興浜(おきのはま)で候 

興(こう)ちゃんの手掘り郷土史

武神祭 その7 昭和32年当番町興  弐

2012年05月01日 | 魚吹八幡神社

 昭和32年の武神祭の写真を手に入れる事ができた。

 興浜金刀比羅神社での檀尻出立ちの写真だ。

 注目すべき点は、モノクロなので特定できないが前梃子と梃子衆は赤色と青色の肌着を着用している事と、曳き子はその当時の秋祭りでも着用していた白色のシャツを着用している事だ。

 前梃子の梃子棒が鬼の金棒のようになっているように見えるのだが気のせいだろうか。

 元締・前梃子が誰であるかは今のところ解らないが、これから情報が入ってくる事を期待する。

 元締の方の衣装も少し変わっている。

 
 金刀比羅神社境内の上から出発する様子であろう。

 
 金刀比羅神社鳥居前。右側に見える掲示板の右側は現在の丸山洋品店でこの当時は山本家の前栽(せんざい)であった。

 
 金刀比羅神社の檀尻出立ち前の檀尻上での演芸風景。
 この写真で注目すべき点は、後方に写っている金刀比羅神社拝殿の屋根である。
 檀尻上での演者と金刀比羅神社の屋根が写るという事は金刀比羅神社での出立ちの演芸は檀尻が北を向き金刀比羅神社に向かって演芸を行っていたという事だろうか。
 当たり前と言えば当たり前の事ではあるが、昔の方は筋が通っている。

つづく