ビロード革命のハベル氏国葬 チェコ、各国要人ら参列
2011年12月23日 20時39分
【ウィーン共同】1989年に当時のチェコスロバキア共産政権を非暴力で倒した「ビロード革命」の立役者で、民主化後のチェコを率いたバツラフ・ハベル前同国大統領の国葬が23日、クリントン元米大統領、ヒラリー・クリントン米国務長官夫妻やフランスのサルコジ大統領ら各国の要人が参列し、チェコ大統領府があるプラハ城内の大聖堂で営まれた。
ハベル氏は気管支などを患った末、18日にチェコ北部の週末用の別宅で、75歳で死去した。ひつぎは21日にプラハ城に運ばれ、市民ら数千人が付き添った。
以上、中日新聞webより抜粋
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私が好んで繰り返し読む本に「春江一也:プラハの春」があります。
1968年、チェコスロバキアで起きた「プラハの春」そしてソビエトの軍事介入について、ラブ・ロマンスを絡めて書かれた作品です。
出版当時の著者が現役外交官だったというのも、非常に興味深かったなあ。
その本のプロローグに登場するのが バツラフ・ハベル大統領 なのです。
物語を読んでいると、話の舞台が遠い過去のように思えてしまうのですが、登場人物の訃報をこうして耳にすると、歴史というものは常に生きているもので、そして現在の現実に繋がるのだと、つくづく思います。
この「プラハの春」の続編に「ベルリンの秋」があります。
タイトルからお察しの方もいらっしゃるると思いますが、1989年のベルリンの壁崩壊をテーマに書かれた作品です。
私は続編の「ベルリンの秋」から読んじゃった派ですw
理由は…1999年のAさんのベルリン公演に行く直前に本屋で見かけたからww
(ええ、行きましたよ、ベルリン公演。ツアーじゃなく個人旅行で)
ベルリンの壁が崩れる前、当時の友人達と「90年3月の旅行は、ベルリンに行って壁を見てこよう」と言って、計画していたんです。
でも、壁が崩れて東欧社会が混乱し、旅行会社の人に「初めての海外、しかも個人旅行で今のベルリンはおススメ出来ません」と言われて、2週間の英国旅行に変更したんですよね。
そして、99年にAさんのライブでベルリンへ。(実はその前年にも1日だけどベルリンに行ってるんです)
「プラハの春」を繰り返し読むほど気に行った理由は、これまたAさんにあります。
Aさんの曲に"Justice For True Love"と云う曲があるのですが、その歌詞のイメージが「プラハの春」に重なるんですよねぇ(しみじみ)
もしかしたら、曲を作った某右さんも本を読んでいたのかも…( ̄▽ ̄)
もし気が向かれましたら、一度手に取ってみてくださいませ。