日々精進生活

日々、自己反省をしながら、思うことを綴る日記。

この世の哀しみとは・・・

2007-12-22 15:28:22 | 普段の生活より
私の今、一番の身近な夢として、マイホームを建てることがあった。
長女も自分の部屋が欲しいと言っていることもあり、主人の年齢も考えたら、そろそろが時期だろうと思い、
今年になってからは、あちこちの住宅メーカーを廻り、どこの住宅メーカーで建てるかを考えていた。
それと同時に、屋根には太陽光発電を取り付けて、キッチンは、あ~して、こ~して、んでもって、1階にはピアノとエレクトーンを置く部屋を作って、2階は、ファミリースペースを作って・・・と、いろいろと想像して、マイホームが現実のものとなる日を心待ちにしていた。

住宅メーカーも、ほぼ決まり、土地探しも平行し、おおよその見積もりも終わり、借り入れの相談まで話は進んでいた。

そうしたら・・・

主人の父が主人にこっそり本音を言った。

そんなに借金をするくらいなら、ここの家(主人の実家)を増改築して住めば良いじゃないか!

と。

(主人の実家は借地で、世代交代時にどうなるかわからないので、増改築にお金をかけるのはもったいないと思うし、現時点では、借地内に貸し店舗を作っていて、お店が立ち退いてくれない限り、増改築は無理である。)

主人の父には借りがある。
と言っても、私達の借りではなく、私の父の借り。
私の父親は、工場経営をしていた。
が、資金繰りが厳しくなり、約8年前に、破産・倒産した(と言うか、私が破産・倒産の道を進めた・・・)。
破産・倒産するまでの道のりは、酷いものだった。
実家の父の兄弟達からも数百万の借金をし、
父の会社の専務だった兄も、他県で働いている弟も、主人も、保証人になっていた。
父・母・兄は自己破産。弟と主人は数百万の保証額を支払い、自己破産の道は免れた。
そして、義父にも数百万の借金をしていた。
我が父は、年金生活をしながら、年金から少しずつ、親族への借金返済をしている。

それから、自己破産をしたと同時に、担保に入っていた所有地は全てなくなり、実家も担保に入っていたので、父も母も家を失うことになった。
が、それを阻止するために、私の主人が買い取った形にし、支払いは我が父が年金から支払い、これまで通り、父も母もそのままの生活ができることになった。

主人が買い取る=主人名義の借金ができる

主人名義で借り入れをする時に、保証人が必要で、その時に、義父に保証人になってもらっていたのだった。
(そういう意味では、私たちも借りがあるのか・・・も。)
私の父親に数百万を貸し(当時、返済はしなくて良いと言われていたので、まだ1円も返済をしていない・・・激汗)、主人の保証人にもなり・・・

そういう思いが義父の心の奥に残っていたのだろう。

もし、我が父が実家の支払いができなくなった時に、私達へ返済義務がのしかかってくる。
もし、私達に返済が厳しくなれば、保証人になっている義父にものしかかってくる。
(我が父は、返済ができなくなった時は、売却してくれと言っているのだが・・・)
そんなこんながあるのに、私達がマイホームを建てることで多額の返済を抱えることに大反対らしいのだ。

私があちこちの住宅メーカーに行っている時には何も言っていなかった主人が、義父からこの話を聞かされて、
「ゴチャゴチャ言われるのが嫌だから、マイホームはなしだ!」
と言い出した。
   
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長くなるので、明日に続く・・・




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