GAIA所員のひとり言

建築設計事務所の一所員の、建築はもちろん、社会の様々なことについてのひとり言。

何も着手に年齢の早い晩いは問題にならないby吉田松陰

2010-05-26 18:39:00 | Weblog
今回は吉田松陰について。
吉田松陰といえば、幕末から明治維新にかけて活躍した武士であり、思想家であり、教育者です。

今でもなお受け継がれる彼の言葉は多くの人に影響を与えています。
先日の経済フォーラムにおいて、中條氏も吉田松陰を取り上げられていました。
そんな吉田松陰。実は29歳で生涯の幕を閉じているってご存知ですか??

29歳・・・

その短い生涯にして、木戸孝允、高杉晋作、伊藤博文などの偉人を育て上げた偉業もさることながら、自らも己の精神を貫いています。

    「国家とともに」という志がないならば、人ではないのである

国を批判するばかりではなく、良い国となるように自ら行動している吉田松陰ならではの言葉です。

    人を観察するのは、その人の目によってするのである。胸のなかが正しいか、正しくないかは、ひとみがはっきりしているか、暗いかによってわかるものである

これはとても納得がいきます。目は人の心を本当によくうつすと思います。
話す時は目を見る・・・とはいいますが、それは正しいと思います。目の輝きや目の動きをとっても、非常によく表れるからです。
ただし、一番大切なのは、自分の心の目を養うことにあるとも思います。人を見極めるためには、判別できる目を持たないとできませんもんね。


今のわたしとほぼ変わらない年までに吉田松陰は多くのことを残しました。
今のわたしには何ができるのか・・・

   悔いるよりも、今日直ちに決意して、仕事を始め技術をためすべきである。何も着手に年齢の早い晩いは問題にならない

この言葉を素直に受け止め、取り組んでいければと改めて思いました。
 
 
tomo

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