大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

キビタキ順調に育つ 2022.6.16

2022年06月16日 | Weblog
 曇天の空模様、湿度が高くて蒸し暑い。一通り回ると汗をかく。嫌いな夏が近づいてきた。暑いし鳥がいない。

 キビタキは順調に成長している、今日もみどりのリズム。高い枝葉の中で見にくい。
 最近の変わった行動は、♂親がみどりのリズムを離れて、音楽堂西側でさえずり続ける事。西方向におよそ350メートル離れた場所だが、その行動の意味が分からない。

 セッカのように一夫多妻なら、複数の♀を掛け持ちで行き来するかも知れないが、キビタキは一夫一妻なのでどう理解すればいいか。
 残った♀親1羽で4羽のヒナへ給餌は大変だ。最悪の結果にならなければいいが。もちろん♂も戻ってきてヒナに給餌もする。

 前回の記録からみると来月初めまで滞在して大阪城公園を後にするだろう。このまま順調に成長してほしい。

・アオバト 1羽 もみじ園
・キビタキ 6羽 もみじ園
・シジュウカラ 5羽 本丸ほか
・スズメ 飛騨の森で尾羽の左側の外側の1枚が白い。飛ぶと気になる。エンベリザみたい。
・ハシボソガラス 2羽 青屋門
・アオサギ 1羽 第二寝屋川
・カワウ 2羽 第二寝屋川
・その他 キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ

 先日キビタキ観察の時、大阪の十三(じゅうそう)で店を経営されている方と立ち話をする機会があった。私は18~30歳まで十三に勤め先があった。
 その街で青春を過ごした。先輩たちに連れ回された。十三の街で酒を知り、アルサロを知り、ねーちゃんを知り、たばこを知り、マージャンを知り、ボーリングを知り、ほぼ全ての原型がある街。

 ただ懐かしく、一気に昔を思い出した。もう40~50年も前の事だ。藤田まことの歌 ♪「十三の娘ちゃん 涙をお拭きよ化粧くずれが 気にかかる」♪ など口ずさむことができる。

  キャバレーを経営していた富岡徳太郎氏がフランス皇帝ナポレオンの帽子を落札して展示する店もマスコミで話題になった。
 料亭では、三味線や太鼓などの囃子とともに、着物姿の芸子さんが一斉に逆立ちをする 「シャチホコ」 が有名だった。

 着物姿なので逆立ちすればどうなるか、三味線も一層はやし立て宴会の客が息を飲んで見守る中、さっと着物の裾を両足に挟んで見事な逆立、三味線の音もにぎやかに、客たちは拍手とともにやんややんやの大騒ぎ。
 こんな酒飲みになった原点は十三育ち。

 野鳥ブログなので、鳥がらみの話題にもふれておくと、ナポレオンの帽子と言えばヨシガモを思い浮かべるだろう。ヨシガモ♂の頭部から後頸に伸びる羽をナポレオンの帽子とするのは野鳥観察の定番。

 ところがこの二角帽子を、ナポレオンは横にして尖った方を両耳の方にして被っている。富岡徳太郎氏もそのように被っていた。しかし、ヨシガモのように縦に被るのが正しいようだ。

 よく通る道の花壇に真っ直ぐ伸びた茎に大きな赤い花が咲いているのをよく目にしていた。丁度花壇の角のところで、周りには低い草花しかない。その花は非常に目立って、何だろうといつも思いながら通り過ぎていた。真っ赤で大きく派手な印象から南の方の花かななどと思っていた。

 今朝、たまたまTVで紹介していた。「タチアオイ」と言う花だそうだ。そして下から順に花が開き、一番上が咲いたら梅雨が明けるとのいわれを紹介していた。

 そうか。「タチアオイ」と言う花かと。でも私が気付いた時は一番上まで咲いていたように思う。梅雨入りしたばかりなのに。

■■アオサギ(2007.10.30 北外堀)
 アオサギの飛翔。デジタルカメラだからこその写真だろう。これまでの銀塩ならフィルム代、現像代、プリント代と費用がかなりかかる。
 その上感度はISO100で、動体撮影は歩留まりが大変低くなる。ますます費用がかかることになる。
 私の場合、持ち歩いているデジカメでは、感度はISO1600に設定して撮影している。プリント時にトリミングもできる。
 多少シャープネスもかけて記録には十分な写真ができる。この特性を生かして、識別に使える写真を撮っておきたい。言葉で説明するより写真の方が一目瞭然だ。百聞は一見にしかずだ。
 例えば、サギの仲間は飛ぶ時は首をたたんだ様に縮めて飛ぶと説明にあるが、この写真は一目でそれがよく分かる。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする