大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

2/8。キクイタダキ、ヒガラ。ついに出合う。

2010年02月08日 | Weblog
 先日大覚寺へ出かけた。横の大沢池である。前から聞いていたが、ついでがあったのでアカハジロの顔でも拝んでこようと。
 小さな池なので10分もあれば十分だろうと思っていた。ところが池に着いて一周回って探したがいない!
 おかしいな?そんなはずは? もう一度じっくり探すが見当たらない。毎朝散歩にくると言う近所の女性と立ち話していると、向こうから鳥見人がやって来た。知り合いだ。
 彼の話では、前に来て一度空振りになっているそうだ。しかし、昨日撮影したと知人から聞いたので、再度出かけてきたとの事。
 一緒に探すが見当たらない。「僕は鳥運が悪いので、出会ったら 諦めたほうが・・・」と彼が言う。諦めて池を後にする。
 彼とは20年来の知り合いだ。そんなに鳥運が悪かったかなー。

 今朝の大阪城公園、うす曇りだがそれほど冷え込まない。
 鳥友たちが、ヒガラに合えない私のために、何度も観察情報を連絡してくれる。実にありがたい。総合すると、答えはほぼ分かっている。時間が悪いのだ。ほとんど10時以後、早くても9時過ぎに観察されている。
 私がいつも通る時間は8時ごろ。これじゃダメ。早過ぎる。今日は出合うまで待ってみるつもり。かと言っても午前中くらいだが。
 辺りをうろうろしながら待つ。シジュウカラが出てくると慎重に探す。ダメ!またダメ!
 9時23分。出たー!!キクイタダキ。そしてヒガラ。出たー(興奮)

 30分ほどその辺りで採餌移動。気がつくと約10名ほどが集まっている。意外と人気があるんだ。
 場所は弓道場から南東100mほど。低い所にも下りてくるが動き回る。ひと時もじっとしていない。鳥は小さいほどよく動く。大きなアオサギなんて動かない。ヒガラは小柄なコガラより小さいのだ。
 
 大阪城公園では、一緒に行動しているキクイタダキよりヒガラの方がずっと少ない。私はキクイタダキには目もくれずヒガラ1本。
 ヒガラの撮影は1996年以来だ。しかもうまく撮れていない。
 だから今回は、もう少しまともなヒガラが撮影したい。前と違ってデジタルで露出オート。ピント合わせもオート。ランニングコストほぼゼロ。動き回るに合わせて連射。今日は後から選ぶ作戦だ。
 おかげで撮影成功。簡単にチェックすると1~2枚はOKだ。よしよし・・(満足)電話いただいたり、メールいただいたりした皆さんありがとうございました。

 そんなわけで、今日は大阪城公園内全域を回っていない。西の丸庭園も休園日。

●今日の観察種。情報含む。
 キクイタダキ、ヒガラ、ハクセキレイ、ツグミ、シロハラ、オカヨシガモ、メジロ、カワウ、ヒドリガモ、コガモ、ジョウビタキ、アオサギ、コサギ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ササゴイ、シジュウカラ、カイツブリ、モズ、カルガモ、シメ、カワラヒワ、ヨシガモ、マガモ、アトリ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。 
 

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2/4。美しいヨシガモ6羽。

2010年02月04日 | Weblog
 前に日本の3大美形ガモと書いたら、その3種とは何か?と問われた。
 図鑑に書いてある訳でもなければ、巷間のうわさでもない。単に私がそう思うだけ。順番は別にしてオシドリ、トモエガモ、ヨシガモの3種。

 何れ菖蒲か杜若。皆それぞれに美しい。ヨシガモの美のポイントは、
1、顔から後頭の輝く緑。マガモの頭部も同じように緑光沢だがより深みを感じる。これは頭頂の赤茶色が緑をより引き立てる効果を出しているのではないか。
2、三列風切の流れ。オシドリもそうだが、おしゃれなカモは三列を上手に使う。数本を並べて流す曲線は見事としか。
3、繊細でち密な胸のうろこ模様。胸から横へ変化する芸術的な繰り返し模様。スコープで見るとこの美しさに「うなる」。
4、首の白いマフラー。粋な男だねー。
 トモエガモの塗り分けはやや奇抜。そして、オシドリの派手さを嫌うむきにはこいつが1番かも。

 東外堀にヨシガモ♂6羽。♀型1羽。残念なのは梅林側に休んでいるので距離がやや遠い事。しかし朝日に輝く美しさをスポイルしているものではない。
 ツグミはやはり各所に非常に多い。私の今日のカウント数は170だが、実数はこの2倍くらいいるのではないだろうか。
 アトリは市民の森で木の股の水。太陽の広場東の森計8羽。カイツブリ東外堀と北外堀の計5羽。オオバンはいつものように北外堀で観察もバンはまた見られない。
 ハイタカがカラスに追われ本丸から飛騨の森へ。西の丸庭園のオジロビタキは今日も元気で変わりなし。
 市民の森でシメ1羽。空堀にアオジ4羽。ヒガラ、キクイタダキには今日も合えず。

●今日の観察種。情報含む。
 ツグミ、シロハラ、カワラヒワ、シジュウカラ、メジロ、コゲラ、アトリ、シメ、ハイタカ、ジョウビタキ、アオジ、オジロビタキ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 オカヨシガモ、ハクセキレイ、ササゴイ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コサギ、キセキレイ、カルガモ、セグロセキレイ、ハシビロガモ、ヨシガモ、マガモ、カイツブリ、コガモ、オオバン、ユリカモメ。

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2/2。ハイタカ追いかけたり追いかけられたり。

2010年02月02日 | Weblog
 風邪でダウンなんて言ってるうちに2月になってしまった。梅林も盆栽など業者のテントや案内所など準備が進んでいる。
 春は近い。ようやく酒が美味くなってきた。ありがたい。

○ハイタカ。音楽堂西側上、藤棚の前辺り、悠然ととまっている。距離は近いが細かい枝が邪魔。カラスがちょっかいを出すと、「うるさい!」 とばかりに飛び立ち追いかける。逃げるカラスを追って、左右に木々をさけて高速飛行は見事。見えなくなったと思うと、今度はカラス追われて飛び出してきて右左に飛び回る。
 一度は非常に見やすい枝にとまって、よし!とカメラを向けた途端にまたカラスが。見にくい場所の時はしばらく動かなかったのに(泣)
○ツグミ。市民の森の樹冠部に群れてとまる。飛び回る。ここだけで概算百羽近いのではないか。ただし、地上に下りているのはごくまれ。比べてシロハラは非常に少ない。
○ヨシガモ。東外堀に♂4羽、♀3羽。♂は三列も伸びて完全な生殖羽で美しい。日本の三大美形カモの一つだと私は思っているが。皆さんはどうだろう?
○バン、オオバン。共に北外堀に滞在中。2羽とも青屋門寄りの同じ辺りで見られた。
○オジロビタキ。今日も西の丸庭園奥に滞在中。最近は見に来る人がほとんどいなくなっていたが、ペアひと組がおられた。兵庫から来たとの事。このブログにもコメントをいただいた方らしい。いつもありがとう!

 東外堀でセグロカモメ1羽着水、別の1羽が上を飛び回る。オカヨシガモは内堀、東外堀、北外堀の計21羽。かなり数は減少。人工川に今日もカワセミ。市民の森でアキニレにスズメと一緒にアトリ4羽。
 ヒガラを複数羽見たとの話しもあり、キクイタダキとともに市民の森でしばらく探したが見当たらず。時間的に10時以後くらいに市民の森にまわってくるのでは?。ヒガラには滞在しているうちにぜひ一度合いたいものだ。

●今日の観察種。情報含む。
 カワラヒワ、ツグミ、シロハラ、ハイタカ、メジロ、シジュウカラ、コゲラ、アトリ、ジョウビタキ、アオジ、オジロビタキ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 オカヨシガモ、コガモ、マガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、コサギ、カワセミ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ、セグロカモメ、ヨシガモ、カイツブリ、バン、オオバン、ユリカモメ。
 
 

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