その先に

なでしこが世界一になった!!
涙が溢れてきた。
アスリートとして、競技は違うけど二年前の世界選手権でチームで優勝したことを思い出して揺さぶられた。

格上の相手、向こうのゴールが入ったのも後半ギリギリ。
だけど誰ひとり諦めた選手はいなかった。あれは本当に自分達を信じたひたむきなプレイ。
見ている人からしたら諦めることもよぎる状況で信じるチャンスを狙い続ける強さ。その強さを持ち続けた人が世界一に相応しいのだ。

信じることは難しい。だから何よりも強い。仲間を信じ、自分を信じる泥くささやひたむきさが奇跡を起こすのだ。


二年前の私はまさにそうだった。
代表に入ったことさえ奇跡、転機に直面したけど諦めず仲間と共にひたすら練習した。
信じた、世界一になること、このチームで勝ちたいということ、必ずできるということ。
信じ抜いて掴んだperfect。

今の自分はどうだろう。競技が好きという気持ち、仲間とやりたい気持ちは増している。
ただ自分の技を信じ抜いているか？が疑問。こないだも格上との試合、どこかで勝てないと思ってなかった？

自分を少しでも信じられなくなると、絶対勝てない。
最後まで信じ抜くこと。

世界一のプレイヤーとしての心意気、もう一度再構築。