2日、松本地方事務所、計量検定所、中信労政事務所、若年者就業サポートセンター、東洋計器㈱、㈱サイベックコーポレーションを視察しました。
松本市の東洋計器㈱は、ガスメーター、水道メーター等を製造していて、現在は通信回線で結ぶ自動検針システムを構築し、全国に展開しています。
計量法で、水道メーターは8年、ガスメーターは10年または7年毎に交換が義務付けられているので、永遠に需要はあります。
同社社長からエネルギー問題について語られ、日本のエネルギー自給率は20％と世界で最も低く、東日本大震災後、火力発電中心になった日本の電力は、廃熱ロスと送電ロスが65％、有効な電力としては35％程で、ＣＯ₂排出が約2倍となったとのことです。
さらに社屋に太陽光パネルを設置し、ガスと太陽光エネルギーを共有することが一番有効であることを述べました。
社屋内には、はかり資料館（写真）があり、多くのコレクションを拝見できました。
塩尻市の㈱サイベックコーポレーションでは、車の部品などを製造する地下工場を視察し、無振動、通年で23℃を保つなど、まさに未来の工場の姿でありました。
平均年齢34歳と若者が多い企業で、将来の長野県のものづくりを背負って立つことが窺えました。