ALPS全系統が停止、フィルター異常か、処理できない状態に 福島第1
産経新聞2014年5月20日(火)12:33
東京電力は20日、福島第1原発の汚染水処理設備「多核種除去装置(ALPS=アルプス)」で、AからCの3系統あるうちのC系に処理後の水が白濁する不具合が生じ、処理を停止したと発表した。A、B両系も不具合により処理を停止しており、福島第一原発で汚染水が処理できない状態になった。ALPSは3月にも3系統同時に止まっている。
A系は17日に放射性物質をこし取るフィルターが故障し処理水が白濁したため、処理を停止したばかりだった。今回のC系での不具合も処理した水が同じ状態のため、フィルターに異常が生じた可能性が高いとみられる。一方、B系は3月にフィルターが故障し停止中だが、今月25日以降に運転を再開する予定。
ALPSは当初、4月に本格稼働してする予定だったが、予期しない不具合や操作ミスが頻発し、延期を余儀なくされている。
産経新聞2014年5月20日(火)12:33
東京電力は20日、福島第1原発の汚染水処理設備「多核種除去装置(ALPS=アルプス)」で、AからCの3系統あるうちのC系に処理後の水が白濁する不具合が生じ、処理を停止したと発表した。A、B両系も不具合により処理を停止しており、福島第一原発で汚染水が処理できない状態になった。ALPSは3月にも3系統同時に止まっている。
A系は17日に放射性物質をこし取るフィルターが故障し処理水が白濁したため、処理を停止したばかりだった。今回のC系での不具合も処理した水が同じ状態のため、フィルターに異常が生じた可能性が高いとみられる。一方、B系は3月にフィルターが故障し停止中だが、今月25日以降に運転を再開する予定。
ALPSは当初、4月に本格稼働してする予定だったが、予期しない不具合や操作ミスが頻発し、延期を余儀なくされている。