海抜0m/People In The Box 12.10.6

個人的な話ですが、今私生活で色々と経験したり考えたりで
これからの、これからというかちょっと先までの人生プランが少しだけ見えてきました
これからはそれに従いつつ行動していきたいと思ってるんですが
上手くいくかどうかは分かりません
唯一つ確実に思うのは「経験してみなきゃ分からない」
机上の空論は全く役に立たないという事は手応えとして感じてます
例えその一歩が失敗しても
「これは自分には出来ない」と分かれた事自体が変な話角度変えれば成功と取れなくもない
そうやってどんどん自分の可能性や行きたい場所を身体に滲ませるのが人生なのかも。








【第400回】　海抜0m/People In The Box







もう一度そこに行きたいだけ






落ちぶれる・・・って程成功した経験はないんですけど
かつて今よりも絶対に調子の良い時期が自分には確実にあって
「そこ」から見る景色と
「ここ」から見る景色は確実に見応えが違うし
満足なんて出来る訳がない
だって、もう「そこ」を知ってしまってるわけですから
どうにかして「そこ」までもう一度、這いつくばってでも辿り着きたい、その風景をもう一度見たい
波多野裕文は透き通った声質が際立ってますけど、だからこそこういうがむしゃらな歌を歌わせたらよりグッと来る
繊細な声で切実さを感じさせたらヤバいっていう一つの好例です。

太陽のある風景/曽我部恵一ランデヴーバンド 12.10.5

個人的に絵がきれい、だとかヒロインが可愛い、っていう理由「だけ」で物語を好きになった事は一度もなくて
そこに付随するテーマ性とか目的、こだわりが感じられないと正直感情移入が出来ない
極論を言えばその作家の人間性目当てで作品に触れてるのかもしれない、とか
今日ぼんやりと思いました
表面的な部分だけじゃ満足出来ないんですよね。
まあ要するに自分が感想を書いてる作品は自分なりに美意識を感じてる作品だけ、って事です
それが伝わってるか伝わってないかは別として、それを言いたいのが大きなモチベーションの一つ。

特に可愛い系の作品だとそこが無視される事が多い（ように見える）ので
ちょっと言いたい事は言っておいた方がいいかな、と。
言えないまま過ぎるよりかは。








【第399回】　太陽のある風景/曽我部恵一ランデヴーバンド







あまりにも純度の高いメロディを私は時々「零れ落ちたようなメロディ」とか表現するんですけど
この曲は正にそんな、意図的ではなく自然的にポロッと生まれたんじゃないか？とか
そんな風に思ってしまうくらいに
天然感が溢れ出ている
まったく無理をしていないありのままのメロディラインに聴く度に胸を打ち抜かれてしまう名曲です。
どうやったらここまで純度の高い、くさみのないメロディを作れるのかなあって思うけど
気が付けば曽我部さんの楽曲って本当にそういうものが多かったんだった。
そのキャリアの中でも特にナチュラルさを極めてる一曲だなと。

Ohh！Baby/DMBQ 12.10.4

半年くらい前、東京駅構内で20代後半だと思われるサラリーマンが堂々と寝てたんですけど
彼は一体どんな夢を観てたんだろう・・・と今でも時々思い出します
きっと毎日に疲れてたんだろうな、って考えると
何故か笑う気にはなれない
ライブ終わりの夜の出来事でした。

振り返れば、あの人は今どんな風に変わっているんだろう、と気になる人は幾つか居ます
もうそれを知る術なんて一つも持ってないのが殆どですけど
正直自分を誇れる気持ちがなければ
会っても自分が恥ずかしくなるだけなんだろうな、とも思ってしまいます。難儀。








【第398回】　Ohh！Baby/DMBQ







ベッドの中はもう　霧でいっぱい







精神的な苦悩や寂しさを歌う歌が大好きなんですが
一方で過程をすっ飛ばしすぎなくらいシンプルな歌も大好きです
上記の詞を読めば分かる通り実直に行為に関する歌なんですけど、
それを超ハイテンションで熱量たっぷりに歌いこなすそのパワーに痺れつつも
何の添加もない飾りのなさに潔いとすら思える
人間的に正しいと素直に感じられる一曲です。本能的なのって素晴らしい。

井戸掘り/Theピーズ 12.10.3

リハビリがてら、ちょっと単発でいいからアニメの感想書いてみようかなあ
ずっと書いてないと久々に書いた時感覚を思い出せなくなる気がする
取り敢えず適当に何本かUPする事を目指しますか。
UPされなかったらその時は察して下さい。

嫌いというのは好きになりやすいけど、
好きというのも嫌いになりやすいんですね
というのを実感してます。
色々と。








【第397回】　井戸掘り/Theピーズ







誰もいなくなったんだな







掘っても掘っても水は出てこない日照り続き
それを投げ出すのか投げ出さないのか、でも答えはいつだって「分からない」
曖昧な気持ちのまま失敗を繰り返して辿り着いた偏狭の地
気付けば側に誰もいなくなってたなんてザラだけど
結局はいつ出るか分からない水を求めて
ひたすらに掘り進むしかない
それはある意味究極的にしんどい作業な訳で・・・それに疲れた時は是非この曲を聴いて下さい。上記の詞が泣けるくらいに沁みる。

もういいって/Syrup16g 12.10.2

日常生活で「人として未熟だなあ・・・」とか思うと立ち上がれないくらい深刻なダメージを受けますね
なんかもう、見るもの全てに申し訳なくなる気持ち？いつまで経っても逃れられない。
一度逃れた、乗り越えられた！とか思ったらすぐに追いついてくるし
なんだか気が滅入ってしまった今日一日でした。
毎日しんどいなあ。

ふと思うんですけど「安息の地」って本当にどこにもないですよね。
どこに居ても落ち着かない、馴染めない息苦しさがつきまとう。
そんな日々を先人達は生き抜いてきたんですね。
尊敬せざるを得ない。








【第396回】　もういいって/Syrup16g







時間通りに起きて　やっているのは誰かの代わり






なんか全てに対してしんどくなってしまった時に自然とこの曲が浮かびました
傍から見れば何の意味も無いようなしがない人生
そんな暮らしに溺れている事も
それを負い目に思う事も
何もかもを含めて疲弊し切って、絶望の淵に立たされている。そんな心境の時に是非聴きたい一曲です。
タイトルが全てを表しているような気もしますが。そこも加味して（ある意味）美しいフォルムに仕上がってる楽曲。