大倉草紙

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【鳥取】 藤まつり (住雲寺)

2009年05月08日 20時00分00秒 | 祭り・催し
5月4日(月)
当日の行程:(車) → 【投入堂(三徳山三佛寺)】 → 【三朝温泉たまわりの湯】【鳥取二十世紀梨記念館】【藤まつり(住雲寺)】【門脇家住宅】【法華寺畑遺跡・伯耆国分寺跡・伯耆国府跡 国庁跡】 → (倉吉泊) 


5月の連休には、毎年「藤まつり」が開かれていると聞いて、住雲寺に行く。

藤の甘い香りが快い。
1本の藤の木が、こんなにも大きく広がるとは驚き。


住雲寺は建武元年(1334)の創建。
六尺(1.8メートル)もの長さの房を持つ「六尺フジ」で有名なこのお寺は、「ふじ寺」とも呼ばれている。


本堂には、長い房の藤をドライフラワーにしてある。
実際には六尺まである房は珍しいようで、平成13年のものが最長で1.72メートル、昨年の1.57メートルの藤の房もあった。
『伊勢物語』に、三尺六寸の藤の花を見て、在原業平が「咲く花の下に隠るる人多みありしにまさる藤のかげかも」と藤原氏の栄えていることを詠んだくだりがある。
それを読んだとき、三尺六寸の藤の花なんてあるはずがないと思ったものだ。

本堂では、次のような展示もあった。
 
左:大石良雄(内蔵助)の水墨画
右:松平定信の書


当日の歩数:10,786歩