GAIA所員のひとり言

建築設計事務所の一所員の、建築はもちろん、社会の様々なことについてのひとり言。

着物と用途の大事な関係☆

2010-05-18 17:34:35 | Weblog
今回は「着物」の話。
着付けを習うようになって、早半年。「着物」の奥深さを目の当たりにしています。
着物って難しい><・・・でもおもしろいです☆
着物の種類は、格付けによるもの、模様付けによるもの、素材によるものなどで大きく分けられます。
季節や場所、用途によって着れる着物が大きく変わります。
これを理解するのが最近のわたしの課題です。

季節別の場合、大きく分けて3種類:
袷(あわせ)、単衣(ひとえ)、薄物(うすもの)があります。
袷は10月~5月上旬。裏地のついている着物です。
単衣は5月下旬~6月。表地は袷と同じものですが、裏地がついておらず1枚仕立ての着物です。この時期の単を特に「夏単衣」といいます。
薄物は7月~8月。「絽(ろ)」「紗(しゃ)」「麻(あさ)」「羅(ら)」「レース」などの透ける素材の着物です。涼しげですね^^
そして、9月は単です。この時期の単は「秋単衣」といいます。

これが1年のサイクルとなります。
着物の場合は、少し先取りくらいがお洒落と言われているので、早め早めに衣替えすることが大切です。
非常に細かな区切りで使い分けされているように見えますが、その時期の気候に合った着物であるといえ、心地良く過ごすための習慣といえると思います。

季節をクリアしたら次に格を確認します。
いつでもどこでもどれを着ても良いというわけではないのは、洋服でも一緒ですね。
カジュアル、セミフォーマル、フォーマルといった使い分けが着物にももちろんあるわけです。
振袖、留袖、付け下げ、色無地、小紋など多々あるあります。
その中の格といえば、例えば、留袖は格式を重んじる場合に装う着物、小紋は外出着から街着まで個性にあわせて気軽に楽しんで装える着物といったものになります。
その格と用途のバランスを上手くとって使用することが大切な要素となります。

最近では、街中でも着物を着ていらっしゃる方に目がいくようになり、着物・帯と関心をもって見ています。
非常に勉強になります。わたしも組み合わせが上手にできるようになれたらいいなぁ。
がんばります!
 
tomo