沖縄Daily Voice

沖縄在住の元気人が発信する

スタッフが感じたオキナワ vol.6 沖縄の風スタッフ

2009年10月10日 | 土曜(2009年7月~):編集スタッフ
みなさん、こんにちは。
沖縄在住スタッフのすなです。
10月になった沖縄はすっかり肌寒くなり、空の色も真っ青から
曇りのグレーが多くなってきました。
街中で目にするアイテムも透明で鮮やかなガラス器から
土の風合いが温かみを感じる焼物類が多くなってくるころ。
そんな秋めいた時期らしい陶器の展示会に出かけてきました。


場所は雑貨屋さんとカフェが併設するMIX@宜野湾市







2FのカフェUNIZONの大きく開いた窓からは、昼は緑が点在する基地のようす、夜は北谷エリアの夜景を一望できます。








展示を行った作家さんは、沖縄の風でもご紹介している香月舎さん。
沖縄で活動をはじめて10年の節目を迎えたという記念の展示会。









持って帰りたくなる一輪挿しや





普段使いのお皿、





大きいものや





小さいものたち






贈り物にうってつけのカップとソーサーのセットや






自分用に持っていたい針やま







思わずつっこんでしまいたくなるものや
味のある絵柄や、バランスのよい色合いに見入ってしまうもの






布バッグや鍋つかみといった布小物も手がけたそう






そのどれをとっても、愛嬌たっぷりで、使えば使うほど
愛着がわきそうな要素が吹き込まれています。

香月さんご本人もとても気さくで、おしゃべりな方。
展示会場にも時々いらっしゃるようなので、機会が
あれば、ぜひ展示会にも足を運んでみて下さい。
10~11月にかけて、各地で陶器市が開催されるシーズン。
お気に入りの逸品に出会う、陶器めぐりの旅はいかがでしょう。




展示の帰りは、こんな方(?)が見送ってくれました。










text:すな




              ★沖縄観光の旅行雑誌を作る会社が素顔の沖縄を紹介するサイト

スタッフが感じたオキナワ vol.5 沖縄の風スタッフ

2009年10月03日 | 土曜(2009年7月~):編集スタッフ
はいたい!
今週のスタッフブログを担当します、沖縄の風スタッフNです。


みなさん、テビチって知っていますか?
テビチとは、豚の足・・・つまり豚足のこと。
沖縄の飲食店では、このテビチを使った料理をよく目にします。

実は私、自他共に認める
テビチャー(←無類のテビチ好きという意味の造語)
今日は、そんな私が沖縄で出会ったテビチ料理を紹介します


まず、王道のテビチ料理がコレ。



ひかり食堂のてびち汁

ひかり食堂は、浦添市にあるテビチ専門店。
ここのテビチは、長時間じっくりと煮込んで脂抜きをしているので、ちっとも脂っぽくありません。
プルップルで、コラーゲンたっぷり
一見とても入りづらい雰囲気のお店ですが、勇気を出して踏み込んでみてください。
ちょっぴりシャイなご主人が迎えてくれます
ちなみに私は、女子2人で行きました
(この友達も私に負けず劣らずのテビチャー)



どんなにコラーゲンたっぷりって言われても、
グロテスクな見た目がムリ・・・
そんなアナタにおすすめなのが、こちら。


骨なしテビチ

骨を丁寧に除いたテビチをハンバーグ状にしています。
赤ワインベースのコクのあるソースをかければ、もう立派な洋食。
作るのにとても手間がかかるので、1日5食限定!
旬魚酒菜 回 久茂地店で食べられます。




そして、テビチャーの私のイチオシが、コレ!



おでん東大の焼てびち

怪しさ満点の夜の町、栄町にあるのですが、
どーーーしても、この焼てびちが食べたくて、
テビチャーの友達と、またしても勇気を振り絞って乗り込みました

厳選したテビチを、表面がカリッカリになるまで焼き上げた、店の名物メニュー。
注文を受けてから20~30分かけてじっくり焼くので、
オーダーが混んでいるときは、2時間待ちになることもあるとか
でも、待ちを覚悟で頼んでよかった!
外のカリカリ具合と、中のトロトロ感が、もう絶妙
テビチャー人生で、最高のひとときでした
気ままに営業している店なので、根気よくトライしてみてください。




最後に、お手軽なテイクアウトテビチを紹介。


てびち唐揚げ

恩納村にある、おんなの駅なかゆくい市場の「豚三郎」でゲット
煮込んだテビチをカラリと揚げた一品で、
黒酢入りの甘辛い特製ダレが絡んでウマイのです
ぜひ揚げたてのアツアツをどうぞ




これを読んで、なにげに「テビチ、食べたいナァ」と思ったアナタ!
アナタはもう立派なテビチャーです

さぁ、テビチを食べに、沖縄へ行こ~



text:沖縄の風スタッフN

スタッフが感じたオキナワ vol.4 沖縄の風スタッフ

2009年09月26日 | 土曜(2009年7月~):編集スタッフ



こんにちは
エディターズ スタッフのMです。
『オキナワの風』や沖縄関連のガイドブックに携わっているからか、「こんど沖縄に遊びに行くんだけど、どこがおすすめ??」なんて知人から最近質問されるようになり、すっかり沖縄情報マスターな扱い(in岡山)に戸惑い気味です

さて、沖縄に長期滞在する人も短期旅行の人も、ぜひ行ってみてほしいのが現地で開催されるミュージシャンのライヴ。
沖縄では、ミュージシャンの音楽活動がとても盛んで、日々さまざまな場所でライヴが行われています。
美浜アメリカンビレッジにある観覧車前の広場では、ほぼ毎晩ストリートライヴが行われていますし、那覇・新都心の大型スーパー「サンエー那覇メインプレイス」の特設会場でも頻繁にライヴを見ることができます。
さらにこういった野外ステージやスーパーの特設会場などで開催されるライヴは、ほとんどの場合、入場無料
東京の、渋谷CLUB QUATTROでワンマンライヴをやるような実力派ミュージシャンのライヴだって、沖縄では野外ステージなどで気軽に鑑賞できてしまいます。
音楽活動が盛んミュージシャンとの距離が近くなるライヴ自体が気軽に開催される、ということなのかもしれないんですが、県外の人から見るとこれはスゴイことですよね

写真は、少し前に北谷のアラハビーチで行われたARIA ASIAさんのチャリティーライヴ。夕暮れどきだったので、演奏と潮風、海に沈む夕陽が混ざり合って幻想的な感じがして、とても気持ちよかったです。
ミュージシャンの方たちのライブ情報に関してはコチラ ↓
http://event.uruma.jp/
を参考にしてみてください。

気軽に楽しめる沖縄のライヴなんですが、実は問題点もあって、無料で観ることが日常になっているため、有料のライヴチケットがあまり売れないそうです。
皆さん、無料でライヴを楽しんだあとは、気になるミュージシャンのCDを買うなどして、応援することも忘れないでくださいね


text:沖縄の風スタッフ M




スタッフが感じたオキナワ vol.3 沖縄の風スタッフ

2009年09月19日 | 土曜(2009年7月~):編集スタッフ
久々の沖縄にうきうきの
編集スタッフCです

今回で来沖10回目
記念に(?)今まで気になりつつ
挑戦できていなかった沖縄的フードを制覇すべく
ウエスト総ゴムのパンツで飛行機に乗り込みました

まずは「ヒージャー」(沖縄方言でヤギのこと)。
体験者の声によると
「スープは牛乳を拭いたぞうきんを絞った味がした」とか
「刺身を食べたら、一晩中スゴイこと(内容は自粛)になった」とか…
ツウにはたまらない味わいだそうですが、
その黒いウワサに、すっかり石化

しかし
取材でおじゃましたカフェで
ヤギ肉カレーをごちそうになる機会が
ヤギと豚の合挽き肉に
フーチバーやズッキーニなどを加えたものだそう。
「カレーに合わない物なし」「カレーは最強」
そんな格言(持論)を信じてひと口。
けっこう衝撃でしたよ、おいしくて
フーチバーの青々とした香りと相まって、
ヤギ肉のケモノ的で濃厚な味わいも、
まるでスパイスのように感じられます
初心者にもオススメの一皿です
(気付けば完食。画像がなくてゴメンナサイ)

ヤギカレーがいただけるのは
浦添の外人住宅にあるスタイリッシュな夜カフェです
お店の詳細は2月発刊の「ことりっぷ 沖縄さんぽ」で
ご確認くださいね
(発刊前だから名前は伏せてジラしちゃう

続いては「ミキ」、缶入りドリンクです。
原料は餅米
他にウコン入りや玄米版があります(画像参照)
缶の上部には「飲む極上ライス」の文字。
キャッチが秀逸です

私が飲んだのは真ん中の餅米バージョン。
コップに注ぐと、缶と同じグレーの汁が…
しかもかなりのとろみです
味は…甘ーーーい餅を飲んでいる感じです
沖縄では人気なのか、
スーパーの棚には1本しか残っていませんでした
飲んだ後のコップを放置しているとカピカピに。
原料が米であることを再確認できます

他にも
「森のアイスクリーム」と言われるねっとり系フルーツ、
某食堂の肉祭り的ポーク卵などなど、
気になるものは尽きません…
ガイドブックに載っている定番じゃ物足りないアナタ。
裏グルメを制覇する旅も楽しいですよ
(ガイドブック作っとるくせに

text:沖縄の風スタッフ(C)

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スタッフが感じたオキナワ vol.2 沖縄の風スタッフ

2009年09月12日 | 土曜(2009年7月~):編集スタッフ
琉神マブヤーを知っていますか?


こんにちは
編集スタッフのTです。
さて、みなさんは沖縄で爆発的な人気を誇る
「琉神マブヤー」をご存じでしょうか?

少し前に沖縄事情に詳しい方から
「沖縄では琉神マブヤーが流行ってるらしいよ」という話を聞くまで
「琉神マブヤー」のことを知らなかった私

なんだろう?と興味を持ち、HPなどで調べたところ
沖縄県限定の特撮ヒーローものということが分かりました
おもしろいのがその設定。

「ニライカナイからやってきた魂の戦士」「ヤチムン見習い中」
「自分がマブヤーであることに少しとまどっている」

伝説のマブイストーンを巡り、悪の軍団マジムンと一人で戦っているらしいのです

(c)MABUYER PROJECT

動画サイトで見つけた主題歌には、方言がここぞとばかりに使われ
ヒーローの必殺技が敵を健康にしながら倒すゴーヤーヌンチャクなど、

とにかく沖縄カラー満載なのです

テレビ放送は終わってしまいましたが、人気は衰えることなく
今では子どもたちが集まるイベントに引っ張りだこのスーパーヒーローに

(c)MABUYER PROJECT

ローカル放送なのに、ハイレベルな衣装。
敵までも思いやる優しい心を持ったヒーロー。
難しいアクションをこなす悪役たち。

沖縄の新名物が誕生か!?とHPをパソコンのお気に入りに追加しました。
先日は「秘密のケンミンSHOW」でも紹介され、全国的に認知度が高まりつつあるようです

この人気はまだまだ続きそうで、マブヤー関連情報から目が離せません。
沖縄県限定でCDやDVD、グッズもたくさん発売されているようですよ。

(c)MABUYER PROJECT
写真は悪役クーバー1号・2号のTシャツです。
何気にオシャレです。

こういう環境で育つ沖縄の子どもたちをうらやましく思いました





text:沖縄の風スタッフ(T)




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スタッフが感じたオキナワ vol.1 沖縄の風スタッフ

2009年09月05日 | 土曜(2009年7月~):編集スタッフ
沖縄のやちむん


みなさん、こんにちは。

はじめまして
エディターズのHです。

広島にいながら、ガイドブックの制作や、
沖縄の風のことなど、
オキナワにまつわる
仕事をさせてもらっています。

ここ最近、オキナワにいったらかならず
買うもの、
それは「やちむん」です。

「やちむん」とは、沖縄の焼き物なのですが、
作家さんが作った
これがとってもカワイイのです。

これを集めるのは、沖縄にいく楽しみでもあります。

小さなギャラリーをまわるのもイイのですが、
たくさんの器からお気に入りを選びたいなら
コチラお店がオススメです

★鍵石(国際通り)・・・県内で活躍するメジャーな作家さんから、若手の作家さんまでいろいろ作風の作家さんの器が勢ぞろい。
ほかでは取り扱いが少ないものも見つかります。

★読谷村共同販売センター(読谷)・・・読谷村に窯をかまえる陶芸家の作品を中心に販売。取り扱い点が多いので、じっくり時間をかけて選ぶのが楽しみ。

★読谷山焼北窯売店(読谷)・・・4人の作家さんが手がけた器が買えます。
モダンなものから伝統的なものまで個性がさまざま。

★陶器工房壱(読谷)・・・このサイトでも取り扱っている壱岐幸二さんの工房兼ギャラリー。
白とブルーを基調とした器は、サイズ違い柄違いも数多くそろっています。

どのお店も観光客向けで、初心者でも行きやすいので、
ぜひ行ってみてください!
(もちろんガイドブックにもたいてい掲載されている)



text:まっぷるマガジン編集スタッフ(H)




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沖縄取材こぼれ話 vol.9 まっぷるマガジン編集スタッフ

2009年08月29日 | 土曜(2009年7月~):編集スタッフ
念願かなって、ニッポンのワンダーランドへ

ついに、行ってきました! 神秘の国、北大東島&南大東島へ。
もちろん仕事ではありません。まったくのプライベート旅です。

といっても、一般の方にとっては「それ、どこにあるの?」「どんなところ?」ですよね。
ええ、ええ、そーですとも。ガイドブックにも載ってないし。
しかし、わたしにはある野望があったのです。
それは・・・・
巨大クレーンで吊り上げられて、船に乗り込む、あるいは船を下りてみたい!
というのも、断崖絶壁の島ゆえ、船が港に接岸できないため、
荷物はもちろん、人もクレーンで荷揚げされるのです。
そんなところ、たぶんニッポンでもここだけ。
それがあと数年で、かなわなくなるらしい(港の整備が進んでいるとか)と聞き、
同じく離島マニアのライターRさんと二人、大東ツアーを決めたのでした。

そーはいっても、大東島と那覇を往復する船は週一便、運航の日程はなかなか決まらず、天候によって変更ありと、かなりてごわい。
仕事の都合もあり、大東―那覇間は飛行機で移動、あとは北大東から南大東の移動で船に乗るチャンスをうかがうことに。

まずは北大東島へ。一面がサトウキビ畑に覆われ、昼間はまったく島の人に出会わず。
動いているのは、砂埃をあげて走り去るダンプのにぃちゃんと道路施設工事のおっちゃんたちのみ、というフシギな島でした。
でも、ここにはあるんです。わたしの大好物、廃墟が! 
しかもコバルトブルーの海を背にして! (ひとりで大興奮)
ジャーン! コレです。西港近くの燐鉱石貯蔵庫跡。



しかもなんてきれいな海。港とは思えない青い海に感動。石垣島在住できれいな海を見慣れているRさんも絶賛!



北大東に2泊したのち、南大東へ。フェリーに見放されたわたしたちは、なんと漁船をチャーターするという荒技を敢行! ここでやっとクレーンに釣り上げられての乗船を果たしたのです。ま、あっという間でしたが。写真を撮るヒマもなかったほどでした。

そして南大東島。こちらには大東そばや



サワラの漬けをのせた大東寿司、




荒海が打ち寄せる崖をくりぬいてつくった海軍棒プール、



大東コウモリなど、お楽しみ満載。




あまりにもオモシロ過ぎて、あまりにもフシギ過ぎて、書ききれません。
そのうえ、ここにも廃墟が。旧ボイラー小屋ですが、ここもバックは海。いやいやタマリませんな。




最後に。島にやってきたフェリー「だいとう」の釣り上げシーンがこれ。写真の荷物はガソリン缶ですが、こんなボックスに数人の乗船客が自分の荷物を持って乗るわけです。
どーです、乗ってみたくなったでしょ? あれ、ならない・・・?





text:まっぷるマガジン編集スタッフ(な)




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沖縄取材こぼれ話 vol.8 まっぷるマガジン編集スタッフ

2009年08月22日 | 土曜(2009年7月~):編集スタッフ
7月のトップシーズンに取材に行くと、
それはそれは青くキレイな海が、やさしく迎えてくれます。

今回はグルメ取材がメインゆえに、
ロケーション撮影は少なかったのですが、
いくつか見ました。ステキな青い海を。

まずはコチラ。



南部の高台に建つ海カフェ、八風畑のテラス席から眺めた海です。
太平洋が広がり、まさに絶景。

次はコチラ。



残波岬灯台から見下ろした紺碧の海です。
灯台(入場料200円必要)は上る価値アリ。

最後はコレ。



ドラマのロケ地にも使われた、古宇利島にあるビーチの写真です。
抜群の透明度に、ただただ感激。

マップル沖縄でも、もちろん上記の情報は紹介します。
行きたくなったらマップル買って沖縄へGO☆




text:まっぷるマガジン編集スタッフ(イデー)




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沖縄取材こぼれ話 vol.7 まっぷるマガジン編集スタッフ

2009年08月15日 | 土曜(2009年7月~):編集スタッフ
はいたい!
今週のスタッフブログを担当します、編集スタッフNです


これは、私の2週間の沖縄出張を締めくくる最後の夜の出来事です。


今回、国際通りエリアの取材を担当した私。
紹介する13件のショップから、撮影用に大量の商品をお借りしていました。
連日連夜シャッターを切り続けて、ようやく全アイテムの撮影が終了。
商品を返却するために、U氏の運転する車で国際通りに行きました


U氏に店の前まで行ってもらい、私がダッシュで返却してダッシュで車に戻り、
また次の店まで車で行ってもらう・・・という作戦で、
4軒目のお店の前に来たとき。

私「あれ?次のショップの商品がない
U氏「そーいえば、なんか少なくないか?」

確かに。
まだ10件分の商品が残っているはずなのに、
後部座席にあるのはたったの5件分。

「Nさん、忘れて来たんちゃうか?」とのU氏の問いかけに、
いいえ!そんなハズありません!
事務所を出るときにちゃんと数えたんです!
確かに13袋持っていました
いつになく自信満々に答える私。


「じゃあ、あと5件分はどこいったんじゃ?」
「まさか、後部のトビラが開いていて、移動中に落としたとか

車を置いて、さっき来た道を徒歩で引き返してみる。
頭の中に浮かぶのは、
道路に散乱し、行き交う車に轢かれる商品たちの無残な姿・・・

そうなったら全部買い取りだよねぇ・・・。
全部買い取ったらいくらになるんだろう・・・。
きれいに洗ったら許してくれるかなぁ(まさか)

でも、どんなに目をこらして見ても、
それらしいモノは何一つ落ちておらず。。。

「なんだ?神隠しか?意味がわからん
「キツネ?タヌキ?キジムナーの仕業

いやいや、こんなときこそ冷静にならなければ。

「あと考えられるのは・・・盗難

もしやこの女子高生が?
さっきの自転車のおにぃちゃんか?
それとも、あのタクシーのおじちゃんか?
目に映るすべての人を疑い始める私。(ひどい)


U氏「それはないわ。オレ、ずっと車に乗っとったし!」

私「そっとドアを開けて、そっと持っていったのかも!?」

U氏「それはないって。Nさん、やっぱり忘れて来たんじゃろ?」

私「いや、絶対全部持って来ました!さっきまでいっぱいあったんです

U氏「でも、どこにも落ちてないし、まさか盗られるなんて・・・」

私「でもでも、あった物がなくなったってことは、盗難しか考えられないです

U氏「盗難って・・・。ひとまず事務所に戻ってみよう。それでもなかったら考えよう」


そんな悠長な!
早く警察に通報しましょうよ、Uさん!
犯人はまだ近くにいるはずですぅぅぅ


しつこく盗難説を引きずりつつも再び車に乗り込み、
事務所に向かいながら、
もう一度最初からよーく思い出してみる。


事務所を出る前に、両手に持っていた荷物の数を数えたよね!
そう、確かにちゃんと数えた!!
そのまま階段を下りて、車の後部に荷物を置いたんだよね。

・・・あ、待って

階段を下りながら鍵を忘れたことに気付いて、
荷物を持ったまま、一度事務所に戻ったんだった。
それで、鍵を持ってから事務所を出て、鍵を閉めて・・・。

・・・そーいえば
あれだけの荷物を持ったら両手がふさがっているはずなのに、
何の苦労もなく鍵を閉めた気がするなぁ


両手は、ホントに荷物でふさがっていたのか・・・?
右手には、鍵しか持っていなかったのでは・・・?
かといって、左手だけで持てるような量じゃないし・・・。
となると・・・右手に持っていた荷物はどこへ??





「Uさん・・・。なんだか私・・・事務所にあるような気がしてきました

「えっホンマ?・・・この際、なくなったんじゃなければ許す

「なんだか私・・・事務所の玄関に置かれた袋たちが見えるような気がします」

「事務所にあったら、オレはNさんを褒めてやる。よー忘れて来てくれたって。だから事務所にあってくれぇぇぇ(叫)」

「・・・・・あぁもう、先に謝っておきますぅぅぅ。すいませんでした」



そして車は事務所に到着。
階段を駆け上がり、ドアを開けると・・・
玄関の上がり口には、私が思い描いたとおりに置かれた5つのショップ袋たち

「Uさん・・・ありましたぁ・・・」

「Nさん、よーやったよー忘れて来てくれた

「あぁ・・・ごめんなさいぃぃぃぃぃ



こんな大失敗をした私を、
なぜか「よくやった」と褒めてくださったU社長。
さすが。
器が大きいです


Uさんへ、この場を借りて改めてお詫びいたします。
ご心配&ご迷惑をおかけして、本当に本当に申し訳ありませんでした



☆今日は写真がなかったので・・・。沖縄で出会ったにゃんこです。美人でしょ




text:まっぷるマガジン編集スタッフ(N)




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沖縄取材こぼれ話 vol.6 まっぷるマガジン編集スタッフ

2009年08月08日 | 土曜(2009年7月~):編集スタッフ
沖縄のスピリチュアルスポットツアー


女32歳、本厄の今年。
母は「そんなの迷信。神社が儲かる仕組みに付き合うな」ということで
我が家では厄払いは一切行われず。
当の本人としては少々気になるもので、
ということで、出かけて来ました
「スピリチュアル&パワースポット巡りin沖縄」。

沖縄取材中の休日を利用して
今回訪れたのは、憧れの久高島&斎場御嶽。
沖縄屈指のスピリチュアルスポットです。

まずはフェリーで久高島へ。島内移動はレンタサイクルです。
いしき浜・・・「ニライカナイ」に通じる浜。ちょうど干潮で、たまたまいたおばぁに海の生物を教えてもらう




カベールへ続く一本道・・・緩やかな坂道。久々に立ちこぎしました。


カベール・・・「アマミキヨ」が降り立ったという伝説が残る聖地。

ロマンスロード・・・島の北側にある遊歩道。美しい海が目の前に



食事処けいで昼食・・・ゴーヤーチャンプルーがおいしかった♪
の順路で島巡り。

次は斎場御嶽へ。到着したのは4時頃。
二つの大岩が寄り添う三庫理は神秘的で大感激。
揺拝所から振り向くと、
(日が傾いていたこともあり)三庫理の角に太陽の光が重なり、
これまた神秘的。



厄が落ちたような気がします。



text:イデー



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