君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

海抜0m/People In The Box 12.10.6

2012-11-21 21:56:52 | 今日の好きな歌







個人的な話ですが、今私生活で色々と経験したり考えたりで
これからの、これからというかちょっと先までの人生プランが少しだけ見えてきました
これからはそれに従いつつ行動していきたいと思ってるんですが
上手くいくかどうかは分かりません
唯一つ確実に思うのは「経験してみなきゃ分からない」
机上の空論は全く役に立たないという事は手応えとして感じてます
例えその一歩が失敗しても
「これは自分には出来ない」と分かれた事自体が変な話角度変えれば成功と取れなくもない
そうやってどんどん自分の可能性や行きたい場所を身体に滲ませるのが人生なのかも。








【第400回】 海抜0m/People In The Box







もう一度そこに行きたいだけ






落ちぶれる・・・って程成功した経験はないんですけど
かつて今よりも絶対に調子の良い時期が自分には確実にあって
「そこ」から見る景色と
「ここ」から見る景色は確実に見応えが違うし
満足なんて出来る訳がない
だって、もう「そこ」を知ってしまってるわけですから
どうにかして「そこ」までもう一度、這いつくばってでも辿り着きたい、その風景をもう一度見たい
波多野裕文は透き通った声質が際立ってますけど、だからこそこういうがむしゃらな歌を歌わせたらよりグッと来る
繊細な声で切実さを感じさせたらヤバいっていう一つの好例です。




太陽のある風景/曽我部恵一ランデヴーバンド 12.10.5

2012-11-21 04:27:22 | 今日の好きな歌







個人的に絵がきれい、だとかヒロインが可愛い、っていう理由「だけ」で物語を好きになった事は一度もなくて
そこに付随するテーマ性とか目的、こだわりが感じられないと正直感情移入が出来ない
極論を言えばその作家の人間性目当てで作品に触れてるのかもしれない、とか
今日ぼんやりと思いました
表面的な部分だけじゃ満足出来ないんですよね。
まあ要するに自分が感想を書いてる作品は自分なりに美意識を感じてる作品だけ、って事です
それが伝わってるか伝わってないかは別として、それを言いたいのが大きなモチベーションの一つ。

特に可愛い系の作品だとそこが無視される事が多い(ように見える)ので
ちょっと言いたい事は言っておいた方がいいかな、と。
言えないまま過ぎるよりかは。








【第399回】 太陽のある風景/曽我部恵一ランデヴーバンド







あまりにも純度の高いメロディを私は時々「零れ落ちたようなメロディ」とか表現するんですけど
この曲は正にそんな、意図的ではなく自然的にポロッと生まれたんじゃないか?とか
そんな風に思ってしまうくらいに
天然感が溢れ出ている
まったく無理をしていないありのままのメロディラインに聴く度に胸を打ち抜かれてしまう名曲です。
どうやったらここまで純度の高い、くさみのないメロディを作れるのかなあって思うけど
気が付けば曽我部さんの楽曲って本当にそういうものが多かったんだった。
そのキャリアの中でも特にナチュラルさを極めてる一曲だなと。