君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

僕らの悲鳴/THE NOVEMBERS 11.11.27

2011-11-29 00:43:05 | 今日の好きな歌





精神的に脆弱になってきたのを感じる今日この頃。




不注意で誰かに迷惑掛けて、
それで気にしない振りをよくする方なんですけど
後でまた会話する機会があると、
そんなに気にしなくても良かったのに、と言われるっていう。
それに対して
「何で分かったの!?」とか
「あんたエスパーか」って思ったんですけど
まあ態度とかに出ちゃってたんでしょうね。分かりやすい人間なのかもしれない。
そんな時に間抜けだなあ、と思うのと同時に
何故か
気分がスッとするのは何故なんでしょうね?何だかんだで察して欲しいのかもしれないですね。





【第86回】 僕らの悲鳴/THE NOVEMBERS




「僕らの海に 
 溺れるだけの水かさが無くて
 溶けきらない」

この間のツーマンライブの時に聴いた一曲。
久々で生で聴いて
やっぱ格好良いな~、って再確認してそれからちょこちょこヘビロテしてます。
絶望すればいいのか
希望を抱けばいいのか
それすらも不確かで
生かされることも、殺される事もないままに
中途半端な生活や行動に終始するしか術のない自分。
浮上も無理ならば
溺死すらも不可能、っていう
そんなある意味一番哀しいような状況を歌ったような一曲。


「僕らはいつも忘れていたかった」

自分の好きなことだけ
自分の好きなものだけ
それだけで生きていけるなんて
きっと死んでも不可能な事で
忘れようとしても
不意に思い出して
思い出すことを示唆されて
嫌な気分になったり
自意識の海で右往左往してしまったり、その程度の生き物なんだな、という事を実感しています。
そこから抜け出せるか、否か。
ハリボテでごまかした現実と向き合えるかどうか。
そんな聴き手に対しての問いかけのような、そういう作用があるなあ、と個人的にはそう感じる一曲です。

途中までは、ノベンバらしいメロウな歌ものなんですが
最後の方で
その勢いが増して、多少自棄的に終わるのが面白い一曲です。そして同時に、痛い部分も突かれる曲です。それもまた重要。
傷口をいくら塞いでも、そこに傷があるって事実からは逃れられないですから。そこを確認するのもまた必要な作業なんだと思います。



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