興浜(おきのはま)で候 

興(こう)ちゃんの手掘り郷土史

興浜道普請 網干96号線その1

2008年04月05日 | 興浜道普請

 姫路市道網干96号線完成

 道路には、国道・県道・市道・農道・私道等管轄行政によって区別されている。
もちろん維持管理も国道なら国がするという事になっている。
ここ姫路市網干区興浜にある道路は、姫路市道がほとんどである。

 私たちが通称『浜国』と言っている道路は国道250号線である。
これと同じように姫路市道も番号を付けて維持管理されている。
日常生活ではこのような呼び方はしませんが、土木建設に携わる人は少なからず、覚えておく必要のある呼び方である。

 『興浜道普請』では、興浜の道路整備状態を記録していきたいと思っています。

 今回、姫路市平成19年度道路事業によって、平成18年度より興浜自治会が行なっている興浜墓地改修にともない、市道網干96号線が興浜墓地に面する部分の拡幅工事が平成20年3月に完成したので、着工前と完成後の写真を掲載します。


 市道網干96号線は大覚寺の南側、山田歯科から興浜墓地に向かう道路

 興浜に火葬場があった昭和50年代初めまでは、三昧(さんまい)に通じる道という意味か、三昧に行くしか用がない為なのか、三昧道(さんまいみち)と呼ばれていた。
長老たちは今でもそう呼んでいる。 
 
     興浜墓地南東から着工前と完成

 
     興浜墓地南から着工前と完成

 
     興浜墓地六地蔵前から着工前と完成
 
     興浜墓地六地蔵前から着工前と完成

 
 平成20年1月7日工事に先立ち大覚寺四十二世義空玄礼上人によって六地蔵 さんの抜魂式があり、そのあとすぐに播州石材さんが工事完成まで預かる為土台よりはずされました。

 
      加納土木による工事中の写真です 六地蔵前の道路拡幅工事中
 
  興浜墓地南側の桜の木は抜かれて、擁壁によってのりおこしされ、道路が拡幅されました。 

  
 道路が完成したあと、播州石材さんにより六地蔵さんの土台が新しくされ、もとの六地蔵さんが帰られました。  

 


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