Hell‐see/Syrup16g 11.11.21

そろそろ本格的に寒くなってきた。




ノベンバの全曲レビュー、今日書いた分は久々に感じた事全部書けた気がします。
伝わるかどうかは分からないけど、
どう思われるかは未知数ですけど
それでも吐き出したい事柄は全部吐き出せたかなー、って感じですね。
後はもう
観た人に任す、って所です。
感じ方は人それぞれですからね。個人的に特に大好きな一曲なので、ノって書けた気はします。

新譜のレビューもそろそろやろうかなー、って思いつつ
今は中々着手出来てないですね。
新刊のレビューの方はそろそろ再開予定です。色々と頑張りましょう。




【第80回】　Hell-see/Syrup16g




「話もしたくはないわ」

世の中にある歌で
こうやって完全に他者を拒絶してる曲って
それを通常の体温で書いてる曲って
個人的には、あんまりなかったように思える今日この頃。
あくまで自分が聴いてきた中で、ですが。
はっきりと「話はしたくはない」って断言してますもんね。それをネガティヴと捉えるか
ポジティヴと捉えるか、は聴き手次第です。
誰かと話せば
関われば
得るものも当然あると思うけど、それ以上に失ったものを鬼のように気にしてしまう生き物なんですよね。
人間ってやつは。
自ら地雷原に飛び込むくらいなら
いっそ誰の話も聞かない方が、関わらない方がマシだと。
それが正しい正しくないは抜きにして
そんな気分になった時に、感情に移ろった時に、頼りにして聴きたい、そんな一曲です。
初めて聴いた時は地味な曲って印象も実はあったんですけど
数年経ったらいつの間にか大好きな曲になってました。
恐らくは年月と共に、経験と共に身に沁みてくる歌なんだろうなあ・・・って個人的には感じますね。

利口になれ、賢くなれ、大人になれ、とはいうものの
どうしたってわがままな自分は消せない訳でね
そんな事を延々と考えてしまう夜には正にピッタリの曲、ですよ。