明け方には、何かの血が騒ぐのか……。
だが、ちょっと部屋の外に出ただけで、おむさんは満足したらしい。
急におとなしくなってしまった。
再び布団にもぐった私の、ちょうど腰の上にどーんと陣取って、おむさんは静かに思索に耽っている。
これでは私が起きられん。
(体をひねってケータイで撮影)
だが、ちょっと部屋の外に出ただけで、おむさんは満足したらしい。
急におとなしくなってしまった。
再び布団にもぐった私の、ちょうど腰の上にどーんと陣取って、おむさんは静かに思索に耽っている。
これでは私が起きられん。
(体をひねってケータイで撮影)
「アオリ止」は、立派にその任を果たした。
しかし、おむさんは、強靱な後肢を用いて、
「アオリ止」によって繋がれたままの状態の障子を
敷居から外し、部屋の外に出てしまった。
なんという知恵者……。
ちなみに、タイトルは、「開かん」にかけたダジャレである。
が、開いてしまうのであるから、それも虚しい……。