大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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9/27 秋の渡り、今朝はぼちぼち。

2016年09月27日 | Weblog
 今朝は 「ぼちぼち」 と書いたが、全然見られない訳ではない。10月のピークに向かって、波はあるがそれなりに夏鳥たち。

 出会った知り合いから、昨日はオオルリが多くて、特に成鳥♂が多く一日でこれほど多く見たのは初めてかも・・・と話しておられた。
 しかしその割に今朝は、オオルリとの出会いが少なく、豊国神社東、西の丸庭園、飛騨の森で♂2・♀1の計3羽。

 昨日だったら 「オオルリ乱舞」 とか 「オオルリ爆発」 とか書けたのだろうか。ふと昨日は何していたのか思い出そうとすると・・・・。

 よく昨日の晩ごはんは何だったか? 思い出せないようでは痴呆の恐れ。私の場合はご飯より、もっとひどく、何をしていたかさえ思い出せない。アルコール性の痴呆か。

 朝起きた時から順に指を繰って思い出そうとする。あっ!そうだっ。焼酎の湯割りに入れる果汁シークワーサーが売り切れて困っていた。入荷したかと店に電話して取りに行った。車で行くので10時オープンまで飲まずに我慢していたことを思い出した。やっぱり酒がらみ(汗)

 キビタキは、修道館裏、天守閣東側配水池、飛騨の森で♂1・♀型4の計5羽。

 ヤブサメは、修道館裏で1羽。
 
 元博物館の改修工事が始まっている。そのため周辺は立ち入り禁止。
 南側や南東角の空堀に突き出た枝は、コサメビタキやエゾビタキのお気に入りで、撮影するとバックの抜けが最高。
 誰が撮ってもいい作品がができる場所だったのに1年ほど入れない。残念。

 その工事の塀に沿って天守閣東側配水池に向かうと南から1羽の鳥。一目でトケン。
 トケンの飛翔姿はタカに似ると説明にあるが、タカよりずっと翼が前に詰まっているから一瞬で間違うことはない。

 目で追うと天守閣東側配水池の南面の木にとまった。若いツツドリだ。その前に修道館裏でツツドリが見られていると聞いていた。その方向からなので、同じ個体が移動してきたのかも知れない。別のツツドリかも分からない。

 このへんはあくまでも推定。写真撮影し比較しても本当のところは分からない。
 分からないから惹かれる部分もある。鳥の世界は学術的な研究と趣味の世界の境が混然としている。

 研究者からは、「何を勘違いしてんねん!アホ」 くらいだろうが私はそうは思わない。素人が癌の研究をしようとしても数千億もする機器や場所、スタッフなどなど無理なのは当然。
 しかし鳥の研究なら、双眼鏡とメモと熱意で十分。

 近年はバードウオッチングといえば撮影。もちろん撮影もいい。でも何かテーマを持って撮影するとか、やり方はいくらでもある。
 私は鳥が好きだから、だけで人生を終わらせたくないと思って数十年鳥を追いかけてきた。

 西の丸庭園に入って奥の右、樹間に動いた鳥。双眼鏡で見ると、枝葉の間に胸や腹の正面が見える。
 ドキッ!これは!・・・。私が大阪城公園で会いたいと熱望する種のひとつ。マミジロキビタキ!ではないか・・。

 キビタキのように橙色の入った黄色ではない。あくまでもすっきりと 「レモンイエロー」 やったー。ついにやったー。頭に一気に血がのぼる。
 ともかく撮影をとファインダーをのぞく。えっ!こいつキセキレイやんけ!

 人生、そうはうまくいい事ばかりじゃあない。
 ・・・・ぶつぶつ。煙硝蔵へ向かう。案内の女性がいつもの明るい声であいさつの声をかけてくる。笑顔になれず会釈を返しながらその裏の道へ。

 あれが、マミジロキビタキだったら。今頃は、、などと引きずっている。

 コサメビタキは、梅林南側上桜広場、西の丸庭園、飛騨の森で計4羽。

 西の丸庭園でモズの大きな声。秋を思う。

 カモは。
 カルガモが、東外堀・人工川・西外堀で計11羽。
 ヒドリガモが、北外堀に7羽。

 今日はブログを書きながらBGMは 「小田和正」 
 ♪言葉にできない♪ 
 ♪たしかなこと♪
 ♪ラブ・ストーリーは突然に♪
 私と同じ年代、魅力的で澄んだ声は変わらない。今も活動を続けられておられる。私も死ぬ直前まで現役で活動したいと憧れる。

◎今日の素晴らし鳥たち。
 カワラヒワ、カルガモ、カワウ、コゲラ、アオサギ、キビタキ、ヤブサメ、メジロ、シジュウカラ、オオルリ、コサメビタキ、ツツドリ、キセキレイ、ハクセキレイ、モズ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
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