大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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大型ツグミ増加! 2020.10.3

2020年10月03日 | Weblog
 鳥たちも日本の秋を楽しんでいるだろうか。今日も各所に鳥たちが多い。陽ざしの中を歩くと汗もかくが、木陰で休むと風が心地よい。風は間違いなく秋だ。

 一般のニュースの中で報道されていたので、興味のない方もご存知だろう。ホンダが2021年を最後にF1から撤退する。
 ・・・悲しいとしか言いようがない。撤退の理由にカーボンニュートラルを挙げているが、私はコロナの影響が大きいと思っている。

 F1は余りにもお金がかかり過ぎる。わずか2台の車を走らせるために、日本とイギリスに研究所や工場を設置し、数百人が関わり、毎年数百億円の経費が掛かる。たった2台を走らせるためにだ。

 言いたいことは山ほどあるが、このままではF1は衰退する。メルセデスもルノーも撤退が見えてくる。きっとフォミュラーEの時代になる。

 かつて日本では、ヤマハ、トヨタ、いすず、スバルなどもエンジン開発し関わった。海外でもポルシェ、フォード、BMW、ルノーなどなど多くの自動車メーカが。

 私の提案は、シンプルに戻ろうだ。3000ccのNAエンジン。多くの企業が負担少なく参加しやすいように。
 いつも競馬を思う。かつて農耕や運搬などなどに使われてきたが、すべてエンジンにとって代わった。でも馬は、競馬として純粋に早く走る事のみに残っている。

 F1は環境など考える必要はない。一般の車はそうあるべきだが、F1は単純明快に、ただ早く走るマシンでいい。シンプルがいい。それを人類が限界をコントロールする。そんな競技としてしか生き残れない。

 夢はスズカで、ホンダミュージックと呼ばれたNAの超高回転マシンが、音を奏でながら130Rを超速度で駆け抜けるのを五感で感じること。

● ノビタキ 1羽 梅林で観察撮影された。低い所にいて柵のロープにとまったりする。最初に見付けたU君もうれしそう。彼のブログ 「U君の観察ノート(大阪城公園の野鳥観察)」に写真がある。
● キビタキ 23羽 ♂5♀型18 相変わらず各所に多い。♀型の場合、たくさん居たと数も教えてもらえない。相変わらず各所に多い。
● エゾビタキ 14羽 水上バス乗り場、みどりのリズム、梅林南側上桜広場、豊国神社裏、飛騨の森、その他。各所に多い。
● マミチャジナイ 4羽 市民の森、飛騨の森、元ヘリポート。本種もよく見られている。
● ヤブサメ 1羽 音楽堂西側上。
● コサメビタキ 3羽 沖縄復帰の森、梅林南側上桜広場
● サンショウクイ 2羽 市民の森、飛騨の森
● クロツグミ 3羽 元ヘリポート、梅林
● オオルリ ♂♂若♀7羽 飛騨の森、梅林南側上桜広場、豊国神社裏ほか
● サメビタキ 1羽 豊国神社裏
● アオサギ 5羽 北外堀、第二寝屋川
● コムクドリ 1羽 ♀本丸日本庭園
● モズ 2羽 天守閣東側配水池、西の丸庭園
● イソヒヨドリ 2羽 ♀大手前
● メボソムシクイまたはオオムシクイ 3羽 もみじ園、梅林
● ツバメ 1羽 城南地区
● カワセミ 1羽 南外堀
● ヤマガラ 10羽 沖縄復帰の森、西外堀、飛騨の森、ピースおおさか、教育塔裏ほか
● ヒドリガモ 25羽 西外堀
● マガモ 2羽 南外堀
● カルガモ 5羽 人工川、西外堀

●●本日の観察種。
 サンショウクイ、クロツグミ、オオルリ、アオサギ、サメビタキ、キビタキ、エゾビタキ、メジロ、マミチャジナイ、ヤブサメ、コサメビタキ、コムクドリ、モズ、イソヒヨドリ、メボソムシクイまたはオオムシクイ、ツバメ、カワセミ、ヤマガラ、ノビタキ、ヒドリガモ、マガモ、コガモ、カルガモ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

■■ノビタキ(2004.10.17 ヘリポート)
 十年ほど前の事、西の丸庭園で双眼鏡に捕らえたと同時に飛び立った鳥があった。一瞬赤褐色が見えたように思った。しかし場所や飛び方などから該当する鳥が思い浮かばず見間違いだとやり過ごした。
 後ほど鳥友の電話でその場所にノビタキが出たと聞いた。自分の目を信じておけばと後悔で眠れぬ夜を過ごした。
 ノビタキは大阪城公園では珍しい種で、大阪城公園の野鳥全種撮影を目指している者として、喉から手が出るほど撮りたい写真だったからだ。
 その数年後、2番やぐら跡の石段に座って鳥を待っていたことがあった。午前中数時間も待ったが収穫も無くあきらめて帰宅した。
 ところが、午後から私の座っていたその場所にノビタキが出た。数人のカメラマンが嬉々として撮影していたそうだ。後日写真を見せられた時は悔しさが隠せないほどの衝撃を受けた。
 それから数年後、部屋でくつろいでいると空堀にノビタキが出たと電話をもらった。それとばかりにミニバイクにカメラ器材一式乗せて駆けつけた。この機会を逃せば一生無理かもしれない。今回こそはと興奮状態だった。
 現場に着くが、なぜか視界がはっきりしない。顔に手をやると眼鏡を忘れている。バイクには眼鏡をして乗っていたはずだが、どうしたのか1分前の事が思い出せない。
 そのうえ気付くと双眼鏡までも忘れている。パニック状態だ。竿を持たずに釣りに出かけたようなものだった。
 そして今日の出来事だ。修道館裏を歩いていると、H氏が空堀にノビタキがいると知らせに来てくれた。急いで駆けつけると頭の黒い部分が残っている個体が飛び出た草の上に。
 喜び勇んでカメラを持ってきて堀をのぞくと影も無い。辺りを探しても見当たらない。又かと落胆するが、半分はあきれてしまう。これほどノビタキに縁が無いとは。
 諦めて車に戻り、カメラをトランクに入れて再びいつものコースを歩き始める。
 たしか前日にヘリポートでも見たと聞いていたが、などと思いながら進んで行くと。いた!ノビタキがいた!。再びあわててカメラを取りに戻る。今回もまたダメなのではと不安で胸が一杯。
 そしてついにやった。成功だ。いてくれたのだ。しかも2羽も。テレコンを使わずに撮影できたのは始めてだ。
 このノビタキ撮影に何年かかったのだろう。3度目じゃなくて、5度目の正直。素直にうれしいと心から感じる。今日は一日上機嫌。この年になっても素直にうれしいのだ。 
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