恋人という構えた確定が好きではない。鳥のように自由に恋をして
好きになったら飛んでいくのだ。誰にも縛られたくはないし、
誰かのためだけに生きることはできない。
告白されるのは苦手だ。関係を変えることに怯んでしまう。
だから一緒に遊びに行って一緒にいてそして好きだと思ったら
言うのではなくて、いつまでもそうしてればいいと思った。
わざわざ言ったところでどうしていいかわからないのだ。自分も。
構えないことが大事。それでよかったのだ。難しく考えすぎていた。
会いたい時に会って、一緒にいたい時にいればそれでいい。
想う気持ちを相手に押し付けて戸惑わせるだけだから。
一緒に関係を育てていけばいいんだ。理想を押し付けるのではなくて。
一緒に夢を見よう。思い描いた夢を捧げるのではなくて。
一緒に作ろう、恋のレシピをふたりで。
すべては延長上なんだ。仲良くなってそしてどうしたいと思うかだ。
いてほしいのではなくいたいんだ。押し付けてはいけない。
だから結論を急がないで。会いたいと思えば会って、大切にしたいなら
傍に駆けつけて力になって、互いに縛りあわずに奥底で大切に思って
接していけばいいと思う。
知らないうちに相手に多くを求めすぎてしまって、不本意にも苦しめて
しまうのが恋だから。ひとりよがりになってしまうから。
自分の想いをいったん抑えて落ち着いて、相手をよく見つめて向き合おう。
相手を大切にすることはどういうことかを考えて行動するべきだと思う。
傷つけるつもりがないのに誰かが傷つくのが恋だから。