○ 約5ヶ月の休筆期間をいただきましたが、今日からブログを再開致したいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
○ この間、私は世界優有数のボロ船で世界一周のクルーズに行ってきました。半世紀近い船齢の蒸気タービンエンジンの船ですので、故障もしばしばで、難行苦行の船旅でしたが、1月24日に横浜港を出港して、東回りで5月4日に帰ってきました。
○ 帰ってみると、桜の季節は終わり、隣の喫茶店ではナンジャモンジャの花が咲き、家の近くのアカシヤの花が満開で、鯉のぼりが泳ぐ初夏の季節でした。
○ この間の行程や感想などは、今後、このブログに綴って参りたいと思いますが、今年の初めに考えた「清貧の生活」とは程遠く、約4㎏も太った醜い姿で帰って来ました。ただ、日本の政治情勢や日々の生活の中で必然的につきあわされる情報社会とは隔絶 した生活でしたので、帰ってくると「浦島太郎」のような自分になっていることが解りました。
○ 私のメダカ庵や田畑は草が生い茂る廃屋のような状況でした。しかし、大切なメダカ君たちは元気でビオトープで泳いでいました。帰国の翌日の5月5日は私の73才の誕生日でしたが、夏野菜の植えつけや田植えの準備もいそがれましたので、今日までの2週間は農作業に没頭しました。
○ 100日あまりも家を離れると、日頃の生活のルールを忘れている事柄が多く、例えばパソコンの使い方も解らなくなっています。この2週間で徐々に従来の生活を取り戻しつつありますが、多くの方々にはまだ帰国のご連絡も出来ていない状況です。
○ これからは、波を眺めながら考えたことや訪れた国々の様子を思い出しながら生活して行くつもりですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
「ボロ船で 世界を巡り 帰り来ぬ」 道生
(左上の写真は黒海沿岸のウクライナ・オデッサ港)
フォトアルバムへのアップを楽しみにしております。