温泉にゃんこのネコ散歩

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にゃんこin東京~日本橋2

2005-10-25 20:17:03 | 旅のあれこれ
ここから2階にあるJAXAのブースへ。ロケット打ち上げの模様が見られたり、宇宙食が売っていたり(土日のみ)、星好き&宇宙好きにはワクワクするものが並んでいる。折りしもこの日は、つくばのJAXAの一般公開日で、宇宙飛行士の野口さんの講演会をインターネット生中継していた。どうしても宇宙でラーメンを食べたかった野口さんも、頭のいいおバカさんでとっても魅力的な人だ。目の前には、野口さんが食べたのと同じ宇宙ラーメンも展示されていた。



そろそろお茶がしたくなったので、オアゾから出て八重洲口に向かう。ここから無料巡回バスを利用して、目指すは日本橋にできた期間限定の「三井越後屋ステーション」。窓が大きいバスから見える、日銀をはじめとした歴史ある日本橋界隈の建物が素敵!お正月に箱根駅伝を見た日本橋を過ぎて、三井美術館前でバスを降りた。交差点の向かい側に、これでもか!といった構えで「越後屋」が…。この字面を見ると、つい
「越後屋、お前も悪よのぉ~」だの
「あ~れ~、お許し下さいお代官さま」だの
時代劇の1シーンを思い出してしまう(0^; 構えはなかなか凝っていてイケテルが、中は超簡単な造り。スタジオと案内所、そして越後屋カフェというセルフカフェがあるのみだった。「越後玉」と「温豆腐」をチョイスしひと休み。ほのかに甘いメイプルの香り漂うたこ焼き風焼き物に、西京味噌と八丁味噌がかかっている。う~みゅ?????竹筒に入った温豆腐は、なかなか美味でありました。ちょっと拍子抜けで越後屋ステーションを後にし、三越の催事場に向かう。この週末は「三重展」をやっているらしい。(つづく)

JAXA→http://www.jaxa.jp/index_j.html
三井越後屋ステーション→http://m-echigoya.jp/



にゃんこin東京~日本橋1

2005-10-24 20:38:59 | 旅のあれこれ
日曜日のお昼、東京駅丸の内北口に降り立つ。見上げればドーム型の天井が美しい。赤レンガの建物も近々改修工事に入るらしい。このレトロな雰囲気がいい感じで活かされるといいけれど…。今日の目的はそのお向かいの「丸の内オアゾ」。まずは丸善4階にある「エムシーカフェ」へ。今日のランチは、丸善名物「元祖早矢仕ライス」に決めてるんだもんね~。懐かしいアーモンド形に抜かれたご飯に、濃いブラウン色のハヤシソースが美しくかかっている。かなり甘くて濃厚。でも、クセになりそうな伝統のお味。まいう~♪ 駅側の大きな窓際の席からは、東京駅を行き来する電車が一望だ。テッちゃんにはたまらない眺めだろうなぁ。



お腹がいっぱいになったところで、ファンであるDrよねやまの新刊本チェック開始!最新刊の「持たない!生き方」は、人生論コーナーに平積みで18冊(^^v お隣には、聖路加の日野原先生や杉浦日向子さんのエッセイが積まれている。さすが丸善、検索機も充実していて、なかなか使い勝手がいい。でも検索機がないと、4階分にギューギューに並んだ本の中からお目当てを探せないもんね。1階に戻り、元米米クラブの石井竜也氏プロデュースのオブジェの中を漂う。この「気味ワル可愛い」感じ…懐かしいなぁ。実は昔、米米クラブの大ファンで、しょっちゅうコンサートに行って踊りまくっていたのだ。カールスモーキー石井の「頭のいいおバカさん」加減は素晴らしく魅力的だったのよ☆ (つづく)

丸の内丸善→http://www.maruzen.co.jp/home/tenpo/maruhon.html
丸の内オアゾ→http://www.oazo.jp/index2.html



中越地震から1年

2005-10-24 00:10:57 | ノンジャンル
TANGOのコンサートの終盤、大きな揺れが続いた。ああいう閉鎖された空間で遭遇する地震は、本当に怖いものだと身にしみた。去年の国立天文台一般公開の日の帰り、首都圏の電車のダイヤがグチャグチャになっていて帰宅するのに大変苦労したことを思い出した。帰宅後のTVで、中越地方に大きな被害が出たことを知って驚いた。そしてそれに追い討ちをかけるような、まれにみるほどの冬の大雪…。あれから1年、都市部であった阪神大震災後の復興に比べて、山間部での復興は進みが遅い。人々の意識の中からは薄れてくるが、いまだ苦労している人がたくさんいる。

先日、近くの百貨店で新潟物産展をやっていた。新発田の押し麩、大好きな浪花屋の柿の種、魚沼産コシヒカリ、村上の鮭はらこなどを購入した際、地震の話をうかがった。こうやって仕事ができるのが幸せだと痛感しているという。こういう物の購入も支援に繋がるだろうか?来月は新潟の温泉応援の意味をこめて、松之山温泉に行く予定。2月に行った岩室温泉も、情緒があってとても素敵なところだった。これからの雪の季節、また折りあるごとに新潟の温泉に出かけようと思っている。今日は暦の上では霜降(そうこう)、浅間山では初冠雪が見られたとか。山には足早に冬が近づいている…。



TANGOに酔いし夜

2005-10-22 21:25:58 | 音楽の話
仕事を終え、東京国際フォーラムに急ぐ。イルミネーションが綺麗なフォーラム広場で友人とおちあい、まずは腹ごしらえ。時間があまりないので地下のデリでコーヒーとサンドウィッチでも…と思いながら、なぜか長崎角煮丼なんぞを取ってしまう私って…(><;ガッツリと食べた後に向かったのは、ホールCで行われる「フランシスコ・カナロ楽団」によるTANGOの舞台。大人の音楽の夕べらしく、年齢層はちと高めだ。

ピアノ・バンドネオン・ヴィオリンで構成された名門楽団の演奏に、歌・ダンスが加わり情熱的な世界が繰り広げられる。初めて見た生のアルゼンチンタンゴ、
「社交ダンスは姿勢いいのに、なんだTANGOおじさん猫背じゃん」
と思っていたのだが、見ているうちに覆いかぶさるようなその姿勢が次第にセクシーに見えてきた。男女の足さばきの凄さに目を奪われる。う~みゅ、これはエッチくさいじょ!その後に登場した歌手アルベルト・ビアンコの艶やかな声にイチコロに(*^^*) 第1部は正統派アルゼンチンタンゴに終始したが、第2部は大好きなピアソラの世界で幕を開けた。不協和音、唐突な転調…聴きなれないうちは気に障る不穏な旋律のピアソラの曲だが、一度はまるとその虜になる。心に爪を立てるような妖しい世界…ああ、やっぱりピアソラが好き(0^;

2組のダンサーが華麗に踊るが、同じタンゴなのにそのテイストがまったく違う。正統派であるが濃厚に踊るペアVS軽やかで洒脱なペア。奥が深すぎる…。フィナーレが奏でられている最中、突然会場を大きな揺れが襲った。いつまでも揺れがおさまらないが、ステージ上では愛しのアルベルトが熱唱中。完璧に歌い上げた後、心臓のところにこぶしをトントンと叩きつけ「ビックリした」とウインクしながら会場にアピール。ああ!アルベルト、アモーレ☆ 脳みそが深紅に染まったまま会場を後にする。のぼせた頭を冷やすため、オープンカフェでエスプレッソなど飲みながら夜風にあたる。たまにはこんな都会の夜を過ごすのもいい…。

フランシスコ・カナロ楽団→http://o-alpha.co.jp/concert/canaro.htm



大宮氷川神社☆観月会

2005-10-20 22:04:42 | 神社・お寺の話
部分月食がある満月の夜、大宮氷川神社境内の舞殿で観月会が催された。仕事を終えて外へ出たら、あいにくの雨降り。氷川神社横にある行きつけのギャラリーカフェ「あっぷるはうす」に寄り、熱いコーヒーを1杯。この観月会の話も、ここのオーナーさんから教えていただいたものだった。そろそろ行こうかと思っていたら、目の前にホカホカの芋粥が差し出された。おまけに野菜の煮物も…。中秋の名月のことを別名「芋満月」とも言う。その流れでわざわざ作ってくれたのかと思いきや、
「寒いし、サツマイモいっぱいあるから…。お腹あっためてから行って」
と、まったくの偶然だった(0^; おいもさんと新米の優しい甘さが口に広がる、ああ幸せ♪

すっかりあったまったところで、神社に急ぐ。すでに回廊に設けられた座席はいっぱい。でも楼門横の拝殿が真正面に見える位置に立てたから、これでよかったのかも?拝殿前の舞殿、雅楽が流れる中で巫女舞が奉納される。雨が叩きつけるように降り始めたが、これも自然からの恵み。不思議と満月が見られなくて残念という気持ちは起きず、雲の上に輝く月を感じていた。鋭い竜笛の音が冴え渡り、天から降ってくるような笙の響きが木霊する。清らかな「豊栄の舞」に続き、華やかな「越殿楽(えてんらく)」が奏でられる。最後は「迦陵頻(かりょうぴん)」という銅拍子のチャリンチャリンという響きが特徴的な童舞。この衣装が素晴らしく可憐で、舞いも軽やかな中に力強さがあって、何か力を与えてくれるような心持ちになった。



奉納の舞が終わり、普段は入れない夜の拝殿で心静かにお参りしていると、舞殿の周りに飾られていたススキをいただいた。虫の音が聞こえる今夜は、月齢17の月が冴え冴えとした光を放っている。今宵は神の宿ったススキを枕元に置いて、月光を浴びながら眠ろう(^^