大倉草紙

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【鳥取】 名和神社・元弘帝御着船所・後醍醐天皇御腰掛石

2009年05月16日 21時00分00秒 | 旅 - 鳥取県
12月29日(月)
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【名和神社】

名和長年および一族42柱を祀る。
承応・明暦の頃(1652~1658年)、名和村地内の名和氏邸跡といわれた場所に、名和長年の遺徳を追慕する地元の有志が小さな祠を建てたのがはじまり。
名和長年は隠岐島に流されていた後醍醐天皇を助け、船上山に迎えたことで知られているが、本殿から日本海を望むと海を越え一直線上に後醍醐天皇隠岐行在所があるらしい。
名和氏は合戦の際に米蔵焼き払ったので、境内からは今でも焼き米が出てくるそうだ。


神門


拝殿
現在の社殿は、昭和10年(1935)に建てられた。


名和神社の御朱印


【元弘帝御着船所】

「元弘帝御着船所」の碑は、後醍醐天皇が隠岐島から逃れてきた時に匿った家の前に建っている。


【後醍醐天皇御腰掛石】

後醍醐天皇が隠岐から逃れて海岸に辿り着いた時、この岩に腰掛けて休んだと伝えられている。


後醍醐天皇御腰掛石に向かって右手には、後醍醐天皇の歌碑が建っている。
「わすれめやよるべも波のあら磯を御船の上にとめし心を」
「第三十代名和 謹書」とある。