大倉草紙

旅の記録 食の記録 日々の記録

【京都】 愛宕山(愛宕神社・月輪寺・空也の滝)

2009年05月23日 21時00分00秒 | 旅 - 京都府
1月1日(木)
当日の行程: 【錦天満宮】 → 【清水寺】 → 【八坂神社】 → (京都泊) → (京都バス・清滝) → 【愛宕山(愛宕神社・月輪寺・空也の滝)】


年の初めに、愛宕山を登る。
標高924メートル。
参道のはじまるところには、朱塗りの鳥居が建っている。
ここから、愛宕神社まで4.2キロメートル。


お助け水
鳥居を過ぎてすぐ、「お助け水」がある。
まだちょっとしか歩いていないので、助けてもらうには早すぎる。


火燧権現跡(ひうちごんげんあと)
17町目あたりにある。
かつては、清滝社火燧権現の朱塗りの社があったという。
京洛に火事が起こると社が鳴動することから、その名が付けられたそうだ。


壺割坂
18町目あたり。
幕府に献上する宇治茶を入れたお茶壺をこの坂で割ってしまった、と伝わる。


茶屋跡
山頂までのちょうど真ん中の25丁目あたりにある。
「なかや」という茶屋兼宿屋が建っていた場所なのだそうだ。


大杉大神


半分も登ったころから、あたりは雪景色。


44丁目にある「がんばり坂」


黒門
黒門が見えたら、愛宕神社まではあと450メートル。


参道は、雪が深く積もっている。


浮彫方位盤
「浮彫方位盤 一寸珍しい」と書いてあったが、雪で埋もれていて、どんなものなのか分からず。
「一寸珍しい」というのが気になる。


鳥居
やっと着いた。
登りはじめが10時16分、鳥居到着が11時58分。
1時間45分くらいかかった。

全国の愛宕神社の本社。
大宝年間(701~704年)に、役行者と泰澄が、朝廷の許しを得てこの地に神廟を建立したのが始まりだといわれる。


神門


社殿

社務所の向かいに、休憩所がある。
薪ストーブが焚かれていて、暖かい。
昼食後は、登りとは違う道を通って月輪寺に向かう。


愛宕神社の御朱印


月輪寺へ至る道
ほとんどの人が、行きと同じ道で帰るのだろうか。
月輪寺へ通じる道では、登ってくる一組にすれ違っただけで、ほかに人は歩いていない。


月輪寺本堂
月輪寺は、大宝4年(704)に白山信仰の開祖・泰澄が開山したのが始まりだといわれる。
長い間荒廃していたが、現在は、尼さんが護っている。


三祖師堂


元愛宕権現堂


月輪寺の御朱印


空也の滝
月輪寺から更に下り、麓までもうすぐというところにある。
「空也の滝」と書かれた案内板があったが、目立たず、滝の入口が分かり辛かった。
空也上人がここで修行をしたといわれている。