大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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8/12 センダイムシクイ。静かに秋の渡りが・・・

2017年08月12日 | Weblog
 暦の上ではもう秋。
 TVのニュースで帰省客で道路や鉄道の混雑を報道している。

 知人たちも、次々と大阪を後にした。
 私は、大阪生まれの大阪育ち。仕事の転勤先もすべて大阪だった。住居も大阪から出たことがない。

 見事に大阪だけの人生。
 子供のころは友達から、夏休みに親の実家に帰って遊んだ話を聞かされると、田舎のない私は寂しかった。

 昨夜、久しぶりに大将から連絡があった。
 コサメビタキ1羽
 センダイムシクイ5羽
 カワセミ・オオタカ・エナガ・ホシゴイ等。

 この夏は、時々コサメビタキやセンダイムシクイが見られていたが、秋の渡りが始まったようだ。

 今朝は、ちょと期待して大阪城公園に向かった。
 みどりのリズムで樹間に動く影。

 最近は動くものを見つけるとセミ。セミばっかり。
 でも今朝はエナガ。
 動き回って数を確認するのが大変。しばらく頑張っていると、センダイムシクイを見つける。

 エナガ5羽
 センダイムシクイ1羽。

 少しずつ秋の渡りが進行している。

 他にカルガモが、第二寝屋川、南外堀、北外堀で計6羽。
 コサギが水上バス乗り場に1羽。
 ツバメ、カワウ、シジュウカラ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

 ひでキングからメール。東外堀にカワセミ1羽観察とのこと。


 前回に続いて思い出の鳥。観察記録より。

■ カラアカハラ 2009.4.29 西の丸庭園

 26日の日曜日、大阪城公園から帰宅後データーの整理をしているとKさんよりメール。「市民の森にカラアカハラ」
 心の中で思わず 「えっー!」 あの夢のカラアカハラが出ているとは。その瞬間、心ここにあらず。

 強風で肌寒く小雨がぱらぱら。カメラを肩にかけて傘をさして市民の森へと速足で急ぐ。
 到着するとバーダーや鳥カメラマンが市民の森を右往左往して探している。かなり探したが、結局この日は出合いなし。

 3日後の29日昭和の日。大阪城公園から帰宅し、その結果をブログに記入していると、ひでキングからメール。「Tさんからの電話でカラアカハラが西の丸庭園から飛騨の森へ飛んだ」 との事。

 行くか迷う。実は昨夜東京から出張中のHさんと痛飲。二日酔い気味で疲れていた。それに日曜日のようにまた骨折り損のくたびれ儲けになって疲れが倍増・・・と。
 しかしそれではいけないと心に鞭打って出かける。

 飛騨の森は皆が探しているだろう。環境から考えると、いればすぐに分かるはずと判断して、最初に見られた西の丸庭園へ入る。後で飛騨の森へ向かう予定だ。

 入ったところで夫婦の鳥カメラマンとすれ違う。「いませんかー?」 とすれ違いに声をかけて。

 焔硝蔵の裏へ向かうと奥の元水場辺りから飛び出す鳥が目に入る。大型ツグミの印象だ。
 急いで飛んだ先に向かう。トイレの裏の地上に大型ツグミ発見。双眼鏡をのぞくと、「居たぁー! カラアカハラだ」 心臓はドキドキバクバク。頼む!今少し飛ばないで!祈る。

 カメラを向けて1~2枚シャッターを。わずか15秒ほどの出合い。豆粒ほどの撮影。でも記録には十分。出てきてよかった。感謝、感激。当分眠れないだろう
コメント
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