ようやく待ちに待った公開日。
26年ぶりのヤマト発進の日です。
試写会とは違った緊張と興奮でこの日を迎えました。
早起きしようと、昨晩早めに眠ったら朝5:30に目が覚めちゃって…なんて年寄りですかorz
今日は第1回目の上映を見に行くことにしていました。
ところが、今日は「ワンピース」も公開なんですよね。
それを数日前に知り、そりゃヤバい。と、早めに座席指定を取っておきました。
これが大正解。
9:10の上映開始なのですが、駐車場の確保やワンピファンが並ぶことを考えて、8:30には劇場に着くように自宅を出ました。
8:15頃ににはシネコンのあるショッピングモールに着いたのですが。が。
どんだけ人が並んどんじゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっ
ざっと50mは軽く越してましたね。100m近く並んでたんじゃない?(屋外入口だけで)
映画でこんなに人が並んでいるのを見たのは初めてでした。
どっかのミュージシャンの野外イベントのグッズの列かと思いましたよ私ゃw
恐るべし、ワンピファン。
8:30になって劇場用入り口が開くと同時に人がなだれこみ。
劇場ロビーに着いた時には、カウンターに恐ろしいほどの列ができていました。
「(うっわー。マジで先に座席指定取っておいてよかったー。でなきゃ初回上映見られなかったよ)」
とは、私の心の声。
ヤマトの開場は9:00なので、それまで暇つぶし。
家族は売店でホットドッグと飲み物を買って食べ、私はグッズコーナーに一直線。
(グッズコーナーも大混雑でしたけども)
パンフレット、設定資料集、ピンバッジ、クリアファイルを買いました。
その間にもロビーのアナウンスで「ワンピースの1回目と2回目は満席となっております。後の上映か別の映画をご覧ください」と、繰り返し言われていました。
「ワンピースの特典は12日、13日分は確保できております。14日以降はなくなり次第配布を終わります」とも。
…ワンピース、すげー。
そしていよいよ9:00。
ヤマト開場です。
もぎりの所で、特典のポケットカレンダーを貰い、用を済ませていざ座席へ。
えっと…ガラガラです。
どれだけ人が入るんだろうと、ちょっと不安に。
結局、半分も入りませんでした。20~30人ぐらい?かな?
それでも何故か、私たちの列は埋まってましたけどw(多分、一番見やすい位置だったんじゃないかと)
散々CMだの注意事項だのを見せられて飽きて来たころ、ようやくヤマトが始まりました。
以下ネタばれになりますので、まだご覧になっていない方の為に改行しまくって、文字を反転させておきます。
携帯で読まれる方は文字が反転しないため、読めちゃいますので気をつけて下さいね。
文字反転後も文章がありますので、携帯の方はうまく読み飛ばしてくださいね。
※※※※以下文字色反転※※※※
映画冒頭のスキャットが「ああ、ヤマトを見に来たんだ」という、心の奥底から湧き上がる熱い思いを掻き立てます。
それだけで胸に響くものがあり、銀河系が、そして太陽系が迫ってくる。
やっぱりスクリーンで見ると迫力が違います。
先だっての試写会では、あまりに前で端の席だったため、画面が歪んで見えていたので、改めて正面から見ると、一層気持ちが高ぶります。
って奇麗に書こうと思ったのですが、とても無理なのでストーリーの順を(できるだけ)追って、思ったことを書き連ねたいと思います。
何と言っても、話を詰め込み過ぎ!
これ、TVシリーズで話数をかけてやった方が良い物ができたと思うな。
色々な背景が説明しきれていなかった。
でも、いいです。ヤマトですもんw
私は古代くんが活躍してくれたらそれだけで満足ですからw
冒頭、いきなり第一次移民船団が襲撃されてしまうわけですが、何故、雪はああいう状態に?
ワープをしようとしていたから、ワープの異次元に飲み込まれてしまったのかしらん?
難破した護衛艦に乗り込んで指揮を執る古代くん、めっちゃ格好良かった!
ああ、もうヒゲなんてどうでもいいわ(爆)
あれだけの躁艦技術を持ってたなんて。
そしてまともに攻撃能力も無い艦で見事に敵を叩く。
民間船に乗ってたとはいえ、やはり古代進は古代進ですね。
きっとあの瞬間は昔の古代進に戻っていたと思います。
にしても「貨物船ゆき」って…あまりにベタじゃないでしょうか。
地球に戻る艦の中でヒゲを剃る古代くん。
やっぱり剃刀で剃ってましたね。
それにしても、ヒゲを剃ると一気に若くなりすぎちゃってw
あのヒゲを剃るシーンというのは、宇宙から地球へ戻るということへの彼なりのセレモニーだったのかもしれませんね。
いや、ただ単にヒゲ伸ばしっぱなしじゃ真田さんに会えないってことだったのかもだけどw
輸送艦ゆきでの古代くんの船室のテーブルにはワインが置かれていましたね。
それを見て「ヤマトよ永遠に」でのワインのエピソードが思い起こされました。
古代くんのワイン好きは本物だったのねー。なんて思ったりもしちゃって。
そっかー、お酒、いけるクチなんだ、古代くん。
私のイメージでは弱そうだったんだけど。認識を改めなきゃね。
地球に降りて真田さんと相対した古代くん、あれ?背が高くなってません?
「永遠に」の時は、真田さんと古代くんの身長差はどうみても15cm以上あったと思うんですけど。
古代くん、成長期が遅かったのか?(笑)
真田さんと古代くんが二人でどこかのバルコニーで夕陽を見ながら話しているシーンでも、お酒が置いてありましたね。
氷があったのでウィスキーだと思うんですけど。
こういった小物使いが、登場人物を大人に見せ、また、見る側が大人であることも意識しているなと思いました。
このシーン、大人ぽくて結構好きだったりします。
古代くんと美雪ちゃんの再会シーン、「なんだ、帰ってたんだ」っていう美雪ちゃんのセリフがいかにもお年頃の女の子らしくっていいですねえ。
あの年頃の女の子ってお父さんを避けがちだし、そのうえ、美雪ちゃんは古代くんに対して葛藤を抱いているし。
で、ろくすっぽ会話もしないうちに呼び出されてしまう古代くん。
「お母さんや私より宇宙を選んだ」と更に思われても仕方のないシーンですね。
古代くんが第三次移民船団艦隊司令を受けるシーンはサラリと流せてしまいました。
でも、新生ヤマトを見つめる古代くんの顔はいい顔していました。
やはり古代くんの居場所はヤマトなんだなと、そう思えるほどに。
で、ヤマト機関室を見ていた古代くん、若い乗組員にスパイと間違われて吹っかけられるんだけど、さらりとかわしてしまうあたりがさすがです。
ヤマト元戦闘班長は伊達じゃあありませんね。
…このまま書いていたんじゃいつまでたっても終わりそうにありませんね(汗)
古代くんに焦点を絞って書いちゃおうかな。
今回、古代くんがヤマトを躁艦するシーンがありました。
戦闘中のちょっと荒っぽい躁艦が島くんを思い起こさせたりもして。
しかし、いいのかな?
艦長が躁艦してて。あなた司令塔でしょ?戦況ちゃんと見ててよ! な、突っ込みどころがヤマトなんですけどね。えへへ。
離散していく敵艦隊に波動砲を撃とうとする上条くんを「うろたえるな!」と殴っちゃう古代くん。
つい殴っちゃうところは、昔の「新たなる」で坂本を殴るシーンと重なるし、「うろたえるな!」はPART1の2話あたりで沖田艦長が古代くんと島くんを怒鳴りつけたシーンを思い出しました。
なんだか、「復活篇」を見ていると、昔のヤマトのエピソードやシーンと重なるところが多い気がするんですよね。
昔のヤマトへのオマージュなんでしょうか。
敵の太陽がキーポイントになっていることを見抜くなんて、まんまバラン星の人工太陽のエピソードですよ。
そういった話を、映画を観終わった後に家族としてたら「見た人にしか判らないシーンが色々入ってたんだろうね」って言われました。
確かにそうかもしれませんね。
過去のヤマトを全部見た人ならあれこれ気が付いて、思わずニヤリとしちゃうんでしょう。
でも、知らない人が見ても特に不都合が無いように作られているから、それがまた芸が細かいというか丁寧というか。
しかし、今回の古代くんは美味しいところを持っていきますよねーw
ヤマトを躁艦していた小林をコスモパルサーに乗せちゃって、自分が躁艦したりとか、
美雪ちゃんを助けに行くそぶりを見せない古代くんを責める小林くん達にあれだけ言っといて、自分はコスモゼロで飛び出して行っちゃうんですから。
「命を粗末にするな」その一言で、古代くんがどれだけ美雪ちゃんを愛して大切にしているか。ああ、お父さんしてる古代くんに禿萌えです。
それにラスト、トランジッション波動砲を撃つ時なんて、上条くんを押しのけて自分がやってますもんw
もう、今回の復活篇はヤマト復活篇であると同時に「古代進復活篇」でもある感じですね。
古代くんと雪の仲ですが。
雪の手紙が優しいんですよね。
美雪ちゃんは「お母さんは寂しそうだった」と言っていた。
実際、愛する夫が傍にいないのは寂しいことだと思います。それでも雪は宇宙から離れない古代くんを責めたりはしないんですよね。
そういう雪だと判っているから古代くんも宇宙に出て行ってしまうのでしょう。(て、古代くんの方が雪に甘えてるのか?)
あの二人はやはり、心の深いところで繋がっているのでしょう。
だから、残された帽子があるだけでも雪の生存を信じられるのでしょう。
残された帽子というと、PART1でイスカンダルを出発直前に守がヤマトを走り降りた際、やはり帽子が残っていましたよね。
だから古代くんにとって、「帽子がある」ということが雪の生存を確信させる決め手になったのではないでしょうか。
雪の死を確認するまでは、古代くんにとっては絶対に雪は生きているんです。
そう思える二人の絆の強さが素晴らしいなと。
コスモゼロで美雪ちゃんを助けに行った時にも、古代くんは雪の帽子を見せて雪の生存の確信を美雪ちゃんに伝えています。
その思いはきっと美雪ちゃんにも伝わったんじゃないのかな。
あれだけのストーリーの中に親子夫婦関係もちゃんと描いているところが細かいなあ。
でも、欲を言えば、今回のお話はTVシリーズでやって欲しかったです。
映画で三部作にするんじゃなくて、TVシリーズで2クール3クール使って丁寧に作って欲しいそう思います。
そうすると更に活きてくるエピソードがたくさんあると思うんです。
エトス星のゴルイ提督がヤマトを見て翻意するシーンも。
せっかっく「生まれる所は選べないが死ぬ所は選ぶことができる」という、良いセリフもあったんですから。
このエピソードも、エトス星の内情と絡めてもっと奥深く描くことができたでしょうに。
惜しいエピソードです。
アマール星の独立運動もしかり。
ヤマトが来たからだけじゃあ、ちょっと弱いですよね。
SUS連合に搾取されていた背景をもう少し描けたら、民衆の熱い思いももっともっと強い願いとして描かれたでしょうに。
フリーデ軍とベルデル軍もきっと何らかの背景があるでしょう。
彼らがSUSのビーム砲で味方もろとも撃たれた後、戦列を離れていきます。
そのあたりも、きっとエトス星やアマール星のように人としての思いや生き様があったんではないかと。
それにしても、SUSのラスボスの「いないいないばあ」、私はおお受けしました。
どうしても「いないいいないばあ」にしか見えないんですもんw
敵ながらちょっと可愛かったわ♪
あー、そうだ。今回の映画で唯一許せなかったこと。
なんで大村さんを死なせたんだよう!!
古代くんのよき補佐役で、若者たちを叱咤するいい人だったのに!
メインキャラで死ぬ人はいないっちゅー噂は嘘だったのね(涙)
それにしても、大村さん、最後のセリフは腐女子の格好の餌食になりますよw
いやいや、すっごく男らしいセリフなんだけど腐ベクトルが入っちゃうとね(苦笑)
前にも書いたけど、大ラス、トランジッション波動砲を撃つ古代くんは完全に主人公でしたね。
まだまだ若手には譲らんぞってw
でも、あそこで上条くんに撃たせては、ストーリーとしてちょっとつまんなかったのは確か。
だって主人公は古代くんだもの。
家族は「最後の波動砲を撃つ前に、何で全員を退艦させなかったの?ミスったら娘まで死んじゃうのに」って言ってて、そう言われてみればそうかも。
と、思ったものの、きっと退艦させる時間が無かったんだろうということで、自分を納得させました。
最後、第三艦橋は完全に大破してましたよね?
真帆ちゃん達、死んじゃったの?第三艦橋が沈黙してるのに、第一艦橋は「助かった~」と大騒ぎでいいの?
ここって、沖田艦長が亡くなった時と雰囲気が似てるとも思っちゃった。
きっと、第二部で何かあるのかもしれない。そう思っておこう。
※※※※文字反転終了※※※※
ストーリーはこれぐらいにして(十分に長いって)、音楽のこともちょっと。
今回、BGMの一部に羽田健太郎さんの「ヤマト交響曲」が使われていましたけど、これ、新録音のじゃなくて昔のN響の時のでしたね。
バイオリンの音が徳永さんの音だったので判りました。
古いのが使われていて嬉しかったなあ。
新録音も良いのですが、第四楽章のバイオリンとピアノのソロの部分はやはり、25年前のものが素晴らしいんですよ。
実際、今回録音するに当たって現存するピアノ譜だけではあのピアノソロは再現できないと、演奏から採譜されたそうです。
そこまでこだわった素晴らしい音楽ですが、やっぱり私は25年前の音の方が好きなようです。
ヤマト発進シーンのヤマトのテーマソングですが…
あの、一応私もAのファンなんですけど(25年筋金入りの)、でも、やっぱりささきさんの歌がいいって思っちゃいました。
Aファンだけど、ヤマトを見る時はヤマトのファンなんですもの。どうしてもヤマトファンの目線でしか見れないし聴けないです。
なんていうか、Aさんの歌だとハーモニーや歌声がキレイ過ぎるんです。
あの歌って、響くような低音の重厚感がヤマトを表現していると思うんです。
だから、Aさんのキレイなハイトーンだとヤマトの重厚感が表現しきれていない気がして。
曲としてはキレイに丁寧に作られていて、良いカバーだとは思うんですが、本編で使うのはちょっと違うかなあ。って。
「この愛を捧げて」
これはヤマトファンと自認するT氏が作っただけに、いい曲に出来上がっていると思います。
ラストに良い余韻を残してくれます。
「ヤマトより愛をこめて」に通じる切なさがあり、でも、未来を信じる力も持った良い曲だと思います。
曲のスケール感もAさん独特の広がりのある、素晴らしいスケール感だとも思います。
こういうタイプの曲、Aさんの数ある曲の中でも好きなタイプです。
でも、携帯の着メロで「♪この~愛をささ~げて~♪」って人前で鳴った時はすっげー焦りました(爆)
そういやパンフ読んでて「えーっ」ってちょっとぶーたれてしまったのが、西Pのインタビューで
「12歳から13歳ぐらいの方に言いたいことがあるとすれば、いまの30代、40代の大人をまねするなと。」
ってところです。
「最初から恵まれすぎていて、自己中心のひとが多いと思います。それは真似するなよと。」
って、そりゃないでしょ西P。
40代の自分から言わせて貰えば、自己中が多いのは、もう一つ上の世代、学生運動の名残があるような世代じゃないかと思うんですけど。
もしくはその世代の子世代。
私ら世代はバブル世代ですけど、親からは厳しくしつけられてた世代ですよ。
この世代の都会っ子は恵まれていたかもしれないけど、田舎の子は全然恵まれていませんでしたよ。何にも無かったもん。
各家庭にに電話がつき、自家用車が買えるようになるのを見て育った世代ですよ、40代は。
ここだけちょっと文句ぶーたれ。
色々と文句をいいつつ、突っ込みしつつも、やっぱりヤマトが好きなんです。
心の奥底に染み付いて離れないんです。
ヤマトが自分の一部になっちゃってるんですよね。
私からヤマトを取ったら私じゃなくなる。みたいに。
だから、今後、第二部・第三部が作られるのもハラハラしながらも楽しみに待ちたいと思います。
ヤマトの雄姿、古代くんの活躍がもっと見たいですもん。
だからそのためにも、今回の映画は何回も見に行く予定です。次につなぐために。
私たちファンにできることは、そのぐらいしかないから。
とりあえず、火曜日に実妹と見に行くことにしています。
その次の週も見に行くと思います。
随分と長くなってしまいましたが、今日はこのあたりで。
また見に行った後に更に書くことになるでしょうけどw
長文にお付き合いくださってありがとうございました。
26年ぶりのヤマト発進の日です。
試写会とは違った緊張と興奮でこの日を迎えました。
早起きしようと、昨晩早めに眠ったら朝5:30に目が覚めちゃって…なんて年寄りですかorz
今日は第1回目の上映を見に行くことにしていました。
ところが、今日は「ワンピース」も公開なんですよね。
それを数日前に知り、そりゃヤバい。と、早めに座席指定を取っておきました。
これが大正解。
9:10の上映開始なのですが、駐車場の確保やワンピファンが並ぶことを考えて、8:30には劇場に着くように自宅を出ました。
8:15頃ににはシネコンのあるショッピングモールに着いたのですが。が。
どんだけ人が並んどんじゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっ
ざっと50mは軽く越してましたね。100m近く並んでたんじゃない?(屋外入口だけで)
映画でこんなに人が並んでいるのを見たのは初めてでした。
どっかのミュージシャンの野外イベントのグッズの列かと思いましたよ私ゃw
恐るべし、ワンピファン。
8:30になって劇場用入り口が開くと同時に人がなだれこみ。
劇場ロビーに着いた時には、カウンターに恐ろしいほどの列ができていました。
「(うっわー。マジで先に座席指定取っておいてよかったー。でなきゃ初回上映見られなかったよ)」
とは、私の心の声。
ヤマトの開場は9:00なので、それまで暇つぶし。
家族は売店でホットドッグと飲み物を買って食べ、私はグッズコーナーに一直線。
(グッズコーナーも大混雑でしたけども)
パンフレット、設定資料集、ピンバッジ、クリアファイルを買いました。
その間にもロビーのアナウンスで「ワンピースの1回目と2回目は満席となっております。後の上映か別の映画をご覧ください」と、繰り返し言われていました。
「ワンピースの特典は12日、13日分は確保できております。14日以降はなくなり次第配布を終わります」とも。
…ワンピース、すげー。
そしていよいよ9:00。
ヤマト開場です。
もぎりの所で、特典のポケットカレンダーを貰い、用を済ませていざ座席へ。
えっと…ガラガラです。
どれだけ人が入るんだろうと、ちょっと不安に。
結局、半分も入りませんでした。20~30人ぐらい?かな?
それでも何故か、私たちの列は埋まってましたけどw(多分、一番見やすい位置だったんじゃないかと)
散々CMだの注意事項だのを見せられて飽きて来たころ、ようやくヤマトが始まりました。
以下ネタばれになりますので、まだご覧になっていない方の為に改行しまくって、文字を反転させておきます。
携帯で読まれる方は文字が反転しないため、読めちゃいますので気をつけて下さいね。
文字反転後も文章がありますので、携帯の方はうまく読み飛ばしてくださいね。
※※※※以下文字色反転※※※※
映画冒頭のスキャットが「ああ、ヤマトを見に来たんだ」という、心の奥底から湧き上がる熱い思いを掻き立てます。
それだけで胸に響くものがあり、銀河系が、そして太陽系が迫ってくる。
やっぱりスクリーンで見ると迫力が違います。
先だっての試写会では、あまりに前で端の席だったため、画面が歪んで見えていたので、改めて正面から見ると、一層気持ちが高ぶります。
って奇麗に書こうと思ったのですが、とても無理なのでストーリーの順を(できるだけ)追って、思ったことを書き連ねたいと思います。
何と言っても、話を詰め込み過ぎ!
これ、TVシリーズで話数をかけてやった方が良い物ができたと思うな。
色々な背景が説明しきれていなかった。
でも、いいです。ヤマトですもんw
私は古代くんが活躍してくれたらそれだけで満足ですからw
冒頭、いきなり第一次移民船団が襲撃されてしまうわけですが、何故、雪はああいう状態に?
ワープをしようとしていたから、ワープの異次元に飲み込まれてしまったのかしらん?
難破した護衛艦に乗り込んで指揮を執る古代くん、めっちゃ格好良かった!
ああ、もうヒゲなんてどうでもいいわ(爆)
あれだけの躁艦技術を持ってたなんて。
そしてまともに攻撃能力も無い艦で見事に敵を叩く。
民間船に乗ってたとはいえ、やはり古代進は古代進ですね。
きっとあの瞬間は昔の古代進に戻っていたと思います。
にしても「貨物船ゆき」って…あまりにベタじゃないでしょうか。
地球に戻る艦の中でヒゲを剃る古代くん。
やっぱり剃刀で剃ってましたね。
それにしても、ヒゲを剃ると一気に若くなりすぎちゃってw
あのヒゲを剃るシーンというのは、宇宙から地球へ戻るということへの彼なりのセレモニーだったのかもしれませんね。
いや、ただ単にヒゲ伸ばしっぱなしじゃ真田さんに会えないってことだったのかもだけどw
輸送艦ゆきでの古代くんの船室のテーブルにはワインが置かれていましたね。
それを見て「ヤマトよ永遠に」でのワインのエピソードが思い起こされました。
古代くんのワイン好きは本物だったのねー。なんて思ったりもしちゃって。
そっかー、お酒、いけるクチなんだ、古代くん。
私のイメージでは弱そうだったんだけど。認識を改めなきゃね。
地球に降りて真田さんと相対した古代くん、あれ?背が高くなってません?
「永遠に」の時は、真田さんと古代くんの身長差はどうみても15cm以上あったと思うんですけど。
古代くん、成長期が遅かったのか?(笑)
真田さんと古代くんが二人でどこかのバルコニーで夕陽を見ながら話しているシーンでも、お酒が置いてありましたね。
氷があったのでウィスキーだと思うんですけど。
こういった小物使いが、登場人物を大人に見せ、また、見る側が大人であることも意識しているなと思いました。
このシーン、大人ぽくて結構好きだったりします。
古代くんと美雪ちゃんの再会シーン、「なんだ、帰ってたんだ」っていう美雪ちゃんのセリフがいかにもお年頃の女の子らしくっていいですねえ。
あの年頃の女の子ってお父さんを避けがちだし、そのうえ、美雪ちゃんは古代くんに対して葛藤を抱いているし。
で、ろくすっぽ会話もしないうちに呼び出されてしまう古代くん。
「お母さんや私より宇宙を選んだ」と更に思われても仕方のないシーンですね。
古代くんが第三次移民船団艦隊司令を受けるシーンはサラリと流せてしまいました。
でも、新生ヤマトを見つめる古代くんの顔はいい顔していました。
やはり古代くんの居場所はヤマトなんだなと、そう思えるほどに。
で、ヤマト機関室を見ていた古代くん、若い乗組員にスパイと間違われて吹っかけられるんだけど、さらりとかわしてしまうあたりがさすがです。
ヤマト元戦闘班長は伊達じゃあありませんね。
…このまま書いていたんじゃいつまでたっても終わりそうにありませんね(汗)
古代くんに焦点を絞って書いちゃおうかな。
今回、古代くんがヤマトを躁艦するシーンがありました。
戦闘中のちょっと荒っぽい躁艦が島くんを思い起こさせたりもして。
しかし、いいのかな?
艦長が躁艦してて。あなた司令塔でしょ?戦況ちゃんと見ててよ! な、突っ込みどころがヤマトなんですけどね。えへへ。
離散していく敵艦隊に波動砲を撃とうとする上条くんを「うろたえるな!」と殴っちゃう古代くん。
つい殴っちゃうところは、昔の「新たなる」で坂本を殴るシーンと重なるし、「うろたえるな!」はPART1の2話あたりで沖田艦長が古代くんと島くんを怒鳴りつけたシーンを思い出しました。
なんだか、「復活篇」を見ていると、昔のヤマトのエピソードやシーンと重なるところが多い気がするんですよね。
昔のヤマトへのオマージュなんでしょうか。
敵の太陽がキーポイントになっていることを見抜くなんて、まんまバラン星の人工太陽のエピソードですよ。
そういった話を、映画を観終わった後に家族としてたら「見た人にしか判らないシーンが色々入ってたんだろうね」って言われました。
確かにそうかもしれませんね。
過去のヤマトを全部見た人ならあれこれ気が付いて、思わずニヤリとしちゃうんでしょう。
でも、知らない人が見ても特に不都合が無いように作られているから、それがまた芸が細かいというか丁寧というか。
しかし、今回の古代くんは美味しいところを持っていきますよねーw
ヤマトを躁艦していた小林をコスモパルサーに乗せちゃって、自分が躁艦したりとか、
美雪ちゃんを助けに行くそぶりを見せない古代くんを責める小林くん達にあれだけ言っといて、自分はコスモゼロで飛び出して行っちゃうんですから。
「命を粗末にするな」その一言で、古代くんがどれだけ美雪ちゃんを愛して大切にしているか。ああ、お父さんしてる古代くんに禿萌えです。
それにラスト、トランジッション波動砲を撃つ時なんて、上条くんを押しのけて自分がやってますもんw
もう、今回の復活篇はヤマト復活篇であると同時に「古代進復活篇」でもある感じですね。
古代くんと雪の仲ですが。
雪の手紙が優しいんですよね。
美雪ちゃんは「お母さんは寂しそうだった」と言っていた。
実際、愛する夫が傍にいないのは寂しいことだと思います。それでも雪は宇宙から離れない古代くんを責めたりはしないんですよね。
そういう雪だと判っているから古代くんも宇宙に出て行ってしまうのでしょう。(て、古代くんの方が雪に甘えてるのか?)
あの二人はやはり、心の深いところで繋がっているのでしょう。
だから、残された帽子があるだけでも雪の生存を信じられるのでしょう。
残された帽子というと、PART1でイスカンダルを出発直前に守がヤマトを走り降りた際、やはり帽子が残っていましたよね。
だから古代くんにとって、「帽子がある」ということが雪の生存を確信させる決め手になったのではないでしょうか。
雪の死を確認するまでは、古代くんにとっては絶対に雪は生きているんです。
そう思える二人の絆の強さが素晴らしいなと。
コスモゼロで美雪ちゃんを助けに行った時にも、古代くんは雪の帽子を見せて雪の生存の確信を美雪ちゃんに伝えています。
その思いはきっと美雪ちゃんにも伝わったんじゃないのかな。
あれだけのストーリーの中に親子夫婦関係もちゃんと描いているところが細かいなあ。
でも、欲を言えば、今回のお話はTVシリーズでやって欲しかったです。
映画で三部作にするんじゃなくて、TVシリーズで2クール3クール使って丁寧に作って欲しいそう思います。
そうすると更に活きてくるエピソードがたくさんあると思うんです。
エトス星のゴルイ提督がヤマトを見て翻意するシーンも。
せっかっく「生まれる所は選べないが死ぬ所は選ぶことができる」という、良いセリフもあったんですから。
このエピソードも、エトス星の内情と絡めてもっと奥深く描くことができたでしょうに。
惜しいエピソードです。
アマール星の独立運動もしかり。
ヤマトが来たからだけじゃあ、ちょっと弱いですよね。
SUS連合に搾取されていた背景をもう少し描けたら、民衆の熱い思いももっともっと強い願いとして描かれたでしょうに。
フリーデ軍とベルデル軍もきっと何らかの背景があるでしょう。
彼らがSUSのビーム砲で味方もろとも撃たれた後、戦列を離れていきます。
そのあたりも、きっとエトス星やアマール星のように人としての思いや生き様があったんではないかと。
それにしても、SUSのラスボスの「いないいないばあ」、私はおお受けしました。
どうしても「いないいいないばあ」にしか見えないんですもんw
敵ながらちょっと可愛かったわ♪
あー、そうだ。今回の映画で唯一許せなかったこと。
なんで大村さんを死なせたんだよう!!
古代くんのよき補佐役で、若者たちを叱咤するいい人だったのに!
メインキャラで死ぬ人はいないっちゅー噂は嘘だったのね(涙)
それにしても、大村さん、最後のセリフは腐女子の格好の餌食になりますよw
いやいや、すっごく男らしいセリフなんだけど腐ベクトルが入っちゃうとね(苦笑)
前にも書いたけど、大ラス、トランジッション波動砲を撃つ古代くんは完全に主人公でしたね。
まだまだ若手には譲らんぞってw
でも、あそこで上条くんに撃たせては、ストーリーとしてちょっとつまんなかったのは確か。
だって主人公は古代くんだもの。
家族は「最後の波動砲を撃つ前に、何で全員を退艦させなかったの?ミスったら娘まで死んじゃうのに」って言ってて、そう言われてみればそうかも。
と、思ったものの、きっと退艦させる時間が無かったんだろうということで、自分を納得させました。
最後、第三艦橋は完全に大破してましたよね?
真帆ちゃん達、死んじゃったの?第三艦橋が沈黙してるのに、第一艦橋は「助かった~」と大騒ぎでいいの?
ここって、沖田艦長が亡くなった時と雰囲気が似てるとも思っちゃった。
きっと、第二部で何かあるのかもしれない。そう思っておこう。
※※※※文字反転終了※※※※
ストーリーはこれぐらいにして(十分に長いって)、音楽のこともちょっと。
今回、BGMの一部に羽田健太郎さんの「ヤマト交響曲」が使われていましたけど、これ、新録音のじゃなくて昔のN響の時のでしたね。
バイオリンの音が徳永さんの音だったので判りました。
古いのが使われていて嬉しかったなあ。
新録音も良いのですが、第四楽章のバイオリンとピアノのソロの部分はやはり、25年前のものが素晴らしいんですよ。
実際、今回録音するに当たって現存するピアノ譜だけではあのピアノソロは再現できないと、演奏から採譜されたそうです。
そこまでこだわった素晴らしい音楽ですが、やっぱり私は25年前の音の方が好きなようです。
ヤマト発進シーンのヤマトのテーマソングですが…
あの、一応私もAのファンなんですけど(25年筋金入りの)、でも、やっぱりささきさんの歌がいいって思っちゃいました。
Aファンだけど、ヤマトを見る時はヤマトのファンなんですもの。どうしてもヤマトファンの目線でしか見れないし聴けないです。
なんていうか、Aさんの歌だとハーモニーや歌声がキレイ過ぎるんです。
あの歌って、響くような低音の重厚感がヤマトを表現していると思うんです。
だから、Aさんのキレイなハイトーンだとヤマトの重厚感が表現しきれていない気がして。
曲としてはキレイに丁寧に作られていて、良いカバーだとは思うんですが、本編で使うのはちょっと違うかなあ。って。
「この愛を捧げて」
これはヤマトファンと自認するT氏が作っただけに、いい曲に出来上がっていると思います。
ラストに良い余韻を残してくれます。
「ヤマトより愛をこめて」に通じる切なさがあり、でも、未来を信じる力も持った良い曲だと思います。
曲のスケール感もAさん独特の広がりのある、素晴らしいスケール感だとも思います。
こういうタイプの曲、Aさんの数ある曲の中でも好きなタイプです。
でも、携帯の着メロで「♪この~愛をささ~げて~♪」って人前で鳴った時はすっげー焦りました(爆)
そういやパンフ読んでて「えーっ」ってちょっとぶーたれてしまったのが、西Pのインタビューで
「12歳から13歳ぐらいの方に言いたいことがあるとすれば、いまの30代、40代の大人をまねするなと。」
ってところです。
「最初から恵まれすぎていて、自己中心のひとが多いと思います。それは真似するなよと。」
って、そりゃないでしょ西P。
40代の自分から言わせて貰えば、自己中が多いのは、もう一つ上の世代、学生運動の名残があるような世代じゃないかと思うんですけど。
もしくはその世代の子世代。
私ら世代はバブル世代ですけど、親からは厳しくしつけられてた世代ですよ。
この世代の都会っ子は恵まれていたかもしれないけど、田舎の子は全然恵まれていませんでしたよ。何にも無かったもん。
各家庭にに電話がつき、自家用車が買えるようになるのを見て育った世代ですよ、40代は。
ここだけちょっと文句ぶーたれ。
色々と文句をいいつつ、突っ込みしつつも、やっぱりヤマトが好きなんです。
心の奥底に染み付いて離れないんです。
ヤマトが自分の一部になっちゃってるんですよね。
私からヤマトを取ったら私じゃなくなる。みたいに。
だから、今後、第二部・第三部が作られるのもハラハラしながらも楽しみに待ちたいと思います。
ヤマトの雄姿、古代くんの活躍がもっと見たいですもん。
だからそのためにも、今回の映画は何回も見に行く予定です。次につなぐために。
私たちファンにできることは、そのぐらいしかないから。
とりあえず、火曜日に実妹と見に行くことにしています。
その次の週も見に行くと思います。
随分と長くなってしまいましたが、今日はこのあたりで。
また見に行った後に更に書くことになるでしょうけどw
長文にお付き合いくださってありがとうございました。
そしてブログ記事もお疲れ様です。
まさに私が感じたことととても似ているので、「うんうん、そうだよね」とうなづきながら読ませていただきました。
2時間じゃ無理!
この言葉につきると思います(笑)
それと…パンフの西P!!
そうなのよ!
私もそこを読んで、ちょっとそりゃないぜーって思ってしまいました!
良かった、仲間がいて(笑)
あとは続きが作られることを祈るばかりです。
私もまた見に行きますよw
雪を探しに行く古代くんの姿が見られると良いなぁ…(笑)
朝一からお疲れ様でした。
自分のブログを書いてからまろんさんの日記を読ませて戴いたのですが、やはり同じく「うんうん」でございました(笑)
最初から「今回は三部作でやります」宣言しちゃってもいいのに…とも思いました。
いや、その方がファンも心構えができて良かったのかも。
パンフの西P、ほんと戴けませんぜ。ヤマトファンのターゲットそのものの世代だよ?
ファンを敵にしちゃいけませんてw
まろんさんも同じように思ってらしたんですね。思い切って書いて良かった。
雪を探しに行く古代くん、是非見たいです。
そして美雪ちゃんと3人、地球で平和に暮らす姿が見たいです(古代くんは宇宙に行っちゃうかもだけどw)
そのためにも、また観に行かなきゃ。うん。
そういう30代、40代を育てた親の世代は西崎さん、あんた達だろ!あんた達親の責任の方が大きいんじゃない!
あとは書きたい事が山のようにありますが、頭の中で整理出来てないのでまた今度にします。
復活篇のTVアニメ版の企画も一応あるようですよ(*^o^*)
いやー長いね!全部しっかり読みましたけども。
今回の劇場版、暇をみて見に行こうかなと思ってます。
半分は主題歌目当て?
監督のコメント、それはちょっと…っていう感じですね。
大体、どの世代にも自己ちゅーな人っているじゃん、といいたくなってしまいました(^^;ゞ
西Pのあのコメントはちょっとねー。
絶対突っ込み入れちゃいますよね。
納得いかんです。
復活篇のTVアニメ版の企画があるんですか?
今回のをTVシリーズ化ってことなら万歳!かも。
続編をTVシリーズで丁寧にってのもありですね。
私も書きたいことが山ほどありますが、頭からどんどんこぼれていくうえ、まだ整理しきれていなくて…なので、こんな長文になりました。
また憲玉さんのお話もお聞かせくださいね。
全部お読みいただきありがとうございます。
読みにくくてごめんね。
主題歌目当てはアリかもしれません。
思い入れが、A>ヤマト ならw
今回の映画、背景説明が不十分ではありますが、知らない人でもある程度楽しめる内容になっているかと思いますので、是非どうぞ。
(レイトショーみたく安い時にw)
西Pのコメントねぇ。まあご本人もご老体だし年代の意識が希薄になってるのかもしれませんね。もしかしたら、20年ぐらい前で頭の中が止まってるんかもしれませんw
無論、まだ観ていませんので、反転部分は絶対すっ飛ばしさせていただきました。
そんなに、人いなかったんですか。残念ですね。私は予告が良くて行く気になった者です。
ヤマトはあんまり知らないんですが(999をよく知っている)今回のヤマトは、よさそうなんじゃないか、と。新規開拓されたファン?になりそうです。
いいスクリーンで観たかったのですが、ワンピースが相手となると今週末もスクリーンは小規模なんでしょうね。無念~
このような辺境の地へようこそおいで下さいました。
最近は某戦艦のことばかりのブログですが、良かったらまたお立ち寄りくださいね。
そうそう。映画館に人が少なかったのは、地方やシネコンによって、かなり差があるようです。
私の行ったシネコンから車で40分ほどのシネコンでは7~8割は埋まってたと聞きましたし、首都圏もそこそこ入っていたようです。
この土日は「ワンピース」の大混雑とかさなって、希望する回(特に初回)を見られなかった人もいたかもしれませんね。
今回のヤマト。一言で言えば、「ヤマトはやっぱりヤマトだった」ですw良くも悪くも。
機会がおありでしたら、是非、一度ご覧になってください。
999とはまた違う宇宙が広がっていますから。
ヤマトと良い出会いをしていただけたら、とても嬉しいです。