今日も地球は周ってる

管理人の趣味や日々のことを徒然に。宇宙戦艦ヤマト好きーが現在進行形。時々、六神合体ゴッドマーズ。ALの右オタも兼務

25年 天安門事件に寄せて

2014-06-04 21:35:26 | 日記
25年。
子供が生まれてから成人して、尚5年が経過するだけの長い時間。

なのに、物凄くあっという間だった気がする。

25年前。
私は転職した。
それから丸20年に少し足りないくらい勤め、退職した。

今は療養中。
簡単に治ってくれるわけじゃないので気長に付き合うしかないけれど。

そう。あの会社でガッツリ仕事していたおかげで25年があっと言う間でしたよ。
「四半世紀」
100年の四分の一ですよ?

その間、自分は何か変わったかと言うと…
1.結婚した
2.身体壊して会社辞めた
3.性格変わったかもwww←強気になった←オバタリアン(タヒ語)になったw
4.何か色々達観したw
って感じですが。

25年前の今日、何があったかと言うと。
中国・北京の天安門広場での、あの事件。
天安門事件です。
民主化を求めた若者達が祖国の軍隊によって虐殺されるという事件のあった日です。
※googleで「天安門事件」を検索して、"画像"を見ちゃ駄目ですよ。グロ耐性が無い人にはかなりキツイです)

あれから25年。
中国は覇権主義国家として、更なる侵略を推し勧めています。
現在ベトナムと一触即発状態になっているのは、皆さんもご存じの通り。
(日本にいつ火の粉が飛んでくるか解りませんが)


その天安門事件からおよそ5ヶ月後の11月9日。
突然、ベルリンの壁が崩壊しました。
学校で習ったベルリンの壁。
私達世代が生まれる前から厳然としてそこにあり、東西冷戦の最先端とも言える壁でした。
自分が生きている間に壁が崩壊するなんて想像すらしなかったので、物凄い衝撃を受けたのを覚えています。


中国と、いわゆる東側諸国。
この25年で大きな差が出来ました。
ベルリンの壁の崩壊後、ソ連ではペレストロイカがあり、ゴルバチョフ大統領の元、新たな道が模索され、ソ連は解体されました。
当初こそ大きな混乱があったものの、ヨーロッパでは徐々に民主化が進みました。
(その為に色々な国が増えて、ヨーロッパの地図が賑やかになりました:苦笑)
しかし、中国は更に共産党支配が強まり、チベットやウィグルの弾圧など、民族浄化運動も強硬的に行われてきました。

この事実を目の当たりにして思うのは、誤謬を正すことなく一党独裁で突き進んできた中国共産党の恐ろしさです。
いまやGDP世界2位になろうとしているにも関わらず、日本からのODAを受けているという矛盾。
隣接する国との国境線近くまで鉄路を敷設している事実。
(青海鉄道は、決して観光路線ではありません。チベット自治区のラサまで鉄路を敷設することで、チベットへの圧力と、インドへの武力投入を速やかに行うことを狙っています)

全く正反対の道を歩んできた、欧州の共産圏と中国共産党。
その真価が問われるのは、これからでしょう。