鉄道作業局雇 渡邊 鼎
依願雇ヲ免ス
明治40年1月24日
逓信省
現在のJR。少し前までの国鉄を退職された時のようだ。
59歳で退職されたという事だ。ご苦労様でした。
今回も前回から退職までの事を渡邊鼎直筆の履歴書より年代ごとに追ってみる(青字は履歴書から)
明治29年6月22日 三級書記 山陽鐵道株式會社々長松本重太郎
三級書記になる
明治31年7月1日 臨時建築部在勤 山陽鐵道株式會社専務取締役牛場卓蔵
同日 用地掛長兼務
建築部と用地係長を兼任
明治31年12月23日 二級書記 山陽鐵道會社専務取締役牛場卓蔵
二級書記になる
明治37年12月26日 一級書記 山陽鐵道會社専務取締役牛場卓蔵
一級書記になる
明治39年12月1日鐵道国有法二依リ政府へ山陽鐵道買収ノ結果山陽鐵道株式會社解散
同年12月1日 鐵道作業局雇ヲ命ス 逓信省
山陽鉄道株式会社が解散になり国鉄になった時である。
鉄道関係は郵便と同じの逓信省管轄になった。
明治40年1月24日 依願雇ヲ免ス 逓信省
明治39年4月1日 明治37,8年事件ノ功二依リ金□□ヲ賜フ 賞勲局
この文章をもって、履歴書は終わっている。
つづく