押し倒せ

2009年01月05日 14時56分00秒 | B地点 おむ

 

「思いっきり押したら、倒れるかなあ」

  

……と言っているわけではない。
このブログでは比較的珍しい、おむさんの爪研ぎシーン。

 

この鼻と口元。ついアップで撮影してしまう。

  

お尻に(笑)夕日を浴びて、降りる。

 

何を思うのだろう。

 

リリース以来、私は毎日(12月の24~26日と元旦を除く)最低一時間
おむさんを観察しているが、私の前で排尿したのは一度だけである。
「私の前では排泄しない」のが彼の本来の姿なので、それでいいのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


悲恋(後編)

2009年01月05日 13時59分00秒 | B地点 おむ

 

承前


「あなた一人なら大丈夫かもしれない。でも、あたしはダメ。あなたの足手まといになるだけよ」

「そ、そんな……」

「こうしましょう。あたしは変身の術を使って、あなたの好きなリュックサックになるわ」
「そして、一生、そのままでいるわ。そうすれば、ずっとあなたと一緒にいられるもの」

「ええっ!?」
「さようなら、オムイ!」

「あっ、待って!」
くの一は、我と我が身を、リュックサックに変えてしまった。
オムイは、そっと、リュックに乗った。
リュックには、彼女の温もりが……。
ヒュウー(風の音)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

くの一はミスキャストだと言われ、
がっくりするおかか先生

投稿時バージョン→

 

 


悲恋(前編)

2009年01月05日 13時58分00秒 | B地点 おむ

 

抜け忍、オムイである。
次々と襲いかかる追忍と闘いながら、彼は今日もさすらいの旅を続けていた。
そんなオムイを倒すため、公儀が今回送り込んだ刺客は、美貌のくの一であった。
容姿だけでなく、心も美しい女性であった。
聡明な彼女は、オムイの深い苦悩を次第に理解していった。そして、オムイもまた、彼女を……。
追う者と、追われる者――。許される筈のない禁断の愛を、いつしか両者は育んでいった。
「俺と一緒に逃げてくれ!」

「ダ、ダメよ!」

「公儀の手からは、逃れられないわ」

「そ、そんなことはないさ」


つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投稿時バージョン→