大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

不快な思いに責任痛感…美味しんぼ問題で編集部

2014-05-21 13:49:33 | 原子力関係
不快な思いに責任痛感…美味しんぼ問題で編集部
2014年05月17日 09時55分
 小学館の週刊漫画誌「ビッグコミックスピリッツ」連載中の漫画「美味
おい
しんぼ」(作・雁屋哲、画・花咲アキラ)で、原発事故後の健康への影響に関する描写が批判を受けている問題で、同誌の19日発売号に掲載されている編集部の見解が、16日明らかになった。



 「編集部の見解」は村山広編集長名で出され、「福島の真実」編として作品に描かれた内容について、「多くの方々が不快な思いをされたことについて、編集長としての責任を痛感しております」と述べた。

 掲載に踏み切った理由として、健康不安を訴える人の存在などは事実であり、「少数の声だから」などの理由で取材対象者の声を取り上げないのは誤りという雁屋さんの考えは、「世に問う意義があると編集責任者として考えました」と説明している。

2014年05月17日 09時55分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

美味しんぼ登場の准教授「現状に心痛めている」

2014-05-21 13:44:45 | 原子力関係
美味しんぼ登場の准教授「現状に心痛めている」
2014年05月21日 11時40分
 小学館の週刊漫画誌「ビッグコミックスピリッツ」の漫画「美味
おい
しんぼ」に実名で登場した福島大の荒木田岳准教授は20日、「世間の対立を激化させている現状に心を痛めている」とするコメントを発表した。


 荒木田准教授は「福島で仕事をし、暮らす中で、放射能問題について自分なりに考え、その問題解決のための活動に取り組んできた」とし、「数多くの貴重なご意見、ご批判についても真摯
しんし
に受け止め、引き続き福島の抱える課題に誠実に取り組んでいきたい」としている。

 荒木田准教授は作中で、「福島がもう取り返しのつかないまでに汚染された」「福島はもう住めない、安全には暮らせない」などと語っている。

2014年05月21日 11時40分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

皇室:両陛下、私的旅行で栃木県入り

2014-05-21 13:43:25 | 学習
皇室:両陛下、私的旅行で栃木県入り
毎日新聞 2014年05月21日 11時12分(最終更新 05月21日 12時51分)


JR小山駅に到着し観衆に手を振る天皇、皇后両陛下=栃木県小山市で2014年5月21日午前10時41分、矢頭智剛撮影
拡大写真
 天皇、皇后両陛下は21日午前、新幹線でJR小山駅に到着し、栃木県入りした。足尾銅山の鉱毒で破壊された自然が回復した様子を見たいという両陛下の意向による私的旅行で、鉱毒が流れ出るのを防ぐためつくられた渡良瀬遊水地や足尾銅山付近の渓谷を訪ねる。

 両陛下は午前10時前に東京駅から新幹線に乗車。頸椎(けいつい)症性神経根症のため左肩から左腕にかけて痛みがある皇后さまも、笑顔で乗り込んだ。

 両陛下は小山駅から車で渡良瀬遊水地を訪れる。さらに、鉱毒事件を告発した衆院議員、田中正造(1841~1913年)の生地、佐野市の郷土博物館に立ち寄る。22日は足尾銅山の公害の歴史などを紹介する足尾環境学習センターを見学。わたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車に乗車するなどして帰京する。【真鍋光之】

大飯原発の運転差し止め命じる 福井地裁が判決

2014-05-21 13:27:26 | 原子力関係
大飯原発の運転差し止め命じる 福井地裁が判決
(2014年5月21日午後3時15分)


大飯原発3、4号機の差し止め判決で喜び沸く原告団=21日、福井地裁前



 安全性が保証されないまま関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)を再稼働させたとして、福井県などの住民189人が関電に運転差し止めを求めた訴訟の判決言い渡しが21日、福井地裁であり、樋口英明裁判長は関電側に運転差し止めを命じた。

 全国の原発訴訟で住民側が勝訴したのは、高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の設置許可を無効とした2003年1月の名古屋高裁金沢支部判決と、北陸電力志賀原発2号機(石川県志賀町)の運転差し止めを命じた06年3月の金沢地裁判決(いずれも上級審で住民側の敗訴が確定)に続き3例目。

 大飯3、4号機は昨年9月に定期検査のため運転を停止。関電は再稼働に向け原子力規制委員会に審査を申請し、新規制基準に基づく審査が続いている。

 審理では、関電が想定した「基準地震動」(耐震設計の目安となる地震の揺れ)より大きい地震が発生する可能性や、外部電源が喪失するなど過酷事故に至ったときに放射能漏れが生じないかなどが争点となった。

 大飯原発3、4号機をめぐっては、近畿の住民らが再稼働させないよう求めた仮処分の申し立てで、大阪高裁が9日、「原子力規制委員会の結論より前に、裁判所が稼働を差し止める判断を出すのは相当ではない」などとして却下していた。

 脱原発弁護団全国連絡会(事務局・東京)などによると2011年3月の東京電力福島第1原発事故後、全国で住民側が提訴した原発の運転差し止め訴訟は少なくとも16件あり、福井訴訟が事故後初めての判決となった。

知事IAEA会議参加 人材育成 活性化の契機に

2014-05-21 13:25:40 | 原子力関係
知事IAEA会議参加 人材育成 活性化の契機に
(2014年5月21日午前6時50分)


 先ごろウィーンで開かれた国際原子力機関(IAEA)の国際会議に西川福井県知事が出席した。目的は原発立地県の長としての講演。日本の知事では初の講演で、原子力の人材育成に積極的に取り組む覚悟を表明した。世界でも有数の原発集中立地県の取り組みを国際的にアピールする絶好の機会になったといえる。

 福井県で原子力に関する人材育成は、若狭湾エネルギー研究センター(敦賀市)に置く県国際原子力人材育成センターを中心に取り組んでいる。世界の優秀な若手研究者らを毎年160人程度受け入れ、実績を重ねてきた。IAEAやアジア太平洋経済協力会議(APEC)など国際的な機関との連携を図ることも事業の柱に挙げている。

 今回、知事が講演することになった背景には、こうした実績をもとに県が昨年10月、IAEAと原子力安全や放射線利用分野の人材育成で協力していく覚書を締結したことがある。これをきっかけに、IAEA側から県に講演を持ちかけられた。国際機関も県の取り組みを評価していることの裏付けだろう。

 本県の場合、さまざまな原子炉を有している点も人材育成面で大きい。特に敦賀半島には沸騰水型、加圧水型の両軽水炉に加え、高速増殖炉原型炉「もんじゅ」、廃炉措置中の新型転換炉「ふげん」が立地する。原子力では日本のパイオニアといっていい。

 数多くの施設を抱えているだけに県庁組織に専門職員をそろえた原子力安全対策課を設置、専門家や学識者で構成する県原子力安全専門委員会も設けている。県独自にチェックする体制をつくり、原子力の安全確保へ人材の重要性を最も自覚している県でもある。

 知事は講演でこれまでの経緯を踏まえ、IAEAと協力関係を強化し、世界に向け原子力の安全利用へ国際的な人材育成を進める考えを強調した。先だって天野之弥事務局長と会談し、本県でIAEA主催の国際会議を開くことで合意したのも大きな成果だった。19日の知事定例会見では「最先端医療技術、放射線監視などの分野で海外研究者を受け入れ、国際会議の開催にもつなげていきたい」と期待を込めた。

 アジア諸国を含め、今後原子力を利用したエネルギー開発を進める国は少なくない。国内をみても新増設は不透明だが、長年運転してきた原発の廃炉に直面する今、廃炉技術の人材研修なども重要になる。

 福井県がこうした役割を担うべき地域であるのは間違いない。同時に「人材育成のメッカ」として、その効果を地元に還元する方策も考えていくことを忘れてはいけない。福井新聞

大飯3、4号差し止め訴訟の行方 21日に福井地裁判決

2014-05-21 13:24:13 | 原子力関係
大飯3、4号差し止め訴訟の行方 21日に福井地裁判決
(2014年5月20日午後5時05分)福井新聞


 安全性が保証されないまま関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)を再稼働させたとして、福井県などの住民189人が関電に運転差し止めを求めた訴訟の判決が21日、福井地裁(樋口英明裁判長)で言い渡される。2011年3月の東京電力福島第1原発事故後、原発の運転差し止めを求めた訴訟の判決は初めて。

 関電は定期検査中の大飯3、4号機の再稼働に向け原子力規制委員会に審査を申請し、新規制基準に基づく審査が続いている。

 これまでの福井地裁での審理では、耐震設計の目安となる地震の揺れ「基準地震動」を超える地震が発生するかなどが争点となっている。

 原告側は、05年以降だけでも基準地震動を超える地震が、全国の4原発で計5件観測されていると指摘。大飯原発の基準地震動は、過去に発生した地震の揺れの平均から策定しており、過小評価していると主張している。「過去に日本で観測された最大の地震動である08年岩手・宮城内陸沖地震の4022ガル(ガルは加速度の単位)を想定すべきだ」とした。

 これに対し関電側は、同原発北西側の若狭湾に延びる「FO-A断層」「FO-B断層」と南東の陸側にある「熊川断層」の3連動を考慮しても「基準地震動(700ガル)より大きい759ガルとなる場合があるが、安全上重要な施設の機能は問題なく維持される」と全面的に反論した。

 このほかの争点は▽外部電源が喪失しても原子炉を冷却し続けられるか▽使用済み核燃料から放射能漏れが生じないか▽活断層や地滑りで敷地の地盤にずれが生じないか―で、主張はいずれも対立している。

 大飯原発3、4号機をめぐって、近畿の住民らが再稼働させないよう求めた仮処分の申し立てでは、大阪高裁が5月9日、「原子力規制委員会の結論より前に、裁判所が稼働を差し止める判断を出すのは相当ではない」などとして却下した。

 福井訴訟の原告団は「判決は仮処分の決定とは異なる。具体的な危険性について裁判所が判断すると確信している」との見方を示している。

 脱原発弁護団全国連絡会(事務局・東京)などによると、福島事故後、全国で住民側が提訴した原発の運転差し止め訴訟は少なくとも16件あり、いずれも係争中。

 全国の過去の原発訴訟で住民側が勝訴したのは、高速増殖炉原型炉もんじゅ(敦賀市)の設置許可を無効とした03年1月の名古屋高裁金沢支部判決と、北陸電力志賀原発2号機(石川県)の運転差し止めを命じた06年3月の金沢地裁判決の2例。ともに上級審で住民側の敗訴が確定している。

 ■大飯原発3、4号機■

 関電が所有する加圧水型軽水炉(PWR)。福島事故の影響で2012年5月に国内の全原発が停止後、全国で初めて同年7月に再稼働。本県などの住民は同年11月、運転差し止めを求め福井地裁に提訴した。13年9月に定期検査に入り現在は停止している。同年7月に施行された新基準のもとで再稼働に向けた安全審査が行われているが、基準地震動はまだ確定していない。

米放射線漏れ、ネコ用砂が原因か 核施設、化学反応で容器破損

2014-05-21 13:23:43 | 原子力関係

米放射線漏れ、ネコ用砂が原因か 核施設、化学反応で容器破損

 【ロサンゼルス共同】米西部ニューメキシコ州カールスバッド近郊にある核廃棄物保管施設で2月に放射性物質が漏れた事故で、同州環境局は20日までに、廃棄物容器内の硝酸塩と、ネコ用トイレに使われる有機砂が混ざって化学反応を起こし、容器が破損したことが原因とみられると発表した。

 AP通信などによると、ネコ用の砂は水分を吸収するために使用されていたとみられる。同局は廃棄物を容器に詰める作業を行うロスアラモス国立研究所と米エネルギー省に対し、早急に対策を取るよう命じた。

 APによると、この砂の入った容器は同施設やロスアラモス国立研究所などに計500以上あるという。

2014/05/21 10:49 【共同通信】

「731部隊」展示撤去 京大医学部資料館

2014-05-21 13:21:54 | 学習
京都新聞
「731部隊」を説明するパネルが展示されていた完成当初の京都大医学部資料館(2月11日、京都市左京区)
 2月に完成した京都大の医学部資料館(京都市左京区)で、戦時中に同大学の医師が関与して細菌兵器を開発していた旧日本軍731部隊を説明する展示パネルが、すぐに撤去されていたことが、19日分かった。

 資料館は「通常の展示替え」としているが、他に展示が変更されたのは所有者から使用要請があった医療器具などわずかで、「負の歴史と向き合う展示と評価していたのに、撤去には驚いた」と疑問の声が出ている。

 同資料館は、旧解剖学講堂を改修した基礎医学記念講堂内に併設。野口英世の博士論文など、医学部ゆかりの資料約50点が並ぶ。予約制で見学者を受け入れている。

 731部隊の展示は2008年刊の「京都大医学部病理学教室百年史」から引用したパネル2枚。部隊長の石井四郎ら医学部出身者の関わりを、文献を示して解説。731部隊の「発祥の主たる舞台となった京都大学医学部としても検証が必要なのでは」と指摘していた。同資料館の管理担当者によると、完成記念式典の後ほどなく撤去したという。

 当初は「表現が不適切との声があったため」と説明していたが、後に「個人的な感想を述べただけ」と改め、「見やすいよう全体的な展示内容を考慮して入れ替えた」と話している。

 パネルを再展示するかは未定という。

 医師の戦争責任について訴えてきた京都府保険医協会の垣田さち子理事長(66)は、「あまりに撤去が早すぎ、隠蔽(いんぺい)を疑う。戦争中の行為を知らないままでは済まされず、学ぶ機会が失われ残念」としている。

 ■731部隊 旧関東軍防疫給水部の通称。部隊長は石井四郎で「石井部隊」とも称される。1936年に発足、中国東北部のハルビン郊外に本部を置き、極秘に細菌戦を研究した。「マルタ」と呼ばれる中国人らの捕虜で人体実験を行い、ノミを使ったペスト菌散布など細菌兵器の開発などを進めたとされる。

【 2014年05月20日 08時30分 】

PED対策で消毒設備

2014-05-21 13:08:34 | 学習
PED対策で消毒設備NHK
PED対策で消毒設備
豚の伝染病、PED=豚流行性下痢の感染が広がっている問題で、三重県はきょう対策会議を開き、県内すべての養豚場などに対し出入り口に消毒設備を設置させる方針を確認しました。
PED=豚流行性下痢は、豚に下痢や食欲不振などの症状が出るウイルス性の伝染病で、県内ではこれまでに5つの市と町にある16か所の養豚場で1万2000頭あまりが感染し、このうちおよそ4100頭が死んでいます。
県庁で20日、幹部5人が集まって対策会議が開かれ、感染の拡大防止対策として来月までに県内にある61か所の養豚場などに対し、出入り口に車や人を消毒する設備を設置させる方針が確認されました。
消毒薬や設備を購入する費用は、国と県が一部を補助するということで、県は合わせて1700万円の補正予算案を来月3日の県議会に提出する予定です。
渡邉信一郎危機管理統括監は「農家に対して消毒を徹底するよう呼びかけるとともに、感染の拡大防止に県も全力で取り組む」と話しています。
05月20日 20時53分

福島第1原発:地下水を海に初放出 汚染前の560トン

2014-05-21 12:58:15 | 原子力関係

福島第1原発:地下水を海に初放出 汚染前の560トン
毎日新聞2014年5月21日(水)10:55
福島第1原発:地下水を海に初放出 汚染前の560トン
(毎日新聞)
 東京電力福島第1原発で原子炉建屋で汚染される前の地下水を海に流す「地下水バイパス」計画で、東電は21日午前10時25分、事前にくみ上げておいた地下水約560トンを初めて海に放出する作業を始めた。放出作業は約2時間で終わる見通しだ。

 同原発の汚染水は1日400トンずつ増えている。地下水バイパスは、溶け落ちた核燃料に触れる前の地下水をくみ上げて海に放水する。最大で1日100トンの汚染水を減らせると見込まれ、汚染水対策の柱の一つと位置づけられている。

 東電によると、放出したのは、1~4号機の山側に設けた12本の井戸からくみ上げてタンクに貯留していた地下水の一部。東電や第三者機関が放射性物質濃度を測定した結果、トリチウム濃度が1リットル当たり220~240ベクレルなど、いずれも放出基準(トリチウムの場合で同1500ベクレル未満)を下回った。これを受け、地元自治体などが20日、放出を了承した。

 東電は今後、くみ上げた地下水の放射性物質濃度を定期的に測定し、放出基準を下回ったことを確認した上で、放出を継続する。井戸から基準値以上の数値が出た場合は、測定回数を増やして監視を強化するなどの対策を取るという。【斎藤有香】

大飯原発訴訟 21日午後判決

2014-05-21 12:57:19 | 原子力関係
大飯原発訴訟 21日午後判決NHK
福井県にある関西電力大飯原子力発電所の3号機と4号機について、周辺住民などが「安全対策が不十分だ」などとして、運転をしないよう求めた裁判で、21日、福井地方裁判所で判決が言い渡されます。
福井県にある大飯原発の3号機と4号機は、福島第一原発の事故のあと、おととし運転を再開しましたが、去年9月に定期検査に入り、現在、運転を停止しています。
裁判を起こした周辺住民などは「耐震設計の基準となる地震の揺れの想定が甘いうえ、原子炉の冷却方法などの安全対策が不十分だ」などとして、運転をしないよう求めています。
これに対し、関西電力は「重要な施設の耐震性には十分な余裕があり、福島の原発事故のあと、原子炉を冷やす手段も充実させている」などと反論しています。
裁判の判決は21日午後3時から福井地方裁判所で言い渡されます。
大飯原発を含む原発の運転再開をめぐっては、現在、原子力規制委員会が安全審査を進めています。
福島第一原発の事故のあと、各地で裁判が起こされていますが、住民などが集団で起こした原発の運転をめぐる裁判では初めての判決で、裁判所の判断が示されることになります。
05月21日 12時26分

ALPS全系統が停止、フィルター異常か、処理できない状態に 福島第1

2014-05-21 12:56:40 | 原子力関係
ALPS全系統が停止、フィルター異常か、処理できない状態に 福島第1
産経新聞2014年5月20日(火)12:33
 東京電力は20日、福島第1原発の汚染水処理設備「多核種除去装置(ALPS=アルプス)」で、AからCの3系統あるうちのC系に処理後の水が白濁する不具合が生じ、処理を停止したと発表した。A、B両系も不具合により処理を停止しており、福島第一原発で汚染水が処理できない状態になった。ALPSは3月にも3系統同時に止まっている。

 A系は17日に放射性物質をこし取るフィルターが故障し処理水が白濁したため、処理を停止したばかりだった。今回のC系での不具合も処理した水が同じ状態のため、フィルターに異常が生じた可能性が高いとみられる。一方、B系は3月にフィルターが故障し停止中だが、今月25日以降に運転を再開する予定。

 ALPSは当初、4月に本格稼働してする予定だったが、予期しない不具合や操作ミスが頻発し、延期を余儀なくされている。

東電 ALPS全系統停止 また白濁、フィルター不具合か

2014-05-21 12:55:59 | 原子力関係
東電 ALPS全系統停止 また白濁、フィルター不具合か
河北新報2014年5月21日(水)06:10
 東京電力は20日、福島第1原発の多核種除去設備(ALPS)で、試運転中のC系統の水が白く濁っているのが見つかり、運転を停止したと発表した。A、B両系統もトラブルで止まっており、3系統全てで試運転が停止した。
 東電によると、C系統で20日午前9時、炭酸塩の沈殿処理などをした水を吸着塔に送るポンプ出口側で、水が白濁しているのがサンプリング調査で分かった。水からは放射性核種の除去を妨げるカルシウムが検出された。フィルターに問題があるとみて近く交換する。
 A系統では17日、水の白濁が見つかり、試運転を停止。B系統は3月18日に高濃度汚染水が未処理のまま地上タンクに移送されるトラブルが発生し、停止している。
 東電は20日、B系統のフィルターのフッ素樹脂製シール材が放射線で劣化していたことも明らかにした。素材をゴム製に切り替え、23日に再開する方針。

ALPS全系統停止 汚染水処理 来月中旬再開目指す

2014-05-21 12:55:22 | 原子力関係
ALPS全系統停止 汚染水処理 来月中旬再開目指す
福島民報2014年5月21日(水)08:50
 東京電力は20日、福島第一原発の汚染水から大半の放射性物質を取り除く多核種除去設備(ALPS)で処理後の水が白く濁るトラブルがあり、処理を停止したと発表した。異常が見つかったのは唯一稼働していたC系統で、全系統が汚染水処理のできない状態となった。
 東電によると、同日午前9時ごろ、定期的に実施している点検でC系統の処理後の水が白く濁っているのを作業員が発見。分析したところ、カルシウム濃度が上昇していた。汚染水処理の過程で使用するフィルターの不具合が原因とみられる。
 全系統が停止したのは3月18日以来、2カ月ぶり。A、B系統も同じトラブルで停止しており、東電はフィルターを改良型に交換した上で、6月中旬までの全系統での運転再開を目指している。
 東電は昨年3月、汚染水処理の切り札としてALPSを導入した。しかし、試運転期間中にトラブルが相次いでおり、本格稼働の見通しは立っていない。

福島第一の汚染水浄化装置「ALPS」、全停止

2014-05-21 12:54:19 | 原子力関係
福島第一の汚染水浄化装置「ALPS」、全停止
読売新聞2014年5月20日(火)11:34
 東京電力は20日、福島第一原子力発電所の汚染水浄化装置「ALPS(アルプス)」で唯一浄化処理を続けていた系統で、汚染水中のカルシウム濃度が十分に下がらない不具合が見つかり、処理を停止したと発表した。

 これにより、ALPSは、3系統ある処理ラインのすべてが停止した。

 ALPSは昨年11月、3系統で試運転を開始した。だが今年3月、1系統に不具合が見つかったため、全ての系統をいったん停止した。その後、2系統を再開したが、うち1系統が今月17日に停止し、残る1系統で処理を続けていた。