大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

11/14 アカゲラと第一種接近遭遇。

2012年11月14日 | Weblog
 飛騨の森を進んでいると、突然耳元に 「シュッ!」 と音とともに風が顔に。1羽の鳥が木の上から急降下し、Uターンして再び木の上に。とまった鳥はアカゲラだ。

 今期各所でたくさんの人が観察。越冬中のアカゲラ♀だ。どこで、どんな状況で出合うか分からない。
 カメラを向けると飛んで少し先の木に、そちらに向かうと再び飛んで先の木に。やがて木の幹ではなくて、枝先の方にぶら下がるようにして何かを食べている。

 緑の葉の中に、枯れ葉のかたまりみたいなものが見える。そこで突いて何かを食べている様子。あれは何だろう。やがて西の丸庭園の中に飛び込む。
 取りあえず撮影したが、木の幹に縦にとまっている方がキツツキらしくていい。

 キビタキがまだ残っている。♀型が市民の森、天守閣東配水池、豊国神社東の3か所で。
 メボソムシクイ?市民の森で2羽。
 ジョウビタキは、もみじ園、天守閣東配水池、元博物館、豊国神社東、梅林南側上桜広場で観察。
 
 ツグミとシロハラが多くなった。アカハラも市民の森で観察されている。
 ルリビタキ♀型が市民の森。アオジは音楽堂西上、豊国神社裏など。

 キクイタダキが、元博物館と天守閣東配水池の間で6羽。 2番やぐら跡でホオジロ。

 城南地区南外堀沿いのアキニレにマヒワの群れがとまり、また飛び立ち、群れて飛び回って再びとまる。そんな行動を繰り返している。

 
 少群がやってきて合体したり、また二つにわかれたりを繰り返していて数が分かりにくい。取りあえず合体して大きな群れになって飛び出したところを撮影。
 帰宅後、パソコンで大きく表示して数えると171羽。多分まだ木にとまっていたのもあり、合わせると200-羽ほどになる。

 城南地区人工川でカワセミが1羽。ロープにとまっているのを撮影。コサギも採餌中。少し私を気にする。
 カイツブリが南外堀で2羽。 キセキレイも南外堀。

 オカヨシガモが北外堀で13羽。
 ヨシガモは東外堀と北外堀で14羽。内東外堀と北外堀で♂が各1羽。多分先日から時々見られている奴。内堀で越夏した奴は今日は見つけられなかった。

 ヒドリガモは、東外堀、南外堀、内堀、北外堀で124羽。やや減少。
 カルガモは東外堀と北外堀で10羽。

 ハシビロガモは東外堀、北外堀、内堀で41羽。
 コガモは南外堀で15羽。

 ホシハジロは北外堀で14羽。
 キンクロハジロは南外堀、内堀、北外堀で計54羽。

 北外堀でアメリカヒドリっぽい個体を見つける。1羽はヒドリガモと交雑と思えたが、もう1羽はアメリカヒドリらしき。
 しばらく観察していると羽ばたきを始める。素早く撮影しモニターを確認すると脇羽は真っ白。ついにアメリカヒドリかと。帰宅後パソコンで拡大して詳しく見ると・・・ダメ! やっぱり交雑個体だ。残念。

 大阪城公園ではいまだに、完全にアメリカヒドリと言える個体を記録していない。毎年これだけのヒドリガモが越冬しているのだから、きっとその中にいてもおかしくないとも思っているのだが。

●今日の鳥たち。
 メジロ、シロハラ、ツグミ、キビタキ、シジュウカラ、ジョウビタキ、マヒワ、ホオジロ、アカハラ、ルリビタキ、アオジ、キクイタダキ、メボソムシクイ?、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。

 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハクセキレイ、カイツブリ、ササゴイ、カワセミ、コサギ、キセキレイ、カワウ。
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