大阪城秋の渡り！ ノジコ、コヨシキリ、ノゴマなど・・・。2018.10.14

　早朝はやや曇っていたが、やがてすっきりと秋晴れの空。絶好の鳥見日和。

　市民の森、太陽の広場東の森、音楽堂西側上、梅林などは倒木のままだが、他の場所は徐々に整理が進んでいる。
　各所に切られた丸太が積まれていて、山の中の製材所の雰囲気。

　昨日、梅林にノジコが出たとのことでカメラマンが多い。今朝は、うめみ坂の辺りで撮影されたとの事。

　エゾセンニュウも昨日に続いて観察されたとの情報が伝わってきたが、撮影者が分からず残念ながら写真を見ることもできなかった。

　コヨシキリは今日も西部空堀。ススキの群生の中。
　何度か見えたとのことでカメラを構えてしばらく待つ。やがてススキの根本辺りを動く姿。右へ右へ移っていく。

　草の陰に何かが動いている。でも姿を確認して、ファインダーに捉え、ピントを合わせ、シャッターを切る。などは不可能。

　草の陰に何かが動いたら、ともかくシャッターを切る。やがて動きがなくなって再び待つ時間。

　何人かが、これがそうですか？とカメラのモニターを 「コヨシキリ」　間違いない。いいなー♪
　自分のカメラのモニターを確認する気にならない。まともに捉えられなかったことが分かっているから。

　しばらくして隠れるようにモニターを確認。草の根本ばっかり。ピンボケやブレで何を撮ろうとしたのか。
　やっと１枚に尾羽だけが写っている。そしてもう１枚真上からのアングルで、草に隠れながらも、かろうじて眉斑の上に黒い頭側線がはっきり。丸尾も確認できる写真。でもブレてる・・・。

　コヨシキリには間違いない！　写真にすれば10点もない最低レベル。でも撮影できた事に満足しょう。
　きっと次にいい出合いがあると信じて。

　同じ場所にノゴマ♀。草の中にいて見にくいのはコヨシキリと同じだが、時々見やすい場所に出てきてくれる。ついついシャッターを押してしまう。
　撮影は簡単。でもここでノゴマを撮影しても・・・。

　ノゴマは梅林でも♂♀が観察されている。まさに　「春のコマドリ・秋ノゴマ」

　メボソムシクイが多く、人工川、元ヘリポート、音楽堂西側上、梅林、飛騨の森、愛の森ほか各所で１３羽。

　コサメビタキ４羽。城南地区、一番やぐら、梅林、飛騨の森。

　キビタキ♂２・♀型８。一番やぐら、梅林、人工川、梅林南側上桜広場、飛騨の森ほか。

　サメビタキ１羽。梅林。

　エゾビタキ２羽。空堀、本丸。

　カイツブリ１羽。南外堀。

　カワセミ１羽。南外堀。

　モズ１羽。城南地区高鳴き。

　ノスリ１羽。今日も元ヘリポート。ずっと居てくれるのはうれしいが、何故だろうと不思議に思う。

　メジロ１２羽。音楽堂西側上、梅林南側上桜広場。

　コゲラ１羽。梅林南側上桜広場。

　イソヒヨドリ♀１羽。六番やぐら屋根。

　オオタカ１羽。梅林。

　キンクロハジロ♂１羽。北外堀。

　アオサギ１羽。第二寝屋川。

　カルガモ２羽。第二寝屋川。

◎今日の鳥たち
　メボソムシクイ、コサメビタキ、キビタキ、カイツブリ、カワセミ、モズ、ノスリ、メジロ、コゲラ、ノジコ、イソヒヨドリ、オオタカ、ノゴマ、エゾビタキ、サメビタキ、キンクロハジロ、コヨシキリ、アオサギ、カルガモ、シジュウカラ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。