大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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青空も見える。ハクセキレイの親子の事 2020.7.20

2020年07月20日 | Weblog
 よし明日は晴れる。前夜から登城のつもり。快晴ではなかったが雨は大丈夫の様子。

 相変わらず鳥は少ない。市民の森の石の水場を前にベンチに座って休む。メジロ、ムクドリがやって来て水浴や飲水。
 シジュウカラ、スズメも次々と。よくやってきたのはメジロだった。それらを眺めながらお茶を飲む。

 林の中のひょうひょうYさんに気付く。ひょうひょうと歩いて向かってくる。久しぶりだ。人工川でチョウやトンボを楽しんでいたという。
 ベンチに並んで座って、あれやこれやよもやま話。彼は私より7歳ほど上の長老。 人工川では今日もハクセキレイの親子が来ていたと。♂♀と幼鳥2羽。彼の観察によると、幼鳥の1羽は、親がくるとすぐに駆け寄って餌をねだる。
 しかし、もう一方の幼鳥はそんなことはせず、地面に向かって餌をついばんでいる。

 確かに人の兄弟でも性格は違う。甘えん坊もいれば自立心の強い子もいる。鳥を見て鳥を見ているだけではない。面白い。

・メジロ 12羽 市民の森石の水場
・シジュウカラ 4羽 市民の森石の水場
・アオサギ 1羽 第二寝屋川
・ツバメ 1羽 第二寝屋川
・ハクセキレイ 4羽 城南地区人工川

 鳥の少ないこの時期に、気になっていたカメラのメンテナンスすることに。キャノンのサービスセンターは中之島に移っている。私の知っているかぎり4回目の移動。
 コロナの影響か予約が必要で時間は12時。久しぶりに梅田へ出かける。じゃあ一杯飲もうと頭が反応。ただし堂島方面で朝飲み店は知らない。

 とりあえずネットで検索。大阪生まれの大阪育ち、多少の土地勘はある。梅田第3ビルで発見。
 朝から数人が飲んでいた。私もその中に入って焼酎湯割り。最初のあては 「茗荷の酢味噌和え」 いける。旨い。茗荷の味は、いきがっているガキでは分からない。年齢を重ねた者のみに許された味。
 時間を計算し、3杯飲んでキャノンへ向かう。

 まず自重でズームが伸びる。撮影には問題はないが、締め付けが緩んでいるのを強くするだけだろう程度に思っていた。ところが縷々説明があり結局数万円の料金。
 酒代の事を思えばいいんだけれど、数千円の調整費くらいに思っていたのでちょっと高い。かと言って断ることもなく依頼。
 合わせてピント調整も。これもカメラ側だけでなくレンズ云々。・・・んー。仕方ない。お願いしますと預けてきた。

 私は機械が好きでカメラや自動車には詳しい方。受付担当者に技術的な説明を求めることができる。ところが今は、カメラも自動車も機械でなく電気製品。これが苦手。
 歯車やバネの動きなら理解できるがコンピューターのように見えないものはだめ。

 シャッターはどれくらい?と聞かれる。7DⅡは20万回の設計になっているという。分からないが5万回くらいだと答えると、調べてみると、カメラを持って中に入る。
 そんなこと分かるんだ。やはりパソコンカメラにはついていけない。 やがて出てきて7万6千回ですと。・・・まだまだ半分にもいっていないじあないか。

 コロナの影響か、返却日は早くて8月上旬と。頭の中では 「数日で数千円程度」 と思っていたのが 「半月以上で4万円以上」 参った。
 仕方がない。まあいいか。カメラで何度も胸を躍らせた事もあった。

 帰り道、堂島地下街を歩きながら、どこかでもう少し飲んで帰ろうと左右に目をやりながらゆっくり歩いていると、青森・岩手二県アンテナショップ 「青森・岩手えぇもんショップ」 

 店に入って、ねーちゃんに、地元で有名な酒のあてになるものを二つ三つと頼む。しばらくして彼女が選んだものが
 「鰊の切れ込み」
 「ねぶた漬け」
 「ホヤの塩から」
 3番目のホヤは癖がありますが・・・と。大丈夫。生を料理して食べた事もあるからと購入。

 会計の時お姉さんに、東北出身かと聞くと、青森ですと言う。大阪弁やなーという私に、大阪は結構長いのでと答えた。 酔うとねーちゃんに声を掛ける癖がある。

 帰宅して早速空けてみる。どれも特別感はなくやや塩味の効いたものだった。酒のあてにと言ったので、そういうものを選んだのだろう。

 修理が終わるまで予備機もなく、当分カメラなし。まさかと思うがこんな時 珍鳥が出たと連絡があれば・・・。辛いなーと、酔った頭で。高倍率コンデジでも1台持っておこうかな。

 昆陽池のゆきちゃんからメールがあった。 おー! キビタキが繁殖したという。すばらしい。おめでとう♪
 不思議だが大阪城公園と昆陽池は似ている。同じ事が起こる。これまで何度もそんな事があって、ゆきちゃんと連絡しながら驚いたことがあった。当然キビタキの繁殖も想像の中にあった。 しかし、現実になると本当にうれしい。
 詳細はゆきちゃんのブログをどうぞ。
 「二人の記念日」 https://love.ap.teacup.com/snowbunting/3891.html

 三浦春馬という俳優が亡くなったとのニュースで話題になっている。私の年齢の年寄りは、彼がどれだけの俳優であったかよく知らない。ただし娘や孫の驚きや反応から、超大物のすばらしい俳優だとは理解できる。

 30歳の若さで覚悟を決める思いとは何だろう。 実は若い頃友人たちを亡くしている。大酒飲み友達たち、酔ってホームから転落死。帰宅して吐しゃ物を喉に詰まらせて窒息死。1千万円もの退職金も放棄して行方不明になった奴。みんな酒友だ。

 私もかつて仕事で追い込まれ悩んだ事は何度もあった。どれだけ辛かったか・・・。でも振り返ると自死を選ぼうとは思わなかった。悔しかったり、恥ずかしかったり、情けなかったり、地獄の底をはいずって過ごした時期もあった。
 私の場合は、酒が救ってくれた。辛い日々はただ酒を飲んだ。人はみんなそうなんだ。生きることは辛いんだ。

 こんな辛い世の中の舞台に投げ出されるのが悲しくて、人は泣きながら生まれる。人以外の生物で泣きながら生まれるものはない。
 辛いのは当然。いい事もある。誤魔化してもいい。適当でもいい。生きていたら夢に出会うこともある。

■■アオバト(1994.12.23 音楽堂西側上)
 以前、岡山県の氷ノ山で遠くから響いてくるような哀感のある声を聞いたのが初めて。その後、梅林南側上桜広場で玲子さんと耳にしたとき、あの悲しそうな「アーオーアーオーアオアオ」の声は聞き間違えようがなく、瞬時にアオバトと二人で顔を見合わせたが、それきりで探すすべもなく、残念な記録として残っているだけだった。
 そして今回、「アオバトが出ている」と玲子さんからの無線の声に、飛騨の森から急いで音楽堂西側上まで駆け戻った。
 その日は一日中座りこむ予定で、厚着をしていたため体中から汗が吹き出す。急いでカメラをセットするが、いつもこの時が一番気の急くとき。心の中で今しばらく居てくれと祈りながら用意を進める。
時々眼線をちらちら送り、とまっている事を確認しながらセットする。
 準備ができるととりあえず数枚シャッターを切る。しかし急いで駆け付けたことと、興奮でメガネが曇りよく見えない。心臓の鼓動が分かる。
コメント (2)
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