大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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9/10 秋の渡り順調。アカゲラまでも。

2014年09月10日 | Weblog
 ひと通り回って、いつものコンビニでビールを買う。OBPのビジネス街なので、この時間はサラーリマンやOLがコーヒーやお弁当購入でにぎわっている。

 そんな中、ビールを買う親父。朝からビールとは。きっと依存症なんだろう。みたいな雰囲気・・・。大きくは間違っていない♪
 コサギが水面低く下流方向へ。ビール片手に目で追っていると、水上バス乗り場辺りでUターンして上流へ。

 第二寝屋川を前にしてひと口。最高に幸せな時間。
 遠くでハトがパタパタと羽ばたいて滑空する。あれはキジバト。デイスプレーフライト。
 ドバトならあんな飛び方はしない。滑空する時はチュウヒみたいに羽をV字型にする。

 ドバトの原型は中近東のカワラバト。岩場などに生息していて、その中を飛ぶときV字型にするのは、狭い場所でも当らないとか安定するとかの効果がある。本で読んだことがある。

 今日も秋晴れ。
 秋の渡りは順調。それ以上に、前倒しになっているような印象。詳しくは精査しないと分からないが。

 センダイムシクイが、音楽堂西上、天守閣東配水池、飛騨の森で。エゾムシクイが飛騨の森で。秋のムシクイの識別は難しい。

 昨日、女性から見分け方を聞かれた。私なりのポイントを話したが簡単ではない。茂った枝葉の中を動くムシクイを目にしても分からない時はいくらでもある。 見たものがすべて識別できる訳ではない。
 すべて分かる人がいたら私は信用しない。

 キビタキが多い。♂は豊国神社東、一番やぐら、飛騨の森。♀型は教育塔裏、豊国神社裏、豊国神社東、一番やぐら、元ヘリポート、飛騨の森など9羽。合計12羽。
 毎回書いているが、秋に大阪城公園を通過するキビタキ。黄色があるのは♂。 まったく黄色がないのは、①♀成鳥。②♂幼鳥(第1回冬羽)。③♀幼鳥(第1回冬羽)の3種がある

 つまり、黄色がなくても♂も居る。♀と書かないで♀型としているのはそのため。
 一方、オオルリなら、幼鳥(第1回冬羽)でも青い部分がある。だから青い部分が無ければ、♀とはっきりしている。
 
 オオルリ。♂若と♀が飛騨の森。

 コサメビタキは、教育塔裏、豊国神社裏、豊国神社東、水上バス乗り場。
 元博物館の横や内堀側でエゾビタキが飛び回る。計4羽。

 ちなみにエゾビタキは、コサメビタキやサメビタキのような夏鳥ではなく旅鳥。
 先の2種が春から秋まで国内で見られるのに対し、エゾビタキは春と秋に日本を通過するだけ。 夏の繁殖期は日本を通り越して、シベリアなどもっと北に行って繁殖している。

 サメ三兄弟(エゾ、サメ、コサメ)といっても生態は違う。 そんな思いで見る。人生を思うとバードウォッチングも一段と趣が。

 ツバメが1羽上空を通過。よく見たが、ただツバメだった。
 サンコウチョウは人工川から教育塔裏にかけて、チョウを追いかけて低く飛び回る。
 コルリ♂若。飛騨の森。

 アカゲラまで出たようだ。天守閣東配水池の北面に出たと。すでにビールを飲み初めている。
 オオタカは、今日も西の丸庭園で。何人かが飛び立つところを撮影成功。 今朝は7時まで、昨日は8時50分まで。飛び立つのは日によって違う。
 ヤマガラが、音楽堂西上と教育塔裏で各1羽。
 北外堀にハシビロガモ1羽。滞在中。ここで越冬のつもりかな。

●今日の鳥たち。
 シジュウカラ、メジロ、ヤマガラ、センダイムシクイ、カワラヒワ、カワウ、サンコウチョウ、キビタキ、ツバメ、コサメビタキ、オオタカ、エゾビタキ、コサギ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、オオルリ、エゾムシクイ、アカゲラ、コルリ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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