GAIA所員のひとり言

建築設計事務所の一所員の、建築はもちろん、社会の様々なことについてのひとり言。

「運命」とは日ごろの自分が生み出すもの。

2010-07-30 18:04:11 | Weblog
生活している中で起こる出来事に対して、わたしは「運命に身を任せる」的なところがあります。
選択をするにあたっても、この選択をする運命であったとして自分で受け入れます。
「運命」とは、すでに決められているものなのではないかという思いがわたしの中にあるからです。
 
しかし、下記の言葉を見ると、「運命」は自分で作り出していくことができるものなのだと知ります。
 
Be careful of your thoughts, for your thoughts become your words;
(思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。)
 
Be careful of your words, for your words become your deeds;
(言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。)
 
Be careful of your deeds, for your deeds become your habits;
(行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。)
 
Be careful of your habits; for your habits become your character;
(習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。)
 
Be careful of your character, for your character becomes your destiny.
(性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。)
 
 
これはマザーテレサの言葉。
日ごろ宿る感情の1つ1つが自分の「運命」の方向を定めていっていると考えたなら、常日ごろから自分の行いに注意を払う必要があると思います。
 
 
芥川龍之介は下記のように言っています。

「運命は偶然より必然である。『運命は性格の中にある』という言葉は、けっして等閑に生まれたものではない」
 
 
運命とは、その人の持つ性格によって形づくられたものであり、ゆえに性格を把握することが大切なことであるということを表しています。
 
この2つの言葉、わたしには共通しているように捉えられます。
つまりは、運命は先天的なものというわけではなく、自ら導き出すことができるということです。さらにいうなら、日ごろの自分が自分を導いていっているということになるのではないでしょうか。
 
より良く生きるために、日ごろの「思考」を意識することから心がけていきたいと思います^^
 
 
tomo

これはすごいっ!木の上で泊まるホテル☆

2010-07-29 19:20:07 | Weblog
木の上の家って、憧れたことはありませんか??
冒険に繰り出したような、まるでトムソーヤの世界☆

さて、最近スウェーデンで「ツリーハウス(Treehotel)」というホテルがオープンしたのをご存知ですか?
このホテル、名前の通り、まさに木の上に客室があるホテル!

ツリーホテルは、デザイン性を意識した高級ツリーハウスというコンセプトで設計されており、1本の木または数本の木に1室の客室が造られて環境にも配慮したエコホテルです。
スウェーデンの有名建築家グループ(sandell & sandberg, interior group ab, marten cyrene, inredningsgruppen and tham & videgard architects.)が設計したもので、客室のデザインは全室異なっており、現在のところ、「キャビン(Cabin)」、「ブルーコーン(Blue Cone)」、「ネスト(Nest)」、「ミラーキューブ(Mirrorcube)」という4部屋が作られています。(10月に新しく2室追加)
特に感激したのはこれ、「ミラーキューブ(Mirrorcube)」。つまり、鏡の箱なわけですが、
じゃじゃ~んっ!!!

  
画像:「designboom 」より
  
 
すごいですよね!外壁が鏡のようになっているので、周囲の森林に溶け込んでいます。緑が鮮やかに映り、角度を変えると空がきれいに映り、非常にユニークです。
あまりに溶け込んでいるので、鳥が衝突しないように、ちゃんと鳥に見える特殊フィルムが貼られているのだとか。

  「鳥の巣」タイプ 画像:「designboom 」より
現在は4室ですが、今後5年間で、計24室にまで増やしていく予定だそうなので、今後のデザインにも期待したいと思います!!

木の上のホテル☆なんだかおとぎ話の世界から出てきたみたいです^^


tomo


生活の音、いとおしい音。『おと な り』

2010-07-28 18:34:04 | Weblog
今回は映画『おと な り』のご紹介。
昨年放映された邦画で、わたしはDVDで観ました。実は観たのはもうだいぶ前。
それでも、ふと思い出す作品です。

キャッチコピーは「初めて好きになったのは、あなたが生きている音でした。」

<あらすじ>
人気モデルの撮影に忙しい日々を送りながらも、進むべき道を模索しているカメラマンの聡。フラワーデザイナーを目指しながらフランス留学に向けて花屋のバイトをしている七緒。同じアパートの隣同士に暮らす、30歳、恋人なしの二人は、顔を合わせたことは一度もない。二人の心を癒してくれるのは、お互いの生活音でした。。。

『おと な り』という題名には、「お隣」と「音鳴り」という意味が込められているようです。
お隣同士に住む2人、いつしか隣から聞こえてくるコーヒー豆を挽く音やキーチェーンの音、フランス語の練習する音、鼻歌といった生活の音が心に安らぎを与えてくれるものとなっていきます。
普段何気なく聞いている生活の音ですが、考えてみると確かにいつも気にして聞いている音ってあると思います。それは、本当に些細なちょっとした音。でも毎日聞くその音がなくなったら不安になってしまうかもしれない、いとおしい音。
言葉として声に出さなくても、音を通して自分と人がつながっているような、なんとも不思議であり、でもどこか納得のできる素敵な空気感。

特にお気に入りは、七尾演じる麻生久美子さんが口ずさむ「風をあつめて」というメロディー。
わたしはこの映画をきっかけにはじめてちゃんとこの曲を聞くようになったのですが、とても素敵なメロディーで、この映画を観てからは、毎日のようにこの曲を口ずさんでいます。
なんか心が落ち着くんです^^

一歩間違えば雑音に溶け込んでしまいそうな「音」がきれいに表現されていて、1つ1つの「音」がとても素敵でした。
静かに流れていく作品で、観終わった後、心が温かくなるような、とても心地の良い映画だと思います。

ほっと一息つきたい時に見る作品としておすすめします。


tomo

風は2145種類あるんですっ!!!

2010-07-27 18:01:13 | Weblog
気づけば、ぼ~っとしていること。
わたしの場合は空に浮かぶ雲や月や星を眺めていたり、風を感じていたり・・・そういう自然を感じることが好きです^^
 
さて、「風」といえば、日本には実にたくさんの「風」の名前が存在します。
一体いくつあるかご存知ですか?
 
その数、なんと、2145!!!
 
これは関口武氏が日本中の風の地方名を調べ上げ出された数です。(『風の事典』による)
 
2145・・・風にまさかこれだけの名前がついているなんて正直予想以上でした。
いくつか挙げてみますと・・・
 
【春】
春一番:春になって初めて吹く強い南風
花信風:初春の風。花の咲く時節の到来を告げる風
東風:春に東の方向から吹く暖かい風。梅の花が咲く季節には「梅東風」、桜の季節は「桜東風」と呼び方が変わります。
 
【夏】
薫風:新緑の頃、そよそよと吹いてくる、爽やかな薫るような風。
南風:南から吹く風。特に、夏の風について言います。
 
【秋】
雁渡し:秋のはじめ、ガンという鳥が渡っていく時期に吹く北風。
台風:夏から秋にかけて襲来する熱帯低気圧の発達したもの。
 
【冬】
木枯し:初冬に吹く、木の葉を吹き落として枯れ木のようにしてしまう、冷たい風。
風花:珍しく青く晴れ渡った冬の日に、花のように雪を舞い散らせる風。
 
 
風の名前はその季節をとても反映しているものに感じます。
四季がある日本だからこそ、風1つにしてもこれだけの名前が存在しているのでしょう。
多くの人が感じる風がある、古来からうつろう季節を感じることを大切にいしていた人々がこれだけ多くの風を名前として表現を残していったのですね。
素敵です☆
 
これこそ日本ならでは!?
ぜひみなさまも風を感じてみてくださいね^^♪
 
 
tomo

「屋形船」初体験~!揺れますっ揺れますっっ♪

2010-07-26 18:41:19 | Weblog

今回は「屋形船」のお話。
屋形船(やかたぶね)といいますと、和船の一種で、主に船上で宴会や食事をして楽しむ、屋根と座敷が備えられた船のこと。
先日初乗船してきました^^♪

 

さて、今回乗ったのは「江戸前汽船」さんの屋形船。15名で貸切OKということでとっても手軽に利用することができます。

 
屋形船って楽しいですねっ。
何が良いかといえば、波に揺られる感じや、外から入ってくる海風や、潮の香り・・・そして何より、どんちゃん騒ぎしても迷惑にならないことっ!!
海という開放感が最高に気持ちよいです♪♪

ただ1つ問題があるとするならば・・・乗り物酔いする方はきびしいかな??
最初は気持ちよい揺られ具合も、途中アトラクション並みに上下して無重力を感じるほど揺れることもあったりで、乗り物酔いの危険ありです。
食べ放題といわれても、正直そこまでお箸が進まない・・・。

とはいいましても、やっぱり屋形船良いです!
お友達とわいわい、とっても楽しい時間となります。
ぜひぜひ、お試しになってみてください^^☆おすすめです♪

tomo


飛行機の中で号泣・・・☆

2010-07-23 19:20:41 | Weblog
今回は『ダーリンは外国人』のご紹介☆
 
飛行機に乗る楽しみといえば、やっぱり映画を見ること!!
日本でまだやっていない映画や旬な映画を見ることがきるのがめちゃくちゃ好きです。
12時間の飛行があれば寝ることを惜しんでついつい3本くらい見てしまいます。。。^^
 
さて、今回台湾までの飛行時間は短くて3時間ちょっと。
その時間を利用して見たのは、行きは『ダーリンは外国人』、帰りは『アリスインワンダーランド』♪
どっちも見たかったものなので見れてはっぴぃ!どちらもおもしろかったです☆
 
特に想像以上に感動したのが『ダーリンは外国人』。
これ、おすすめです。特に女の子には確実におすすめです。
隣に座っている友達と気づいたら2人して感動泣きしてました。接客してくださったCAの方はさぞびっくりされたと思います^^;
 
『ダーリンは外国人』は、小栗左多里さんによる漫画です。今回の映画はその実写版。
 
電車の中で流れていたりするので、みなさまもどこかでこの絵をご覧になったことがあるのではないでしょうか。
内容は、日本人の作者と恋人のアメリカ人トニーという国際カップルが繰り広げる日常生活が描かれたもの。
「漢字」に魅了され来日した語学大好きなトニーは、日本人では思いもつかないような名言・珍言を生み出します。そのやり取りを見ているだけで楽しいのですが、今回のこの映画では、「家族の絆っていいなぁ」、「結婚って素敵なことなんだなぁ」といったことを感じさせてくれる、人との絆についてがあたたかく表現されていて、そこにじ~んときます。
 
「人と人とは違って当たり前なのよ。」
「赤の他人が家族になるってのは大変なことなんだぞ!」
 
作品の中に出てくるその言葉にぐっときます。
 
国際結婚だからとかではなく、どんなカップルにも心に響く内容なのではないかなと思います。
素敵な作品に出会いました♪
 
tomo

地下鉄なのに電波が途切れない不思議☆

2010-07-22 18:32:33 | Weblog

今回は、台湾の地下鉄について。

台湾の地下鉄はMRT(Mass Rapid Transit)または捷運(ジエユン)と呼ばれています。
このMRTはかなり発達している印象を受けました。

まず、切符。
台湾の駅でもすでにSUICAのようなICカードが一般化しています。
ピッとかざすだけでOK!

  ←この部分にピッ!とかざします☆

ICカードを使わない場合は、トークンと呼ばれる電子化されたコイン型切符を購入します。ICカードと同じように、改札機の同じ部分にピッとかざすだけ!これは便利☆

 
出るときにこのコインは投入口へと回収されます。
ちなみに切符代ですが、市内の主要箇所へは20元or25元(1元=約3円)で行くことができました。安くて使いやすい交通手段です。

そして、構内。
とってもきれいです。ゴミひとつ落ちていないです。

 
ホームも広いし、天井も高い。電車のドアの開け閉めによって開閉する安全ドアもホームついていて、文句のつけどころなしです。
行き先もわかりやすい表示となっていますし、電車があと何分で着くかまで表示がなされています。使用者にとってとても親切です。

電車に乗る際も、きちっとホームに整列し、順序良く乗り込んでいきます。国民性でしょうか。

何より驚いたのは、携帯電話の電波の良さ。
地下鉄であるはずなのに、話つづける乗客者。電波の途切れることがないようでした。
ちなみに携帯電話のマナーとしては、日本では電車内の通話はマナー違反となりますが、台湾では特にマナー違反とはならないようです。ところ変わればといったところでしょうか。

台湾のMRTは台湾初心者でも安心して乗れます♪
台湾観光にタクシーもいいですが、ぜひMRTの活用もおすすめします!


tomo


台湾といえば、これっ☆「小籠包」!

2010-07-21 18:39:08 | Weblog
今回ご紹介するのは、「明月湯包」という小籠包のお店。
 
台湾といえば、やっぱり小籠包
小籠包を食べずして台湾は語れない!・・・ということで選んだのが、このお店。
日本でも有名な「鼎泰豊」にも負けず劣らずの有名店「明月湯包」です。
 
 
 
こちらの小籠包は、スープの多さが決め手です。
2004年台北打牙祭の大会では「咬一口,湯汁四溢(ひと口噛めば、スープが四方にあふれでる)」と賞賛されたほど。
肉汁たっぷり、噛む度に旨みが染み出てきて、口の中に広がります。
店舗は本店の近くに支店があります。
わたしが行ったときには本店は満席だったので支店の方へ。それでもギリギリ入れたほどにぎわっていました。大人気♪
 
思い出すだけでまた食べたくなってきましたっ。
台湾の小籠包、どこかおすすめのお店があったらぜひ教えてください☆
 
tomo

世界トップクラスの高さ!台北101を体感☆

2010-07-20 19:08:05 | Weblog

戻ってまいりました、tomoです^^
先週お休みをいただいて台北へ行ってきました。

台北といえば、やっぱり「台北101(たいぺいいちまるいち)」。といわけで今回は「台北101」のご紹介です。

 

この建物はアラブ首長国連邦の「ブルジュ・ハリファ」が越すまで、世界一であった超高層ビルです。7年間の工期を経て、高さ509.2mを誇ります。地上101階、地下5階からなることから、ビル名に101がつけられています。全面ガラス張りの近代的建築でありながら、輪郭は伝統的な宝塔と竹の節のイメージ。ちなみに設計は、李祖原建築事務所、施工は熊谷組を中心としたJVにより行われました。



この建物の特徴といえば、台湾が地震や台風の多い国ということもあって暴風対策や防震対策に力をいれた設計となっているようです。

ビルの87階~92階の中央部の吹き吹け空間には、風による振動を緩和する目的をもつ巨大なTMD(チューンドマスダンパー)が設置されています。
ダンパーは非常に大きな真ん丸い玉状のもの。あまりの大きさに圧倒されます。
このダンパーがあることで、風力による振動を最大40%抑制できているんだそうです。すごいですね☆
実はこのダンパーが台北101のキャラクターになってます。
じゃじゃ~ん、「ダンパーベイビー」です!!

 

顔が「1 0 1」になってます^^かわいいです♪


展望台のある89階に上がるためには、5階からエレベーターに乗り込みます。
このエレベーターは東芝エレベーター製。時速60.6kmという上昇速度は、以前横浜ランドマークタワーがもっていた記録を塗り替え世界最速となっています。
これがどのくらい早いかといいますと、エレベーター内に今何mか、何秒かかっているかという表示を見れるようになっているのですが、それを見る限り、84階分(高さ357.2m分)をわずか37秒で上りきります。
ほんとうにあっという間です!!!

 

夜景もまた表情が変わってきれいです。
いろいろな面でとても魅力的な建物でした。

台北101の高さをぜひご堪能ください☆

tomo

 

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CASBEE

2010-07-16 20:43:43 | Weblog

「CASBEE」   知っている人は 知っている そんな言葉ですが、

意味としては建築環境総合性能評価システムのことです。

本当に簡単に言うと 建物を環境性能で評価し、格付けするというものです。

なんとなく分かりますか?

 

省エネや環境負荷の少ない資材などの使用といった環境配慮はもとより、

室内の快適性や景観の配慮なども含めた建物の品質を総合的に評価するもので

SランクからCランクまで5段階の格付けがされます。

現在 環境配慮設計ツールとして いろいろと活用されはじめています。

 

かなりの量のチェック項目があり、大項目としては

Q1:室内環境 Q2:サービス性能 Q3:室外環境

LR1:エネルギー LR2:資源・マテリアル LR3:敷地外環境

があります。

Q1 とか LRとか 聞こえたら  それってCASBEEとか言っておけば

だいたい 当たります。

 

設計事務所では もう避けては通れません。

ある規模を超えると 自己評価でよいのですが 条例により役所に提出しなけけれ

ばならない場合と、

CASBEE建築評価員により評価し、認証を行っている機関により認証してもらう

という認証業務があります。

 

アーキテクツ・ガイアでは 上記の どちらのCASBEEの申請作業も 行っています。

CASBEE認証申請業務は かなりの作業量がありますね。

評価者も CASBEE建築評価員でないといけませんし。。。。

 

かくいう私も 先日 講習をうけ、

さらに 試験を 受験してきました。 合否は 今月末に発表です。

 

建物を建てる 事業主も かなり 環境やエコに対して

積極的になっているように感じます。

 

設計事務所も 環境・省エネに 積極的に 提案し、取り組まないと

仕事が受注できない そんな 時代に 入ってきたようです。

 

saka