猫が踏んじゃった(後編)

2009年01月17日 14時41分00秒 | B地点 おかか

 

承前


「いや、円月殺法って、最近あまり聞かないから」

「な、何だと?」

「……オムイ、お前、歳はいくつだ?」

「どきっ」
「えっ、おい? 実は結構な歳なんじゃないのか?」

「……くっ」
「……くくっ」
「……くっくっく。追忍よ、地雷を踏んだな!」
「えッ!?」
ちゅどかーん

「ぐはあーーーッ!?」
ガクッ

年齢の話は、タブーだったらしい……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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非ユークリッド的な何か

2009年01月17日 13時52分00秒 | B地点 おかか

 

「ゆくぞ、追忍め」

「来い、オムイ!」
ダッ
ダダーッ

「む、むむッ?」
「オムイめ、逃げたのか?」
当然ながら追忍は、オムイの走り去った方向にのみ、注意を集中していた。
オムイはその裏をかいて、地球を一周し、反対側から現れた。

「ふははは!」

「うッ!?」
「ぐはーーーッ!」

不意を突かれた追忍は、ひとたまりもなく敗れた。
ガクッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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