糸でんわ

思えばいつからだっただろう。錯覚して夢中にもなれずただひたすらに思い続けた勇気のない恋は当時のせつない愛おしい気持ちを哀しいほどに思い出せない。元々そこにあったことさえ。
原因はふたつ。うちの会社で出逢う人は私も含めて基本的に愛想がいい優等生タイプ。
朗らかで明るく誰とでも適応して上手く生きることができる、いや生きることしかできない。
それを優先するが故に、上手くいってることだけが事実で、そこには魂の震えるようななにかはないんだ。だから言ったこととか出来事は思い出せるのにそれだけなんだ、愛はない。

それに比べてホントに気持ちをさらにして向き合って自分をさらけ出して本気で同じことに取り組んだ不器用で愛おしい日々を共に重ねてきた。腹立たしいこともたくさんあったけど、いつも生意気な君がそっと手を繋いできたことも、歩いたイルミネーションも、僕が触れた柔らかい髪も全てが愛おしかった。なんでもないことだったんだ。シンプルに抱きたくてしかたなかった。

もうこんなになってしまってもうきっと本音で向き合うことなんてないのだけども、あのときのあの気持ちまでなかったことにはしないよ。会社で出会ったみんなはスマートフォンのような恋だった。すぐ繋がるし何も不自由なことなどない。だけどあの出会いたちは糸電話。
糸の長さも結びかたもひっぱりかたも距離も震えも声の出し方も受け取りかたもきっと全部お互いを出しあって伝われ伝われ届いてくれとそっと優しくつなぐ恋だった。
伝わらなくてなんども叩きつけて捨てたくなったけど、届いたときの感動と震えは時を超えて輝くことを時を重ねた今だから思うよ。

糸でんわ

思えばいつからだっただろう。錯覚して夢中にもなれずただひたすらに思い続けた勇気のない恋は当時のせつない愛おしい気持ちを哀しいほどに思い出せない。元々そこにあったことさえ。
原因はふたつ。うちの会社で出逢う人は私も含めて基本的に愛想がいい優等生タイプ。
朗らかで明るく誰とでも適応して上手く生きることができる、いや生きることしかできない。
それを優先するが故に、上手くいってることだけが事実で、そこには魂の震えるようななにかはないんだ。だから言ったこととか出来事は思い出せるのにそれだけなんだ、愛はない。

それに比べてホントに気持ちをさらにして向き合って自分をさらけ出して本気で同じことに取り組んだ不器用で愛おしい日々を共に重ねてきた。腹立たしいこともたくさんあったけど、いつも生意気な君がそっと手を繋いできたことも、歩いたイルミネーションも、僕が触れた柔らかい髪も全てが愛おしかった。なんでもないことだったんだ。シンプルに抱きたくてしかたなかった。

もうこんなになってしまってもうきっと本音で向き合うことなんてないのだけども、あのときのあの気持ちまでなかったことにはしないよ。会社で出会ったみんなはスマートフォンのような恋だった。すぐ繋がるし何も不自由なことなどない。だけどあの出会いたちは糸電話。
糸の長さも結びかたもひっぱりかたも距離も震えも声の出し方も受け取りかたもきっと全部お互いを出しあって伝われ伝われ届いてくれとそっと優しくつなぐ恋だった。
伝わらなくてなんども叩きつけて捨てたくなったけど、届いたときの感動と震えは時を超えて輝くことを時を重ねた今だから思うよ。

美しきをここに

洗練され研ぎ澄まされた美しさを研がれ磨がれひれ伏せよ。
何よりも肝要なことは、おおらかな澄みきった心。
素直で優しく明るくその御心はどこまでも穏やかな大海である。

ただひたすらに集中し、手繰り寄せよその掌の中に。
大丈夫だよーってのんびりしたのんきな笑顔に、背中を押してくれる強い心に。
そのありようをまだ捨てたもんじゃないって思えるように傍にいろ。

全国色々な人を見たけれど業が深くお世辞にも美しさとはかけはなれている。
小さきことにイライラし、刺々しく仰々しく能力はない。
努力はしないくせに一丁前に羨みはする。つくづく人を不快にさせるプロやなと。
くだらないことに否定的で揚げ足をとるから話すことも気持ちもなくなるわけだ。
これでは関わる意味がない。コップにそもそも亀裂が入っているのだから、
その器に水を注ぐことは無駄でしかない。
その人の中に一ミリだって留めておけないのであれば一刻も早く切り上げたい。

目先にとらわれ短絡的場当たり的でその場しのぎで快楽的で好き嫌いでしか判断できない哀れで愚かな子供大人だ。

人生のテンプレートにお暇なのか胡座をかいて他人のあら探しおせっかいにも満たない横やりを乱れうちして暇つぶししてるんだ。

私の元においで。今まで好きになった人のこと全部捨ててもいいから。
絶対が私にはある。明るく穏やかで会話する度に楽しくて絶対絶対バカにしないよありえないなんて言わんよ、やってみようよって一緒に頑張れるんやから。
友達の友達にもなってみんなで大切にして助け合ってどうしたらもっと楽しいかなって共に前を向けるように。何でも割りと気軽に話せる気休さとか心強さとか飾らない感じとか。
そのまんまでいいんやよって心から言い合えるふたりになれたなら。
生きてるうちにあるかないかくらいのそんな感じだけど。

ただひたすらに求めよ手繰り寄せよ会いたいよ君が。

その一歩その先へ

気づいたらそれはまぎれもなく恋だった。

もっと知りたい。この人のことを。
同じ出来事を体験し、どう感じるのか思うのか。
色々なあなたを見てみたいし、隣にいるのもわるくないって。

もうどう思われるかとか他者との調和とかそういうの優先し続けて、
自分の気持ちを灯しては打ち消してなかったことにしてしまったから。
マーメイドみたいに好きな気持ちを伝えずに消えていたから。
天使に祝福されたとしてもあなたが手に入らなければ意味なんてない。

いいじゃないか自分の気持ちが知られても。
なんで今まで重大案件みたいに自分で抱えてひとりで泣けもしなかった。
諦めていた最初から。私の想定するその先を相手に託しもしなかった。

もうこれからは違うよ。自分の気持ちに素直になるね。
相手からくることが当たり前みたいに思って受け身になってこなかったら自分のなかで勝手に傷ついてなかったことにしてたのかなと思う。うん。

これからは相手ばかりみない。自分の気持ちを大切にしたい。
自分の中の特別を相手に届けようか。迷っても考えてもいいじゃないか。
恋というのは決してひとりでするものではないからさ。

得意なはずのコミュニケーションが上手く発揮できなかったのは叶えないからだ。
もうかなえていい。叶っていいんだ。私を縛るものは何もない！
今まで私を縛ったものは不確かな未来だった。未来を誓えないのに叶えることはできなかった。
だけどもう未来は描いていけるよ。どこへだっていけるよ。迷ったらふたりで話そう。それからだ。もう迷わない。

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決意

僕は貴方が好きだ。
大好きだ。初めて出会ってずっと一緒にいる５年になる。
先輩、
友達以上恋人つかずのままだ。

だけどやっぱり大好きで貴方がなによりの宝物。
だからしっかり大事にする。
恋人は関係ない。
私と貴方をしっかりつないで結んでいればいつか名前が付くから。

もう焦らない。
まっすぐひとつひとつ闘おうね。

恋は飛び込んでくるものなのだ。

ドキドキが止まらない。思い出して本当に動悸が止まらない。余裕なんてない。なんで？ってもうnonsense。

見たときわからなかったんだ。
違う人に見えたんだ。嬉しかったんだ。
隣で話してこんなに背が高かったっけ？なんて思った。
すごく眩しくて。

ライバルであり切磋琢磨でもあり、でも本当に素直に頑張れを言える相手。
どうして今まで考えたこともなかった。

無意識に頼りにしていた。だから伝えたんだ。そして安心した。
あなたで良かった。
あなたに出会えて本当に良かった。

そんなことを思っている。ドキドキが止まらなくて結構困るよ。

好感を持っていた。入社からずっと縁があって関わってきてたから。
でも適切だった。

あぁ飛び込んできた瞬間から、近くにいた瞬間から僕は落ちていた。

あなたの持つ光に私は照らされて成長するんだ。眩しい。

キラキラ。

心がきれいで健康な人。卑屈にならず悪態つかず、可愛い表情でいつも前向き。

くるくる変わる表情とリアクション。思わず微笑んでしまう。
そんな人に出会えたら絶対逃さない。
打算的なダサい軽い男はハイキックだ☆

synthesizer

屈託ない昔からの親友との電話の中で忘れていた温かな思い出を呼び覚ました。

梅咲く季節に彼とふたりで出かけた。
がらんとした電車の中で高校時代の部活の話をしたり出店で買って食べたり山を登ったり物静かで穏やかな素敵な人でした。
私が誘ったからこそ実現したデート。
なせばなるということ、まっすぐ動くことで幸せになれた。

最近はいつも待ちか逃げでかわすことばかり。また復活できそう

誠実な人と未来を築こう

花のような

花のように可愛い人。太陽の下できらめいている。素直なそのままのあなたでいてほしい。

本当に好きになったらまっすぐ伝えたい。傍にいてほしいと思うように、まっすぐつながりたくなるように。
ただ浮かれるのも好きだけど叶わなくても心から惹かれる暖かい気持ちを温めていたい。

１秒でも長く一緒にいたいってのが口癖だった夢中だった頃。嘘がなくどこまでもまっすぐな気持ちまた持てますように。