DIVE TO BLUE

上へ上へ!心と体力急成長中!
自由で真摯なビックハート。
気合いと度胸でトップを目指す
新たなる挑戦の日々。

花のあと

2022-02-25 01:07:14 | 【ラブ】
この生まれる新しい感情ごと楽しもうよ。ただひとついえるのは受け身になりすぎないで、ほしい。あくまでいつだって明るくじぶんらしくいてね。

糸でんわ

2022-02-24 01:19:42 | 恋愛
思えばいつからだっただろう。錯覚して夢中にもなれずただひたすらに思い続けた勇気のない恋は当時のせつない愛おしい気持ちを哀しいほどに思い出せない。元々そこにあったことさえ。
原因はふたつ。うちの会社で出逢う人は私も含めて基本的に愛想がいい優等生タイプ。
朗らかで明るく誰とでも適応して上手く生きることができる、いや生きることしかできない。
それを優先するが故に、上手くいってることだけが事実で、そこには魂の震えるようななにかはないんだ。だから言ったこととか出来事は思い出せるのにそれだけなんだ、愛はない。

それに比べてホントに気持ちをさらにして向き合って自分をさらけ出して本気で同じことに取り組んだ不器用で愛おしい日々を共に重ねてきた。腹立たしいこともたくさんあったけど、いつも生意気な君がそっと手を繋いできたことも、歩いたイルミネーションも、僕が触れた柔らかい髪も全てが愛おしかった。なんでもないことだったんだ。シンプルに抱きたくてしかたなかった。

もうこんなになってしまってもうきっと本音で向き合うことなんてないのだけども、あのときのあの気持ちまでなかったことにはしないよ。会社で出会ったみんなはスマートフォンのような恋だった。すぐ繋がるし何も不自由なことなどない。だけどあの出会いたちは糸電話。
糸の長さも結びかたもひっぱりかたも距離も震えも声の出し方も受け取りかたもきっと全部お互いを出しあって伝われ伝われ届いてくれとそっと優しくつなぐ恋だった。
伝わらなくてなんども叩きつけて捨てたくなったけど、届いたときの感動と震えは時を超えて輝くことを時を重ねた今だから思うよ。

糸でんわ

2022-02-24 01:19:42 | 恋愛
思えばいつからだっただろう。錯覚して夢中にもなれずただひたすらに思い続けた勇気のない恋は当時のせつない愛おしい気持ちを哀しいほどに思い出せない。元々そこにあったことさえ。
原因はふたつ。うちの会社で出逢う人は私も含めて基本的に愛想がいい優等生タイプ。
朗らかで明るく誰とでも適応して上手く生きることができる、いや生きることしかできない。
それを優先するが故に、上手くいってることだけが事実で、そこには魂の震えるようななにかはないんだ。だから言ったこととか出来事は思い出せるのにそれだけなんだ、愛はない。

それに比べてホントに気持ちをさらにして向き合って自分をさらけ出して本気で同じことに取り組んだ不器用で愛おしい日々を共に重ねてきた。腹立たしいこともたくさんあったけど、いつも生意気な君がそっと手を繋いできたことも、歩いたイルミネーションも、僕が触れた柔らかい髪も全てが愛おしかった。なんでもないことだったんだ。シンプルに抱きたくてしかたなかった。

もうこんなになってしまってもうきっと本音で向き合うことなんてないのだけども、あのときのあの気持ちまでなかったことにはしないよ。会社で出会ったみんなはスマートフォンのような恋だった。すぐ繋がるし何も不自由なことなどない。だけどあの出会いたちは糸電話。
糸の長さも結びかたもひっぱりかたも距離も震えも声の出し方も受け取りかたもきっと全部お互いを出しあって伝われ伝われ届いてくれとそっと優しくつなぐ恋だった。
伝わらなくてなんども叩きつけて捨てたくなったけど、届いたときの感動と震えは時を超えて輝くことを時を重ねた今だから思うよ。

うたかたの君へ

2022-02-24 01:03:59 | 【ラブ】
あのとき君は生意気な後輩で、会うたびにちょっかいかけて僕もからかったりなんだか特別で。
めずらしく私が気に掛けるようになっていたね。
振り返るとちゃんと君を好きだったんだって分かったよ。
ツンデレで甘え上手ですぐ背伸びするくせに、誰よりも僕を見ていて僕を好きでいてくれた。
私もちゃんと甘えることもできていたし、言いたいことも言い合えた。
大好きだったの。だけん、もう戻れない。

その首筋に

2022-02-20 23:11:11 | 【ラブ】
思えばしばらく酩酊するような本気にさせる花のような美しい人にめぐりあえていない。
もちろん自分を生きるのにもなかなか必死に掴みとったポジションや居場所のことに奔走していたこともあるが、元来器用なマルチタスク。
忙しければ忙しくなるほど俄然燃えて手に入れたくてその存在に癒されてきた。

例えば大勢の中で遠くに座ってもふとした瞬間に目を合わせて微笑む貴方、例えば帰り道にさりげに手を回してきてせいいっぱい背伸びする可愛い年下の彼。

たくさんたくさん仕事して、たくさんたくさん多くの人に出会い支え支えられた真摯な日々は私を育ててくれたのだ。だけん、私の本来の猟奇的で本能的に欲しい異性を自分に夢中にさせる獣はすっかり飼い慣らされた忠犬だ。代わりに退屈で凡庸で何にも特徴もない残念な人たちが餌に群がる鳩のように退屈な鳴き声にうんざりする。思えばあの手足の長い悪魔的な人になにもかもを返り討ちにされたからだ。本来であればあんな男見もしなかったのにしくじってしまった。

寝てるなよ獣よ。生まれてからずっと獣は獣だ。
本当に欲しい人の首筋にうなじに歯を立てて、柔らかい髪を撫でて、その美しい肌に顔をうずめたい。絶対にハンドルは最後まで握ろう。どこに行くか分からないなんて絶対私が許しはしない。