいよ「仕事」が始まります。
自分に出来ることを、アサーティブな姿勢で遂行するべく頑張ります。
ところで、3日徹夜したわりに眠くなりません。睡眠障害かしら?

忙しさは、だいたいいっぺんに押し寄せる

2006-08-23 23:52:01 | 音:Music Therapy
学校の夏休みが終わり、今週から講義が再開となりました。
来月早々に前期試験なので、試験問題を早急に作らなければなりません。
今週末、音楽療法学会の学術大会に参加するため仙台に行きますが、諸事情により
手ぶらではいけない(委員会の下準備等)ため、その「手土産」作成中です。
あっ、来週の講義資料もまだ完成していないじゃないか。あぁぁぁぁ・…
うーむ、容量オーバーなのか要領が悪いのか…両方だな、きっと。
鉄道でいえば「繁忙期」、こういうときは忙しさの波に(飲まれちゃダメよ)
上手に乗らなきゃ。このヤマを越えれば、きっともっと成長できる気がするし。
スタレビ兄さん達からもらったパワー、大事に使わせていただきます。

秋は秋で、新たな「ニンジン計画」がいくつかあります。それも昨日、本格始動。
がんばれ、自分。

してはいけないこと③a petty dispute

2006-08-21 23:11:10 | 音:Music Therapy
【a petty dispute:蝸牛角上の争い→つまらない小さなことにこだわった争い】
《「荘子」則陽の、蝸牛の左の角にある国と右の角にある国とが争ったという寓話より》

どんな組織でも、そこにとって「政治的な出来事」を控えている時期には
必ずと言っていいほど発生するのは何故でしょう?
時にネット上では、己に理不尽に降りかかった火の粉を払わなければならないときも
ありますが、自分に直接関係がないにしても誰かが同じように理不尽な攻撃や
言い分は、読むに耐えられないものもあります。
情けないのは、この記事のカテゴリーが"Music Therapy"であるということです。

例えられるでんでんむしにも失礼だ


越中、暑っっ

2006-08-19 11:16:40 | 音:Music Therapy
やってまいりました、富山県は太閤山ランド。
ようやく夏のスタレビを味わえる日がやってまいりました。

ライブ開演時間まではまだ半日以上あるので、
ざっと敷地内を散策してみました。
朝9時ですでにジリジリと暑く、さらに気温は上がりそうな感じです。


増えている、でも減っている

2006-08-17 11:15:13 | 申:Objection!
医師偏在対策、地域限定で大学定員増も検討 政府方針 (朝日新聞) - goo ニュース

2004年の全国の医師数(厚労省まとめ)は約27万300人とのこと。
これは人口10万人に医師200人ちょい、という計算になり、全国的には医師数が
増えていることになります。全国的には。
そりゃそうだ、数え切れないほどの養成機関から輩出される「医師のタマゴ」は
これまた数え切れないほどいるわけだし、齢九十を過ぎてもなお「現役」であられる
医師も多数(個数ではなく、他の職業と比べて、という意味)おられるわけで、
お亡くなりになる、廃業する等の自然減を考えても、これからもこの増加傾向は
続くと思われます。全国的には。
ただし、これはあくまでも首都圏や政令指定都市の傾向であり、地方の医師不足は
非常に深刻な問題です。
2005年11月18日付・中日新聞記事(ニュースBLOGより引用)によると、

「中部各県では▽愛知174.9人▽岐阜165.0人▽三重176.8人▽長野181.8人
▽滋賀189.7人▽静岡168.5人-で、全国平均より少ない。」

この数字を裏付ける出来事が、昨年確かにありました。しかも身近なところで。
地元の産院(古くからある市立の施設)に勤める医師がいなくなり、一時は
存続が危ぶまれたのです。結局、どうにか勤務してくれる産婦人科医を確保して
廃止は免れたのですが、その医師がギブアップすれば事態は逆戻り、ふたたび
危機が訪れる、という事態の脆弱さは残されたままで、根本的解決とはいえません。

この産院に限らず、中規模の病院でさえ「常勤医募集」の紙は常時掲示され、
超人手不足の某公立病院ホームページ上で診療科紹介などに掲載されている
ドクターの顔写真(最近こういった情報開示する医療機関が増えていますね)は、
気の毒なほど憔悴した顔で「私たちと一緒に働きませんか?」と語りかける。
広告(ことに求人)効果としてはかなりマイナスではないかしら?
うわぁぁ、こんな表情になっちゃうのか…じゃあ応募しないでおこう、とか。
小児科医・産婦人科医減少の影には、なり手の多い女医が妊娠・出産等で辞職し
そのまま診療を続けられなくなっているケースも多いとか。
小児科医減少は、確実に少子化の片棒を担いでいると思います。
ここを正さずしてやれ子どもを増やしましょう、と声高々に言われても困ります。
「具合が悪いとき診てくれる人」を増やすのが先です。

一昨年の研修医制度改革のツケがこういう形で来るとは、きっと厚労省も予測して
いなかったのではないでしょうか?シミュレーション能力に疑問を感じます。
今の深刻な状況を改善するには「改正前」の方法に戻すしかないのでは?
(「意のままにならない社会で社会人経験を積んでいただく、という意味も含めて)

それにしても、看護師としてではなく、一市民としての疑問。
じゃあ、今年「お免状」をもらった約7700名のタマゴは、どこに巣立ったの?
働きやすい、楽なところに偏ってるんだろうなぁ…



120ドル(推定)の夜景

2006-08-15 23:34:45 | 箱:Private
日中、あまりに暑かったので千曲公園に登って夕涼みしてきました。
春にもお花見にきている、我が家的には「穴場」なのですが、
フェンスを超える高さまで成長した草木に阻まれ、春のようなパノラマが
見られませんでした。うーん、残念。
公園緑地課の皆さん、お手入れして下さい。
まあそれでも眺めが良いポイントもあるので、そこから千曲川の流れと
控えめな夜景を見ながら自分の家を見つけたりして(見つかるわけがないのですが)
涼んだのでした。
写真中央部、赤く弓なりに伸びているのが「上田大橋」です。