友人からある日届いたメール。
「『七人の敵がいる』って本知ってる? めっちゃ、あんたに似てるねん。あんたそのものやし、ぜひ読んで!!」
まだ、読んだことがなかったので、早速、手に入れて読んでみました。
「 七人の敵がいる 」
出版社の編集者として働く陽子。息子が小学校へ入学すると同時に、PTA、学童父母会、少年サッカー教室、子供会など、想像以上に大変な日々が襲いかかる。まずは、第一章で書かれている「女の敵は女である」。これは入学早々やってくる役員決めの保護者会。空気が読めない陽子は、ここで一番言ってはいけない発言をしてしまう。専業主婦と働く母親との深い溝…。年度初めの保護者会の張り詰める空気感は先日、私も体験したばかり。何度経験しても慣れないな~。物語は、クラスの保護者のほとんどを敵に回してしまった陽子のこれから降りかかる災難を予感させるかたちではじまります。次の章では、「義母義家族は敵である」。子育てにどうしても必要な義母のサポート。陽子の場合は、人の良い義母だけでなく、口うるさい義姉、ずうずうしい義妹が存在するのがやっかい。肉親であっても節度と気遣いが大切なのだ。あぁ。。さらに、第3章で描かれている「男もたいがい、敵である」では、職場で女性が働くことのむずかしさを痛感。男たちが足をひっぱるのはやりきれない。第4章では『やってあげている』感が抜けない夫のこと「当然夫も敵である」。育児は父親も母親も平等なのに、なぜ母の役割が多いのでしょう。。。第五章「我が子だろうが敵になる」。子供が「やりたい」と言ったサッカー教室。でも、なんと負担の多いことか…。そして、陽子と息子の隠された関係は、ちょっと感動的で、それまで描かれていた陽子の別の顔を読者に見せてくれます。第六章の「先生が敵である」は、ありえないようであり得る話。これは兼業主婦であっても、専業主婦であっても、どの母にとっても敵になるような先生の話。陽子の手腕が発揮され、見事解決へ導く様があっぱれ。最後の第七章「会長様は敵である」そしてその後のエピローグは、働く母親たちにさまざまな気づきを教えてくれる運びとなり、ラストには希望を与える展開になっています。兼業主婦と専業主婦で溝を作るのではなく、子育てをする母として手を結び、個人の能力を活かす道を提案する陽子。最後の会長の言葉にはちょっと心動かされます。
すごく面白くて、何より、今自分が抱えていることが同じであることからとても共感できる作品でした。
さくさく読めるので、忙しいお母さんにもぜひ読んで欲しい本です。
で、読み終えた後、メールをくれた友人に感想メール。
「読んだよ、でも陽子に似ているかな?こんなに空気読めない?私?」
すると友人からメールが
「なんかね、いつもバタバタしているでしょ。いろんな問題抱えて。それでもなんとかやっている姿が似ているなと思って」
そっか。ありがと。陽子みたいに私も何事もガツンガツンとぶつかりながら、頑張っていくよ(*≧m≦*)
なるほど、この本のことですね。^^
早速私も図書館に予約入れました。
いつか、ふらぁ~っと京女。さんをお尋ねして、
なんとなぁ~くの流れで、食事などご一緒できたら
素敵ですね♪
あれやこれやの美味しそうな記事でふとそんな妄想。^^
いつでも訪ねてください!
一緒に食事しましょ(*≧m≦*)
最近、食べてばかりなので、体重が気になりますが、
楽しい会話と食事は人生にとって大切!と決めて、
躊躇しないことにしました。
ふみさん、大歓迎!!
面白かったですよ!
身につまされることもあり、
え!?と思うところあり。
今日は別の記事をUPしますが、
明日には文中リンクさせていただきます。
(た、たぶん)
ご報告まで。^^
私は今でも陽子のようなあちゃ~というシーンが多々あります。子供とともに母社会の掟を学んでまーす。