興浜(おきのはま)で候 

興(こう)ちゃんの手掘り郷土史

初代興浜檀尻福知村へ20周年

2010年08月15日 | 興浜の宝

 明治22年製作の初代檀尻は、平成2年春に縁あって宍粟市一宮町福知村に嫁入りし、福知村の村起こしに大きく貢献した。

 それ以降興浜と福知村はお互いに親交を深め、興浜興伸会の有志が家族連れで福知渓谷にバーべキューや川遊びに行ったりと楽しい思い出をつくってくれた。

 その福知村は、去年の平成20年8月9日の台風9号豪雨において、福知川に架かる橋3本が流され、川沿いの同市一宮町の県道一宮生野線で土砂崩れが起きるなど、自衛隊が出動するほどの大惨事となった。

 流出した渓谷にあった名水「文殊の水」の水くみ場や、福知渓谷のバーべキューをする川床等が少しづつ復旧されているというニュースを耳にするたびに安堵するが、今年のこの暑い夏での復旧はさぞ大変であろう。

 タイトル写真であるが、写真の裏には、「平成11年10月3日 福知早玉神社にて 檀尻嫁入り10周年」と書かれてある。

 今年の10月3日の福知早玉神社秋祭りの檀尻20周年記念行事の案内を見せて頂いたので記事にした次第である。10月3日に福知村に行き檀尻を曳けることが楽しみだ。