軽井沢にある老舗ホテルで、軽井沢万平ホテルとも呼ばれています。
その後、明治19年(1886年)に、イギリスの気候・建物と雰囲気が似ている軽井沢を避暑地として高く評価し、後に軽井沢を日本の代表的な避暑地として世界に向けて紹介した聖公会宣教師アレキサンダー・クロフト・ショー等の影響を受け、当時の亀屋の主人であった佐藤万平(初代)は、外国人に応対する技術や生活習慣を学び、それを反映させる形で明治27年(1894年)に「亀屋ホテル」として開業しました。
この万平ホテルは、実に趣きがあります。
今回ご紹介するのは、新宿にあるレストラン「TRIBEKS(トライベックス)」です。
小田急ホテルセンチュリーサザンタワーの20階に入っているお店です。
←お店入り口
このお店のオススメポイントはなんといっても、立地条件!
小田急ホテルセンチュリーサザンタワーは新宿駅から高島屋や東急ハンズに出た方面、サザンテラスのクリスピークリーム・ドーナツの店舗すぐ近くに位置しています。
以前ですと、新宿駅南口を出て、甲州街道を渡るという行程が必要でしたが、今やサザンテラス口が出来たため、改札を出てすぐホテルを確認することができます!便利♪
また、なんといっても20階!新宿の街を見渡すことができる眺望が良いです。
今回訪れたのは夜。窓側の席であったこと、かつ、空気が澄んでいたため、きれいな夜景を見ることができました。東京タワーまでくっきり見えます。
店内は、テーブルの配置等がかなりゆったりとしたスペースとなっています。
お料理は、カジュアルフレンチ。プリフィクスディナーコースにしていましたが、これが思った以上のボリュームでびっくりしました。
カジュアル過ぎず、フォーマル過ぎずの雰囲気は使い勝手が良さそうです。特に女の子会におすすめかな^^
余談ですが、このホテルからの夜景はお化粧室やエレベーターからも堪能できます。
特にお化粧室は、高島屋側がざっくりと一面ガラス張りとなっており、視界も広く見渡すことができます。
景色がきれいに見えるお化粧室といえば、日本橋にあるマンダリンオリエンタルホテルがありますね♪あそこの眺めもきれいです♪
使い勝手の良い、好立地のレストラン「TRIBEKS」。
全ての席から景色を楽しめるわけではないので、せっかくなら窓側を予約していくのが良いかもしれません☆
tomo
今回は、日本史上屈指の戦国武将「立花 宗茂」の話。
戦国武将の中でも、わたしが特に興味惹かれるのは、忠や義に厚い武将です☆
立花宗茂もその1人。
幕末の館林藩士・岡谷繁実がまとめた『名将言行録』には宗茂のことがこう書かれています。
「人となり温純寛厚。徳ありて驕らず。功ありて誇らず。人を用ふる、己に由る。善に従ふ。流るるが如し。奸臣を遠ざけ、奢侈を禁じ、民に撫するに恩を以てし、士を励ますに、義を以てす。故に士、皆之が用たるを楽しめり。其兵を用ふるや、奇正天性に出づ、故に攻めれば必ず取り、戦へば必ず勝てり」
(温純、寛厚で人徳があって驕ることがない。功があっても自慢することがない。人を使うのも、おのれの意にしたがってしかも自然である。善にしたがうこと、あたかも自然の流れのようである。佞人を避けて遠ざけ、奢侈を禁じ、民に対しては撫するように恩を与え、士を励ますには義をもってした。そのため士はみな、宗茂の役にたつことをしようと楽しみにした。その用兵ぶりは、奇襲といい正面攻撃といい、いずれも天性の妙を発揮した。ゆえに、攻むれば必ず取り、戦えば必ず勝利を得た。)
立花宗茂は豊臣秀吉からも徳川家康からも高く評価された人物で、関が原の戦いでは西軍につき敗将となりながらも、大名として復帰を果たしている稀有な存在です。
豊臣秀吉からは、宗茂19歳にして「その忠義も武勇も九州随一、九州の逸物」、「東に本多忠勝という天下無双の大将がいるように、西には立花宗茂という天下無双の大将がいる」と評されました。
徳川家康は、関が原の戦いにおいて宗茂を非常に恐れていました。(実際宗茂は関が原に間に合うことができず家康を安心させました。もし、立花軍が関が原に布陣していたら、日本の歴史が大きく変わっていたのではないかとさえいわれています。)
家康は、宗茂の剛勇を惜しむ加藤清正や前田利家による彼の名誉回復を望む声に応え、彼らの好意を得ること、また、彼の才能を知っているがゆえに豊臣側に再度つかれることになれば手強い相手になることを重々承知していたため、宗茂を家臣としたかったわけです。
宗茂の忠義心を手に入れたかったこともあるかもしれません。
頑固者といわれる徳川家康に重宝され信用された武将は少ないのではないでしょうか。それだけ宗茂の魅力がすばらしかったといえるのでしょう。
宗茂の人柄は軍法についてからもうかがい知ることができます。
「戦は兵数の多少ではない。兵の和があれば勝利は得られ、和の根本は日頃の慈愛にある」
「特別に何流の軍法を使うわけではない。常に兵士に対してえこひいきせず、慈悲を与え、国法に触れた者はその法によって対処する。したがって戦に臨むとみな一命をなげうって力戦してくれ、それがみな拙者の功になる。その他によい方法はない」
「大将がいかに采配をとって、ただ“進め”とか“死ね”とか言ってみても、そのような下知に従う者はいない。常々上は下を子のごとく情をかけ、下は上を親のように思うように人を使えば、下知をしなくとも思い通りに動くものだ」
味方から愛され、友から愛され、敵からも愛された立花宗茂。
戦の才はもちろんのこと、その人柄あっての人徳といえると思います。
「義」に厚い武将、立花宗茂。ぜひぜひご注目ください^^
tomo
「Luna Regalo(ルナ リガーロ)」、それはサーカスと一流シェフによる料理がコラボした新しい形のエンタテインメント・ショーです☆
現在、東京・日比谷パティオ特設会場にて開催されています。
「Luna Regalo(ルナ リガーロ)」とは、イタリア語で「月からの贈り物」という意味。
月を題材としたパフォーマンスと料理が提供されます。
パフォーマンスを担当するのはロシアの「グレート・モスクワ・サーカス」。決して広くないその会場の真ん中のステージで空中パフォーマンスが繰り広げられます。
料理を担当するのは、1stステージ、2stステージで変わりますが、わたしの行った1stステージでは、料理の鉄人で活躍されていた坂井宏行氏をはじめとして、ヒロ山田氏、菰田欣也氏、柿沢安那氏の4名。
2stステージでは、落合務氏、陳建一氏、脇屋友詞氏、辻口博啓氏といった面々。豪華ですね~♪
←会場内
パフォーマンスと料理は1つおきに繰り広げられます。
料理は4名の料理人により、1番目の月、2番目の月、3番目の月、4番目の月として提供されます。パフォーマンス、料理、パフォーマンス、料理・・・と交互です。
まず、パフォーマンスの感想。
広くはない会場のため、パフォーマンスを近くで見ることができ、迫力十分です。
機敏さと力強さを感じる、そんなパフォーマンスでした。
ただ、わたしは、シルク・ドゥ・ソレイユの華麗さに魅了されている1人なので、少し物足りない感はありました。。。
料理の感想。
どれもが月にインスピレーションを受け作られた料理ですが、それぞれが全く異なる表現をしている点が非常に印象的でした。
←満月のイメージ
←三日月の形をしたパイが添えられています
←三日月の形をしたパイナップル・ジンジャーゼリーが添えられています
中でも、ヒロ山田氏の料理「ローマで見た月 2色のリゾットとトリュフの香り」がイメージにしっくりと合い良かったです。
←プロデュース:ヒロ山田
カリカリとした食感のリゾットとチーズの風味、さらに上に乗るフォアグラの入ったレバーペーストのムースと、トリュフの風味も、味に統一感がありおいしかったです。
パフォーマンスを楽しみながら、料理を楽しみという新しいコンセプトをもつこのエンターテイメントショー。
4月29日(木)から5月30日(日)までプレビュー公演が行われ、6月1日(火)より本公演(8月1日まで)が開催されています。
足を運ばれてみてはいかがでしょうか^^
tomo