杉の森酒造の濁り酒。
原酒(未加水)なのでアルコール度数19度。
生酒(酵母が生きている)なので、
12℃以上では醗酵が進んでしまう。
発泡性。
開栓時は中身が吹き出ないよう注意。
一句。
猫おらず濁る霙の奈良井宿
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今日はよく晴れたが、さすがに夕刻は寒い。 |
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なお、全く関係ないことであるが、この腕時計はスウォッチの SAG101 "Grin" である。「意外な展開」にも写っている。 |
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おかか先生もご健勝。 |
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おむよ、暫く会えないが、元気でいておくれ。 |
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お前ならきっと大丈夫。 |
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15時04分。 おむ不在の一週間、おかか先生にトラブルがなくて何よりだ。 |
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15時11分。 向こう岸にはサビ猫。おそらく男爵Aであろう。 |
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15時14分。 おむが現れる。リリースされてから25時間後である。 |
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15時16分。 さっそく「社長のイス」に乗る。 |
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同じく15時16分。 広大なテリトリーに返り咲いた王者の風格。 |
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15時21分。 水を飲む。これが、彼の好みの水飲みスタイルなのだろう。 拙宅で保護されていた間、水を水だけとして飲むことは、決してしなかった。療養食(ドライフード)を水に浮かべて与えれば、結局は容器を空にしてしまうのだが。 |
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15時24分。 |
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16時30分。 ボランティアさんによる給餌。 この日私は90分ほどおむを観察したが、排尿行動は見られなかった。その限りでは、「私の前で排泄しない、以前のおむさん」に戻ったわけだ。 |
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おむが使った食器と、使わなかった食器。 「散歩のついでに猫に餌をやる」のを趣味としている人は、とても多い。この日は日曜だったので、特に目に付いた。ニボシなどを与えている人もいる。いわゆる「無責任な餌やり」ではあるが、それによって救われている猫が多いことも事実であろう。 私に言わせれば、「地域猫」という概念は、概念 (Begriff) ではなくて理念 (Idee) である。理念に過ぎない、とまでは言いたくないが……。 療養食のみの給餌を恒久的に継続することが不可能であれば、おむは近い将来また結石でやられるだろう。それが、おむの主治医の見解である。が、室内に閉じ込めたら、おむはストレスで参ってしまうだろう。これは私の実感である。 |
※「おむ耕作」のシリーズは、「スペシャルメニュー」よりまとめてご覧になれます。 |
投稿時バージョン→ | ![]() |
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「どうだ、帰って来たお祝いに、アレをやらんか?」 |
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「え、アレって、まさか……」 |
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「そうだ。エスキモー・キッスだ」 |
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「ええっ」 |
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「恥ずかしいなあ」 「何が恥ずかしい? 我々猫にとっては一般的な、親愛の情の表現ではないか。それに、読者もきっと期待しているぞ」 |
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「じゃあ、せめて、イスの陰でお願いします」 「やれやれ」 |
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「いいですか、いきますよ」 「早くせんか」 |
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「どうも照れるなあ」 「さっさとしろっ!」 |
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「ん~」 「ん~」 |
んちゅっ
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「……」 「……」 |
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「病気療養も退屈だなあ」 |
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「でも、まあ、毎日けっこう楽しいこともあるよ」 |
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「だけど、夜になると、おかか先生のことが、とっても気になるんだ」 |
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「またテレパシーで呼びかけてみようかな? ……いや、ここはひとつ、肉声で!」
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「おーい! おかか先生ーっ!」 |
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「……なーんてね。ふふっ。遠く離れてるんだもの、聞こえるわけないよね」 |
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その頃おかか先生は…… 「いやいや、ちゃんと聞こえてるよ」 |
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「お前の声は、いつでもどこでも、私にはちゃんと聞こえるのさ」 |