大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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サンコウチョウ、コサメビタキ 2023.8.25

2023年08月25日 | Weblog
 快晴の空。でも道やベンチには水溜まり。夜や早朝は雨が降ったのだろう。
 今朝も鳥は多くない。神社裏から東へ回ると数人がカメラを構えている。聞くとサンコウチョウ。今秋6羽目のサンコウチョウかな。

 他の夏鳥はコサメビタキ、センダイムシクイで渡りもぼちぼち。まぁまだ8月だしこんなもんかなという感じ。

・シジュウカラ 3羽 太陽の広場東の森、沖縄復帰の森
・カルガモ 4羽 西外堀
・カワウ 1羽 第二寝屋川
・コサメビタキ 2羽 飛騨の森、沖縄復帰の森
・センダイムシクイ 2羽 豊国神社東、音楽堂西側上
・サンコウチョウ 1羽 豊国神社東
・ゴイサギ 1羽 北外堀
・コサギ 1羽 第二寝屋川

■■メボソムシクイ(2018.10.17 梅林)
 台風21号は大阪城公園の植物に大きな影響を与えた。大木が根こそぎ倒れ裂けて折れ、各所に木々や枝葉が散乱している。通路はまったく分からず、倒れた木を跨いだりその下を潜ったりしてゆっくり歩く。徐々に片づけられているが、すべて処理が済むのは来年になるだろう。
 この秋はメボソムシクイまたはオオムシクイが非常に多い。いつもは下から腹ばかり見上げるムシクイたちだったが、倒木の影響か低い位置でよく見られる。風で根こそぎ倒れた大木の根元の大きく窪んだ穴の中に歩いて入っていくなど初めて目にした行動。地面で採餌するメボソムシクイをこんなに多く目にしたことはない。
 低い位置での行動の理由は、台風の風で高い位置の枝葉が飛ばされて減少したり、卵や幼虫が落ちたりしてしまったからだろうか。
 梅林は全面に下草が伸びて、その中に飛び込むと青虫を捕まえて枝に出てくる。大きな青虫は少し時間をかけて食べる。
 できればメボソムシクイかオオムシクイかの識別方法が確立されればと願う。オオムシクイは下嘴の先端3分の1くらいが黒いとか地鳴きが大きな声で「ジッまたはジジッ」 と鳴くとかの説があるが、完全に認知された訳ではない。当面はどちらか分からないとの記述で記録を続けることになる。
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