史上最大の作戦

 

	読者諸兄姉はこの猫をご記憶だろうか。 ……いや、尻尾だけでは判らないか。
	後ろ姿だけでも判らないだろうが、このエンントリに既に登場している。実はサクラの子である。名前は、まだ無い。
	この猫に不妊手術を受けさせるため、捕獲器が用意された。
	他の猫が捕獲器に入らないよう、あらかじめたっぷり餌が与えられたのだが……
	サクラが入ろうとする。
	サクラが出たら、こんどはゴンちゃんが入ろうとする。
	なにしろ、捕獲器の中には特別のごちそうが入っているのだから、猫たちにとってはたまらない。今度はキャットが来た。
	次に来たのはボスである。この名を紹介するのは初めてだが、名無しの猫としてこれも既に登場している。この場所のボスはタクローなのだが、このボスは他所で「ボス」と呼ばれていたので、そのままボスと呼ばれている（ややこしい）。
	噂をすれば、ボスという名ではないがボスであるタクローも来た。
	サクラの子のからすねこまで来た。
	しかし、肝心のターゲットは、警戒心が強く、自動車の下から出て来ない……。
	結局、この日の捕獲は失敗に終わった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法の石

 

	これは魔法の石なんだよ。
	なんでも願いをかなえてくれるのさ。
	「魔法の石よ、おいらの願い、かなえておくれ……」
	「おい、やめろ！　そんなの迷信だぞ！」 あっ、兄ちゃんが来た。
	「いつも母ちゃんが言ってるだろ。俺たち野良猫は、自分自身の力で生きていかなくちゃならないんだ。迷信なんか信じるな！」 兄ちゃんに、怒られた……。
	「母ちゃんに言いつけるぞ」 そう言って、兄ちゃんは母ちゃんを呼んだ。
	まもなく母ちゃんがやってきた。……母ちゃんは、おいらを叱ったりしなかったよ。
	迷信なんかじゃないさ。だって、おいらの願いは、「今すぐ母ちゃんに会いたい」だったんだもの。
	母親は、サクラちゃんです。サクラちゃんの最も新しい子等は、キジトラ２匹（上に登場）とからすねこ２匹（内１匹は上に登場）、計４匹なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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バットマンの孤独

 

	正義の味方バットマン。孤高の戦士である。
	「なあバットガール、済まないが、私を一人にしてくれ」
	「……ええ。いいわよ」 「ありがとう」
	バットマンの気持を察したバットガールは、ロビンのもとへ赴いた。
	「どうしたんだい、バットガール？」 「あのね、バットマンは、一人になりたいんだって」
	「そうか。わかるような気がするよ」 「ええ。闘いの後って、孤独になりたいものよ」
	こうして一人きりになったバットマンは……
	「ふふふ。お菓子を一人占めだ」
出演 バットマン ―― 黒金 バットガール ―― サクラ ロビン ―― ゴンちゃん	※バットマンのシリーズ、スペシャルメニューに追加

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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