GAIA所員のひとり言

建築設計事務所の一所員の、建築はもちろん、社会の様々なことについてのひとり言。

創業57年の日本料理屋「ざくろ」さん☆

2012-01-31 18:30:22 | Weblog
「コレド室町」は2010年10月28日に日本橋にオープンした複合施設です。
今回は、その中に入っている日本料理店「ざくろ」のご紹介です。

「ざくろ」は昭和30年(1955年)に赤坂に創業した関東で初めてしゃぶしゃぶをメインにしたお店です。
接待から気軽なランチまで楽しめ、幅広い層に親しまれています。

12時前に行ったので、予約なしでもすぐに入ることができましたが、気づけばあっという間に満席になっていました。
さて、今回はランチのコースをいただきました。
  
  
  
どれも安定したお味♪
彩りもとてもきれいで、見た目にも楽しめます。

コレド室町の中にある「ざくろ室町店」は、他の店舗のような民俗調の落ち着いた雰囲気こそありませんが、ゆったりゆっくりと時間を過ごすこともできるので使いやすいのではないでしょうか☆


tomo

江戸時代の男女比を考える☆

2012-01-30 18:19:43 | Weblog
東京メトロ「三越前」駅の地下の壁面に江戸時代の日本橋付近が書かれた絵巻が飾られていました。
 
こちら、『熈代勝覧』(きだいしょうらん)というもので、文化2年(1805年)頃の日本橋から今川橋までの大通り(現在の中央通り)が描かれた絵巻です。日本橋通りに連なる問屋街とそれを行き交う人物が克明に描かれており、江戸時代の町人文化を知ることのできる貴重な史料といえます。1999年にドイツで発見された原画は現在ベルリン国立アジア美術館に所蔵されています。日本橋に飾られているこちらの絵巻は複製絵巻となりますが、日本でも「熈代勝覧」を鑑賞できる貴重な機会となります。
 
こちらの絵巻を見てて思ったのは男女比。
ちなみに絵には総計1671人が描かれているうち、女性は200人だそうです。
男女比がかなり偏っていますね。
では実際江戸時代もそんな比率だったのでしょうか。
享保6年(1721年)11月において江戸の人口は50万1,394人であり、男性32万3,285人 女性17万8,109人といわれています。
(こちらは、参議院「立法と調査」(2006.10 No.260)所載の「歴史的に見た日本の人口と家族」(第三特別調査室 縄田康光著)内で参考にされていた南和男, 『幕末江戸社会の研究』, 吉川弘文館, 1978年. の数値をもとにしました。)
その男女比ざっと2:1。絵巻の絵は男女比があったことも表していそうですね。
1721年と1805年では時代に差があり、江戸時代においては、その後男女比は大きく変わっていくようなので、明確とはいえませんが、もしかしたらそのような時代の特色として描かれたのかもしれませんね。
 
史料を見ることでその時代の特色を知ることができる。
非常におもしろいです☆
 
日本橋へ行かれた際にはぜひ歩きながらでもご覧になってみてくだささい♪
 
 
tomo

日本橋の「麒麟」像★

2012-01-27 17:53:03 | Weblog
日本橋にある「麒麟」の像を見てきました☆
日本橋のにある「日本橋」という橋の真ん中あたりに置かれています。
 
最近、東野圭吾氏の『麒麟の翼』という推理小説が映画化されたこともあり、かなり注目を浴びている像です。通る人がみなさん「これだよね!」と像に反応されていました。
 
さて、「麒麟」というと、中国神話の伝説上の動物。形は鹿に似て大きく、顔は竜に似て、牛の尾と馬の蹄をもち、雄は頭に角を持つといわれています。
日本橋に置かれている麒麟も同じような特徴をもっています。ただ、あまり見かけないものとすれば、背中から生えた大きな翼でしょうか。
こちらの翼には日本橋独特の意味が込められているのだそうです。
 
それは、「ここから羽ばたく」という意味。
 
「道のりの総元締は日本橋」という川柳はあるように、日本橋は東海道をはじめとする五街道の起点、つまり日本の道路網の起点となっています。日本の道路の起点となる日本橋から飛び立つというイメージのもと、こちらの麒麟には翼のようなものがつけられました。
ちなみに、原型製作には、彫刻家の渡辺長男氏が、鋳造には彫刻家で渡辺の義父の岡崎雪聲氏が担当しました。
 
意識せずに橋を渡ると、気づかず通り過ぎてしまいそうな像ではありますが、ぜひ足を止めてご覧になってみてはいかがでしょうか。
迫力があり、かつ非常に均整の取れた美しい像です☆
 
 
tomo

東京ラーメンの礎となったといわれるお店はココ☆

2012-01-25 18:15:56 | Weblog
先日荻窪にある「春木屋」というラーメン屋さんに行ってきました。
荻窪というと、ラーメン激戦区とよばれる地帯でもあり、いわゆる荻窪ラーメンは東京ラーメンの一種として知られています。
戦後の東京ラーメンの礎となったお店がこの老舗中の老舗の「春木屋」といわれています。
以前、新横浜ラーメン博物館に出店していたこともあり、認知度は高いのではないでしょうか。
 
さて、そんな春木屋さん。わたしはかなりひさしぶりの訪問です。
以前に行った時の印象が、スープが煮干の風味が強いということ。煮干の味しか思い出せないぐらい・・・
しかしひさしぶりに食べてみると、意外とさっぱりあっさり☆嫌味がない!
最後まで非常に食べやすかったです。
 
具が非常にシンプルなので見た目が少しさびしい気もしましたが、それが昔ながらの流れを汲んでいる特徴でいいところなのでしょうね。
 
夕方ぐらいの中途半端な時間にいきましたが、それでも人が入っているのでやっぱり人気があるのかな☆
 
荻窪ラーメンをお試しになってみたい方におすすめです*^^*
 
 
tomo

一風変わったジブリの世界☆

2012-01-24 17:34:37 | Weblog

これ、おもしろい&かわいいです!!

こちらのURLから→http://yunbymunch.web.fc2.com/junks/ghibli7.htm
 
ジブリキャラクターで飲み会を開いたら、という図だそうです☆
めちゃくちゃ楽しそうな場ですよね!違う作品の登場人物が入り混じっているのに、なぜか統一感があって違和感がないという素晴らしさ。
飲み会の場ということで子供はいない設定だそうです。そんなところにまで配慮がっ。
 
 
どの作品の登場人物というのを当てるのだけでも楽しいですし、その人物たちがしている行動が、すごくそのキャラクターっぽくって魅力的に描かれているので、それを眺めているだけでもおもしろいです♪
 
ぜひ一風変わったジブリワールドを堪能してみてください☆
 
 
tomo

日本で唯一の洲浜専門店☆

2012-01-23 18:38:02 | Weblog
老舗和菓子屋「植村義次」の「春日乃豆」をいただきました。
ありがとうございます。
 

「植村義次」といえば、現在日本で唯一の洲浜(すはま)専門店として有名なお店です。
明暦3年(1657年)に創業したといわれる「御洲浜司」で、現在のお店は第14代目にあたります。

そもそも洲浜とは・・・
こちらの植村義次の包装紙にも見えるこちらの紋を「洲浜紋」といいます。
 
洲浜という言葉は海岸に面した浜辺にできる島形洲(三角州)に由来します。また、洲浜は中国の蓬莱山を真似て平安時代から祝賀の席に設けられた調度品(洲浜台)という意味もあります。祝慶賀の席の飾り物とされるなど、縁起の良いものとされています。

お菓子としての、洲浜は、浅煎りの大豆を粉にして水飴で練り上げた半生菓子です。
棹物菓子の「洲浜」の断面は洲浜紋に見られるようなこんな形をしています。
 
 
今回ご紹介するのは同じ材料を用いたもので、指先をひとひねりし、お多福豆(空豆)を作り、丸太町通りの古名 春日小路に因み「春日の豆」と名付けられた「春日乃豆」というものです。「まめのすはま」として愛されています。
 
大豆の粉はきなことはまた少し違うのですが、味を想像するのにはきなこを水飴で固められたようなお味になります。
しっとりしていて、口にいれるとふわっと粉がほぐれる柔らかさ。しゃきしゃきとした砂糖の歯ざわり。上品な甘さ。クセになる味です。
 
洲浜専門店「植村義次」。
これからも伝統の味を後世に受け継ぎ残していっていただきたいものです。
 
 
tomo

岩手は世界遺産・秋田は南極・滋賀はコイ!

2012-01-20 18:06:28 | Weblog
都道府県別記念硬貨の岩手県、秋田県、滋賀県が先日1月18日に発行されました。
以前2010年6月17日の記事で高知県の記念硬貨として発行された「坂本龍馬」の千円硬貨をご紹介しましたが、これは2007年の地方自治法施行60周年を記念して、その翌年度かた順次発行されているもので、今年度は岩手県、秋田県、滋賀県の3県が発行されたというわけです。

我が家も父が3県分の5百円硬貨を購入~☆
どれもとても細かく繊細に彫られていてとても美しいです。
  
 ↑左から滋賀県・岩手県・秋田県            ↑硬貨の裏には「地方自治」の文字
岩手県の図柄は「中尊寺金色堂新覆堂と毛越寺曲水の宴」がモチーフとなっています。
中尊寺と毛越寺といえば、「平泉」。平泉といえば、昨年2011年6月26日にユネスコの世界遺産リストに登録されたことが記憶に新しいですね。日本の世界遺産では12番目に登録された文化遺産であり、東北地方では初めての世界文化遺産となりました。このことは東日本大震災からの復興を目指す大きな希望の光となりました。

秋田県の図柄は「白瀬矗と竿燈」。
白瀬矗(しろせ のぶ)は秋田県出身の日本の陸軍軍人、南極探検家。白瀬隊が1912年1月28日に到達した「大和雪原(やまとゆきはら)」の到達100周年として硬貨発行が決定したそうです。
 
滋賀県の図柄は「ビワコオオナマズとニゴロブナ」。
滋賀県といえば「琵琶湖」。その琵琶湖固有種であるビワコオオナマズとニゴロブナ。特にニゴロブナは「絶滅危惧」としてレッドブックに記載されています。
 
それぞれの県の特徴が生かされた図柄ばかり。
その県の事柄を知るきっかけにもなりますし、おもしろいですね☆
他の県のものも楽しみです♪♪
 
 
tomo

信州で有名なお菓子だそうです☆

2012-01-18 18:08:01 | Weblog

真味糖(しんみとう)」というお菓子をご存知でしょうか。
信州を代表する格式ある銘菓として広く知られているお菓子だそうです。
「真味糖」を扱うのは長野県松本市にある開運堂さん。明治17年(1884年)創業の老舗菓子店です。

  

こちらの真味糖は、開運堂によって大正末期に創作された、鬼胡桃やハチミツなどを用いた和風タッフィーです。
昭和初期に、裏千家発展の基礎を築いたといわれる裏千家十四代家元・淡々斎が茶菓子に相応しい名前にと「真味糖」と命名されました。
食べてみると、不思議な食感です。硬く過ぎず柔らかすぎず、ふわっとしているけれどしっかりしている・・・表現が難しいです。
味は、甘め。甘めですけれど、この甘さがお茶にとっても合います!

松本に行かれた際には信州銘菓「真味糖」をチェックされてみてはいかがでしょうか???


tomo


新聞紙の数字の秘密★

2012-01-17 18:11:19 | Weblog

普段目にする新聞紙の欄外にある数字・・・
よく見かけるのに、なんの意味か実は知らない・・・
今回はそんな新聞紙に書かれている数字に注目してみたいと思います。

 

新聞紙の欄外に「12版」「13版」「14版」といった数字が書かれているのをご存知ですか?
 

  

同じ日の同じ新聞紙の中なのに、ページによって数字が異なっています。
これは「版建て」といわれるものです。
新聞は出来上がるまでに1日に何回も作り変えられます。つまり数字が大きい方が新しいものというわけです。ちなみに全国紙ですと、「14版」が最終版にあたり、最も新しい記事内容に差し替えられたものとなります。
版数によって締め切り時間が異なり、13版の締め切り以降に突発的な出来事や特ダネなど新しい情報が入った場合には、差し替え最終版の発行を行います。ですので、全国紙などでは遠い地域に配達するためには早めに編集・印刷する必要があるなど、地域によって印刷時間が異なるために、同じ日の新聞であっても違う内容となっていることもあるのだそうです。

ちなみに、○版の前に「★」マークがついていることがあります。

 
これは、版数の転換以前に早急な差し替え(特ダネなど)で、その面だけを差し替えた場合に付く記号です。「★」がついている紙面の中には単なる訂正の場合もありますが、読者に早急に伝えたい最新の内容が含まれていることが多いようです。

新聞を読まれる際に、新聞紙の右上ないし左上に注目をし、内容を目に通すとまた違った視点で内容の大切さを知ることができるかもしれませんね☆
ぜひ注目してみてください^^

tomo


木造一軒家の隠れ家茶房☆

2012-01-16 18:15:29 | Weblog

自由が丘にある「古桑庵」に行ってきました♪
ギャラリーも兼ねている茶房です。
自由が丘駅から徒歩5分くらいのところにあるこのお店は、見た目は昔ながらの木造一軒家。

 

 (画像:http://kosoan.co.jp/index.html より)

おそらく実際にあった一軒家をお店に改築して使用しているのではないでしょうか。
隠れ家的な雰囲気で入る前からウキウキします♪

入ってみると、畳が広がっています。中もそのまま昔ながらの家の造りで和の雰囲気。

 

 (画像:http://kosoan.co.jp/room.html より)

今回いただいたのは、抹茶白玉ぜんざい☆

 
お番茶と塩昆布が一緒についてきます♪最高の組み合わせっ♪
座布団に座り、お番茶をいただきながら、友達と話に花を咲かせます♪
ゆっくり落ち着く雰囲気に、まったりとした空気が流れ、なんとも居心地が良いです♪♪

都会の中でほっとできる空間として、ぜひまた活用したいお店でした。
教えてくれてどうもありがとう~~☆


tomo