『ハッピーバースデー』 青木和雄 吉富多美 作を読みました。
実の母親に愛してもらえず、誕生日さえ忘れられてしまった11歳の少女・あすかは、声を失ってしまう。しかし、優しい祖父母の元で自然の営みに触れ、「いのち」の意味を学ぶ。
11歳の誕生日。自分がこの世に生を受けた日、あすかは母親から「生まなきゃ良かった」と言われてしまいます。
ショックで声を失い、「この世に生まれなきゃ良かった」と生きる希望まで失いかける彼女。
その後、祖父母の家で心の休息をとったあすかは、自分の存在に自信を持つようになります。
そして、あすかを中心に周囲が少しずつ変わり始めます。
「いい子」の呪縛から逃れ、自立の道を歩き始める兄の直人。
自らの子育てを振り返り、あすかの母・静代の心の痛みに気づき始めた祖父母。
最初で最後の友達を得、限られた人生を精一杯生きることのできためぐみ。
いじめの連鎖を断ち切ることができたクラスメートたち。
そして、自らの殻を破り、自分を見つめなおし始める母・静代。
家族のことを理解し始めた父・裕治。
「命」をテーマに、あすかと彼らが変わっていく様子が感動的に描かれています。
最後の祖父の手紙に綴られていた
六十億に一つの奇跡で結ばれた親と子の絆という言葉。
ジーンときました。。。。
当たり前だと思っていた子供と私の関係。
親になることも、子になることも、そしてその出会いは本当に奇跡的なこと。
いつもなら、誕生日はこの世に誕生したことをお祝いしていたけど、
これからは家族との出会いにもお祝いしたい。
何てったって、60億分の1なのだから。
そして、単にモノだけでなく、この物語のように「言葉」のプレゼントもしていきたい。
「あなたのこと、こんなに見ているよ」
「あなたのこと、こんなに愛しているよ」
「出会えて嬉しい」
私の子供の時もこんな言葉をかけてほしかったから。
あぁ、誕生日が待ち遠しいかも。。。。
↓京女の絵本ブログ
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実の母親に愛してもらえず、誕生日さえ忘れられてしまった11歳の少女・あすかは、声を失ってしまう。しかし、優しい祖父母の元で自然の営みに触れ、「いのち」の意味を学ぶ。
11歳の誕生日。自分がこの世に生を受けた日、あすかは母親から「生まなきゃ良かった」と言われてしまいます。
ショックで声を失い、「この世に生まれなきゃ良かった」と生きる希望まで失いかける彼女。
その後、祖父母の家で心の休息をとったあすかは、自分の存在に自信を持つようになります。
そして、あすかを中心に周囲が少しずつ変わり始めます。
「いい子」の呪縛から逃れ、自立の道を歩き始める兄の直人。
自らの子育てを振り返り、あすかの母・静代の心の痛みに気づき始めた祖父母。
最初で最後の友達を得、限られた人生を精一杯生きることのできためぐみ。
いじめの連鎖を断ち切ることができたクラスメートたち。
そして、自らの殻を破り、自分を見つめなおし始める母・静代。
家族のことを理解し始めた父・裕治。
「命」をテーマに、あすかと彼らが変わっていく様子が感動的に描かれています。
最後の祖父の手紙に綴られていた
六十億に一つの奇跡で結ばれた親と子の絆という言葉。
ジーンときました。。。。
当たり前だと思っていた子供と私の関係。
親になることも、子になることも、そしてその出会いは本当に奇跡的なこと。
いつもなら、誕生日はこの世に誕生したことをお祝いしていたけど、
これからは家族との出会いにもお祝いしたい。
何てったって、60億分の1なのだから。
そして、単にモノだけでなく、この物語のように「言葉」のプレゼントもしていきたい。
「あなたのこと、こんなに見ているよ」
「あなたのこと、こんなに愛しているよ」
「出会えて嬉しい」
私の子供の時もこんな言葉をかけてほしかったから。
あぁ、誕生日が待ち遠しいかも。。。。
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と言っても小学生向きの推薦図書として子供に買った本ですけど。
泣けますね。それにおじいちゃんが凄くいい味をだしてて。心に沁みました。
息子も読んだ後、暫くの間、沈黙でした
あと、誕生日に植える木っていうのもいいですね。
実は我が家でも娘の誕生日には梅を、息子の誕生日にはびわを植えました。
子供とともに成長する木っていいもんですね。
でも、夏に虫の害にあってしまいましたよ…
詳しくは
http://blog.goo.ne.jp/okoshiyasu-chamizo/e/8042b995bb851bdf54ddb96939a0d07f
を見て。あ、tettyさん覚えてますか?