９月も今日で．．．

ターシャ・テューダーのカレンダーに貼られていた付箋も今日ですべて剥がされて、
めくる１０月のカレンダーにはまた忘れないようにと黄色の付箋が予定日ごとにに貼られている。
カレンダーには書き込めるような空白もあるのだけど、やはり、付箋を貼り、剥がすほうが、
私には合っているらしく、この形で何年も続いているのです。

昨日は暑い日差しのなか、区役所まで出かけてきました。思いついたときに．．．ならば
朝からバス通りの坂をくだり、ススキの写真を撮り、駅まで歩き、電車に乗り、
その先また１０分ぐらい歩くところにある区役所へ、そしてその前にある郵便局へ、
さらに並びの警察署で免許証の返納手続きを．．．と、順序を決め、
忘れないようにと昨夜から必要書類をバッグに入れて確認していたのに、午後に変わった！

それはひと月に一度クリニックでいただく予防のための＜ビタミン粒＞のためだった。
クリニックは午後は３時から７時までなので、それも一回の外出で済ませてしまいたい！と、
思ったところから逆算しての外出に変更したから陽ざしの一番強い最中に玄関を
でることになってしまったのです、浅はかでした。

　　　　　　　

そのためバス停前のフェンス越しに見えたススキを撮り、バスに乗ってしまい駅までの散歩は×、
その後も強い日差しのなか、日傘をさして歩き、警察署での手続きを終えたときはぐったりで、
近くの＜スタバ＞でひと休みをし、またクリニック方面行のバスに乗り、すべてを済ませたあとは
タクシーで帰ってきました。　まだまだ日中は夏を思わせる暑さです、失敗しました。

　　　　　　　　

マンションの手前でタクシーを降りて、金木犀の植えられている場所に行ってみました。
右の大きな木と傍の木たちも金木犀で、黄色い花がいっぱいに咲き、香を放っていました。
左の木は＜はっさく＞で青い実が今年はたくさんついています、きっと豊作？でしょう、
色づいてくるのが楽しみなのです。

　
ようやくリビングでほっとしたときはもう太陽が森の向こうに沈むところでした、
日暮れが早くなってきていますので、間もなくリビングにも明かりが灯ります。
なんだか一日中外出していたような気分でどっと疲れていました。

さあ～今日はもう午前１１時を過ぎています。
衣替えではありませんが、カーテンは全部はずして洗いました、こうして昨日の動きを
ＵＰしているうちになんだか急に昨日の疲れが戻ってきてしまいそう！
夏を越した乾物の残りを集めて常備菜を作る算段でもしましょうか、
じっとしていると眠気が襲ってきそうですから！！

友人との語らい．．．

一昨日の夕方の電話で急きょ決まった友人との約束は＜映画＆ランチ＞だった。
夏の暑さにお互いに会うのを避け、その間に友人が右肩を痛めた養生でさらに延びて、
＜良くなってきましたので．．．＞メールがあり、昨日会うことになったのです。

この歳になりますと少し先の約束はなかなか守れないことが多くなってきています、
会話が合えば次の日あたりが一番確実なのです。
子どもたちが小学校のときからのお付き合いで子どもたちはお互いに４０代になり、
それぞれの社会で活躍していますが、親同士はその後も続けての今になっています。
同世代の二人ですので、今ではお互いの健康を気遣いながら、折り折りに
楽しみを見つけては一緒に一日をゆっくりと過ごしているのです。

ほんとうに久しぶりでしたので、少し気分も明るくなるようにと選んだのが、
＜舞子はレディ＞　周防正行監督の作で、＜マイフェアレデイ＞を．．．のではと
容易に判断できましたが、最後はちょっぴりうるっとした、軽い気分で観られる映画でした。
遠出はまだ無理そうなので、遅いランチは中華料理を選び、ゆっくりと、
そのあとは喫茶店でおしゃべりの花をいっぱい咲かせて窓の外の暗さに驚いて
それぞれの家路についたのでした。ご主人は明治村行きを誘ってくださった方ですので、
旧知の間柄ですが、少し心配なさったのではと帰りの電車で思いながらの微睡でした。

以前から帰りつくと必ず＜たのしかったわ～、また会いましょうね＞メールで
お互いに無事自宅に着いたことを知らせあうのですが、昨日のそれには
友人のほうがはやく帰宅できたせいか＜御嶽山の噴火＞も知らせてきていました。
昨夜も今朝も大きなニュースとなって報道されています、
何か兆候はなかったのかしら？と思いながら登山者の無事を願っています。

　　　　　　　　

昨日の映画後エスカレーターで下りながら見つけた＜東急ハンズ＞で新しく買い求めたものです。
もう十数年使ってきたのがあるのですが、新しく替えました。
今朝、少し多めにご飯を炊いて作ったのが＜焼きおにぎり＞です。

　　　　　　　　

母の教えのなかに＜何かあったときのためにご飯は必ずたべきらないで＞がありました。
戦争や大きな地震を経験してきたせいでしょうか、祖母も必ず残るようにしていましたっけ。
このごろ起きる地震の際に思い出して、気がつけば焼きおにぎりをつくっては冷凍しています。
形も一定しているので、このおにぎり型は重宝なのです。
普段はお昼ご飯に温めて海苔でまいたり、お茶漬け仕様にしたりと食べきっては、
次はかやくご飯をいなり揚げに詰めて冷凍したりと変化をつけては必ず冷凍庫に置いています。
今日は８個作り冷凍です、防災備蓄？でしょうか。

　　　　　　　　　

あと二日で１０月になります、衣替えで学生さんたちは暑い日があっても制服をちゃんと
着なくては．．．、そんなシーズンをまじかに感じながら気持ちが焦っていないのは、
この晴天のせいでしょうか、きっと焦るときがあるのに．．．。

台風の余波？

　　　　　　　　　

今朝の空です、やさしい青の空にふんわりと雲がたなびいていて、少なくなったセミの声に
季節の移り変わりを感じています。
昼間の気温は夏のそれを思わせるようなときもありますが、日がな押しよせるそれとは違うので、
日暮れとともにしっかりと窓を閉じています。

昨日は台風の影響なのかどうなのか、南のベランダの植木たちは大きく揺れていて、
心配していた柔らかい葉のバジル、ミント、セージなどは葉どうしが風で擦れて、
見る影もなくなっています。
もうひとつの台風予報も聞かれますので、ひやひやしています。

でもでも、今日はお天気に恵まれて＜洗濯日和＞とか、さっさと動かなくては．．．ですが、
一昨日、昨日とレッスンに出かけてきていましたので、気分は＜お休み日和＞です。

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　

ベランダ越しに見える木々の葉は少しづつ色づきはじめてきています。
高い樹のてっぺんまで這い上がった何かの蔓はきれいな黄色に染まっています。
そういえば９月もあと数日でお終いです。

百貨店ではお正月の＜おせちの予約＞もはじまっているとか、送られてくるＤＭも
＜旅へのお誘い＞とか＜暮れお贈り物＞の案内とかが多くなってきています。
もう眺めながら気を揉むことは少なくなりましたが．．．。

今日はかねてから気になっていたバス通りの高い崖のススキを撮りに出かけようと
思っているのですが、今は崖崩れ防止柵の取り付け工事をしていますので、
邪魔になってもいけません、別の場所になるかもしれませんが、
この時期になると撮りたくなるのが不思議！です。

さあ～、取り立てた話題のある一週間でもありませんでしたが、
先ずは健康で過ごせたこと、レッスンに参加できたことにほっとしながら、
今日の仕事に励むことにしましょう！

食べられる、それとも毒、どっち？

今日はお休みに挟まれた月曜日、社会はふつうに動いているので、朝のバス停には
人の列ができていました。
マンションのゲート前にバスがとまるようになってどのくらいたつのでしょうか、
５年はたたないような気がしていますが、便利になりました。


昨日、今日とお天気に恵まれましたので、夏ものの半袖などから選んで順々に洗い、
衣替えの支度をはじめています。

　　　　　　　　

陰干しのため、窓際のカーテンカバーにハンガーをかけて干していますが、これで何回目でしょう。
湿気が少ないので、乾きもよくて助かります。


そうそう、話が逆になりました、先日来不思議に思って眺めていた＜ニラの花＞

　　　　　　　　　

白いかわいい花ばかりと眺めていましたら、なにやらその中のひとつがぐんと伸びてきているのに
気がついたのです、最初はあらっ！ぐらでいましたが、数が増してきた今は？？？では
すまされなくなっています、でもなんともかわいい伸びかたで見ていて飽きないのです。
一つのプランターに３株植えたニラの苗から数えきらないほどの茎が伸び、花を咲かせ、
その上また一つの花に一本づつ伸びてきているのです。

それならばとグーグルで調べてみましたが、
＜ニラの花と花ニラの違い＞は詳しく出ているのですが、この可愛い伸びた花のことは
述べられていないのです、って、どこかにはでているのかも．．．、検索の仕方が
悪かったのかもしれません。

ようく眺めてみましたら、なにやらつるんとした塊りになっているのも見受けられるようです。
もしかしたら＜種？＞って、自己判断していますがどうでしょうか．．．。

＜花ニラ＞と＜ニラの花＞は名前からいくと同じように思ってしまいがちですが、
これも検索で知りました。
ベランダのプランターのニラの茎は蕾のうちに収穫すると茎は柔らかく食用になるとのこと。
＜花ニラ＞は毒を持っているとも言われているそうです。
そういえば、野菜売り場で売られているあれは、プランターの茎と同じなのでしょうか、
それにしては細くて似て非なるようにみえますが．．．。
このまま観察を続けてどうなるか？を見極めたくなっています。

マンションの＜防災訓練＞も無事終わり昨日はお墓参りを娘にお願いしてしまいました。
お墓参り日和でしたが二日続けて出かけたせいか、２時間電車を乗り継いでいくことの
勇気がなくなり１時間ほどで行ける娘の申し出に甘えてしまいました。

洗濯機のドライを活用してもう仕舞ってもよい衣類から片付けながら日がな室内で
過ごした昨日でした、今日は午後からちょっと散歩がてら外出しようと思っています。


　　　　　　　　

そんなこんなでちっとも進まない手仕事でしたが、ようやくその気になりはじめてきました。
広げておけばやる気がでるかしら？と、作業台に広げています。


　　　　　　　　

先日の夕日です、我が家から望める＜ダイヤモンド富士＞をと気にしていたのですが、
いつも姿が眺められるわけではない！その間にもうこんなところに沈むように
季節は動いていました、来年の春中ごろを期待しましょう！

敬老の日は筑波まで．．．

９月に入り最初の連休は弟夫婦に会いに娘と待ち合わせて＜つくばエキスプレス＞に秋葉原から乗り、
出かけてきました。あいにく動くには暑くもなくよかったのですが、
撮りたかった筑波山はあまりよく眺めることができず、カメラを向けることはしませんでした。

訪れるのは一年振りぐらいでしょうか、車窓からの景色もだいぶかわったように思えます、
沿線には大きな建物ができたり、その周りには刈り取りまじかの田園がひろがったりしていて、
のどかさが混在している風景です。


新しい繊維なども使っての藍染作品が見たくて出かけてきたのですが、
蔵を改造しての店舗の二階は藍染作品が展示されていて、数々の新作が展示されていました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　藍染の花

　　　　　　　　　　　　

私にはよくわかりませんが、何十回と手をかけて染め上げて仕上げていく作業行程の話を聞いて
驚いています。　自然の素材からの生地にしか自然の藍は反応しないとも聞いていますので、
より貴重な秋の作品展示にしばし魅せられてきました。

１６日にはＮＨＫが海外放送するために撮影にくるとも聞いて、
じょじょに世界が広がっていく姿に＜継続は力＞を感じながら帰ってきました。

　　　　　　　　　　　　　　　　

目の前の杭にとまったトンボを撮るころは秋の早い日暮れでした。

三連休の最後の日でしたが、出かけてきてよかった！と思え、これからも折りを見ては
プチ旅をしてみたくなりました。
秋の筑波山観光のポスターにも誘われているようでしたね。

今日は午後から二時間半のダンスレッスンで帰ってきたのですが、涼しい日でしたので、
疲れはそれほど感じずにいます、お天気は下り坂なのでしょうか。

　　　　　　　　　　　

小さな出会いがうれしくて．．．

　　　　　　　　　　　　　

９月に入り最初の連休です、落ち着いてきた季節の変わりを感じながら眺める雲の姿と空の青さは
朝いちばんの楽しみになっています。

平々凡々な毎日の続きですが、それがいちばん楽、少々のことには目を瞑っていることもできるように
なったのは長い道のりを辿ってきたからなのでしょうか。

そんな気の抜けたような日々のなかでもうれしいこと、心動かされることはあるのです。

　　　　　　　　　

パソコンに取り込もうと思ってもどうしてかできずにいたあの＜黒アゲハ蝶＞です。
毎年必ずやってきてはいるのです、今年も何回か姿を見たのですが、ようやく紫ルリマツリに
とまってくれました、リビングのガラス越しにしか撮れませんでしたが、うれしい瞬間！で、
そんな日は一日心が落ち着いているのです。

　　　　　　　　　

そんなときに一緒にカメラを向けた例の＜ニラの花＞です。　とっても発育がよく何回も刈り取っては
お料理しましたが、ときどき固い茎を見つけては、＜花が咲く前に．．．＞なんて思っていました。
今年は＜そのままにしておいたらどうなるだろう．．．＞とニラ研究をしてみたくなりそのまま育てて
みましたら、すくすくと５０ｃｍ以上に茎を伸ばし見事に白いかわいい花を咲かせてくれました。
今はブラインドを上げながら＜おはよう！！＞とガラス越しに挨拶です。

毎日の生活のなかで重いもの、かさばる物、などは、ネット宅配にお願いしています、
お肉、お魚などは出かけた折りに求めてくるのですが、昨日は配送料が無料になるにはあとＯＯ円です！の
文字に反応して考えもなく＜豚のひき肉＞を追加していました。

そして今朝、戻し残しの干ししいたけ３枚がありましたので、朝食後にネギ、生姜、シイタケ、ごぼうなどを
プロセッサーにかけてミジンにして混ぜ合わせ、面倒なので小判形のつくねにしておき、
一緒に届いたお野菜３種をマリネ液につけて．．．と、早くからひと働きでした。

　　　　　　　　　

空を見上げながら、坂の途中の散歩道の崖の赤い実と上のほうに埋もれるように咲いていた赤い花が
気になっているので＜撮りにいこうかな～＞と何度も思っているのですが、まだ迷っているのです、
たんなる横着と自分でもわかっているのです、体調も悪くないのに．．．。

ちょっとおかしなパソコンに．．．

さわやかな朝がやってきました、ここ数日にしては珍しい湿気のない空気が漂っています。
暑いからと言っては閉じこもって手仕事をしていたりしてかなりの運動不足を
気にしつつも、涼しくなったからといってもそれを解消すべく運動もしていなかった私、
水曜日の横浜の教室までの乗り降り、歩きを、散歩がわりと思ったりしていましたが、
昨日の久しぶりのダンスレッスン２時間半は少しの水分補給タイムはあるだけで、
新しいダンスも含めて５曲をレッスンして帰ってきました。
さすがに帰ってきてからの足は疲れ果てていて普段の横着がしっかりと出ていました。

今日に持ち越さないようにとゆっくり入浴してマッサージ機で揉んでと．．．と、
手入れをしたせいか今朝には疲れは残っていなさそうです。
やはりこれからの季節のさわやかさを利用して、あちこちにプチ旅をかねての散歩を
心がけなくてはと青空を眺めながらのベランダの花がらを摘んでいました。


　　　　　　　　　　


ニラの花です、この写真は二日前に撮ったものです、今朝は満開、咲きそろってきれいなのですが、
どうしたことでしょう、いつものようにパソコンをうごかしたのですが、選択することができなくなって
しまいました。　どこかを押してしまったのかよくわからず何回かやりなおしても×、×なのです。
なおりましたら今日撮影したのをＵＰしたいと思っています。


今日のベランダには毎年夏に飛んできてくれる＜黒アゲハ＞の姿がありました。
柑橘系の葉に卵を産みつけるので、去年はその幼虫を観察したりしていましたが、
この夏は娘のところに養生のため預けていますので、卵を産みつけるのに飛んできても
柑橘系の木がないのですが、様子をみにきたのでしょうか、それとも．．．です。

紫ルリマツリにとまっている姿をリビングから撮ったのですが、ＵＰできないのが残念です。

　　　　　　　　　

ルリマツリの花がらの清掃はいつも手こずるのです。手ほうきでベランダに這いつくばって取るのですが、
髪に、衣服にへばりついてしまい、ます、ねばりがあるのです。そんな作業の間を慰めてくれるのは、
＜アンデスの乙女＞の香りです、柔らかい甘さを含んだ良い香りで、しばしベランダの椅子で癒されていました。

もう１１時になっています、早起きしてあれこれと動きまわっていたのですが、
写真の取り込みで時間を使ってしまいましたのに解決されていないなんて～状態ですが、
リビングに陽ざしが入ってこないうちに拭き掃除を済ませてしまいましょう！！

爽やかな空気を味方にして動いていますが、このぶんだと午後はきっと心地よい疲れで
手仕事の前にウトウトしてしまいそうです。

涼しさに秋支度．．．

昼間のセミの声に勢いがなくなり、夕暮れよりの虫の音がより高く聞こえるようになりました。
なんだかんだいっても秋の気配は目に空気に感じています。
ベランダの花たちも少々昼間の気温が上がってきても、勢いは衰えず、枝葉をのびのびと
のばしていますので、ベランダが狭くなったようです。


　　　　　　　　　

　　　　　　　

あまりにも伸びすぎてきている枝を整理するのもはばかられるほどの勢いのあるボサボサに苦笑です。
しばらくはこのままで楽しむことにしましょう！！


昨日は午後から駅までの坂を散歩をかねて．．．と思っていましたら、雨がしっかり降ってきましたので、
仕方なくバスに乗り、＜思い出のマーニー＞を観てきました。
一度は満席で観られず戻ってきたことがありましたが、昨日はロビーにも夏休みのあの喧噪もなく、
静かなものでしたので、ゆっくりのんびりと観ることができ、米原宏昌監督と種田洋平の表現と色彩に
興味を持っていきましたが、スタジオジブリの今までの作品に見慣れているせいかあまり違いを
感じることはありませんでしたが良い作品でした。


　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　


いつのまにかマンション前のバス停にこんなかわいい絵が描かれた椅子が５個置かれていました。
オブジェのような石がいくつかあるのですが、その間に設置されています。
あまりの可愛さに思わずカメラを向けていました、眺めながら声には出せませんが、
頭のなかでは歌ったり、手を動かしたりしています、なかなかうまくいかない＜げんこつやまのたぬきさん＞です。

行きに帰りに眺めては楽しんでいます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

定期健診終了

　　　　　　

　今朝の空です、朝晩はめっきり涼しくなり、窓を開けたり閉めたりすることが多くなっている。

昨日は午後３時の予約で＜脳のＭＲＩ＞を受けに出かけてきました。
秋めいてきたとはいえ午後の陽ざしは強く、長袖に手を通すのには躊躇して、
半袖で出かけたのですが、帰ってくるまではＯＫでした。

最新の機械に変えたとのことで、＜少々音が大きく聞こえますから＞とヘッドホーンをまず装着、
時間も１５分くらいと短くなってきている、なんであれ毎年受けているのだから
様子はわかっているつもり、
＜これで今年の定期健診は終わる！＞がこれから検査される頭の中で巡っている。
＜あ～ヘッドホーンをしていてもこんなに聞こえるんだわ＞なんて思っている間に終了！
以前の機械ではバックミュージックが流れていてその中に機械音が聞こえたように思えたけど、
今回はそんなことはなかったが不快ではなかった。

＜待合室でお待ちください、先生の説明がありますので＞とやさしい看護婦さんの声がする。
眠っていたわけではないけど．．．とゆっくり起き上がり待合室へ．．．。
なんだかちょっと疲れているみたい、と、椅子に腰かけながら思った。
やはり頭を固定されながら言われた＜音の大きさ＞のせいなのだろうか。

やがて診察室から先生の声で名前を呼ばれた、
＜今回の機械は細部にわたって検査ができるようになりましたので、いつもより説明範囲が
　広くなりますよ＞　　＜きっとなにか出てくるのでは．．．＞と私、
＜まずは場所の説明を＞と画面にでてくる前後左右を指さして教えてくれ、頭部の輪切り映像を
クリックしながら診ている先生に質問してみる。
＜認知症になるとどう変化するのですか？＞　＜人それぞれで決まってはいませんよ＞と先生、
＜画面上に順番にあらわれるのではなく、人によって現れる場所がちがうのですよ＞
＜じゃあ、私の場合はどうですか？＞　＜え～、今診ていますからね、こちらが去年の画像です＞と
画面の右側に去年の画像を出して変化をチェックしているらしい。
身を乗り出して聞いている私に先生は順番に脳の名称を伝えながら、二つの画面を見つめている。

＜さあ、ここからが今年の機械で新しく知ることができる場面ですよ＞
＜ここがＯＯ、これがＯＯ、血管はこうまわってＯＯへ．．．＞
目の前でパソコン画面上の脳はくるくるとまわったり、ときどき大きな目が写しだされると
ギョ！！っとしている私がいる。

＜ご覧のとおり去年とくらべても変化しているところも？？？のところもありません、
　とてもよい！ですね、ご心配はありません、いいですよ～！＞

私がこのＭＲＩをうけるきっかけになったのは、何からだったのかしら？と帰りの電車で揺られながら
考えていた。たぶん整形外科の関係で紹介されて腰のＭＲＩを撮ったのがらはじまっているのでは、と。

今年もこれですべての健診は終わりました。
誕生月にしていた健診もいつのまにかずれてしまったり、予約で延びたりとバラバラになってしまったのです。


今日は朝からお疲れモードになっているのは、昨日検査の後、まっすぐ帰ってくればよかったのに、
いやいやながら買い物をしてきたのがよくなかったようです。
肩が張り、目がしょぼしょぼｔしています、これからマッサージ機でしばしうつらうつらしながら
体調を戻します。　　　涼しくやさしい風が通ります。

思い出の場所は．．．

今日はほんとうに久しぶりに雨らしい降り方だった、そう長くは続かなかったけど
里山の緑にとっては恵みだったに違いない、これで一気に秋は進むのでしょうか。

八月最後の日曜日の昨日、訪れていた娘が話していた場所を車でまわってくれることになった。
それの発端は＜九段会館が取り壊される＞ということからだった、計画が具体化して
まわりを高いフェンスで囲われない前に写真に収めておきたいとかねてから思っていたのです。

　　　　

ここは主人の両親が結婚式を挙げた場所で近くには靖国神社があります。

　　　

近くには靖国神社と武道館があり、昨日は２４時間テレビの会場にもなっていたせいか、
大勢の人が武道館をめざして歩いており、賑やかでした。
私たちの結婚式も一度は此処で．．．との話にはなりましたが、義父の意向で
皇居お堀端に建つ＜東條会館＞での結婚式でした。
今年で結婚５０周年になりましたが、ひとりになった今では祝うこともありませんが、
今一度この年に訪れてみたいとは思っていましたのを娘に伝えましたら、
＜今は姿形は変わっているけど、建て替えられたビルの中の上にはレストランと写真館はあるわよ＞と
調べて教えてくれました、結婚式場はもうないようでしたが、その場所に立てたら．．．との思いは
強くなっていました。

＜レストランのランチを１時に予約しておくわね＞と娘、それに写真館で証明写真も撮ったら、と。
証明写真とは免許証を返納することに決めて、今年は更新せずそのままにしていたのを、
持参すると警察で身分証明書になるものを発行してくれる、それに貼る写真を．．．とのことでした。
そこまでは考えていなかったけど、娘の言葉でランチ後に撮ることにしてその予約も入れてくれたのです。

ただ車でぐるっとまわってもらえたら．．．ぐらいにしか考えていなかった私にとっては
うれしさと同時にちょっとした緊張感も湧いてきて仏前に＜娘と行ってきます＞と伝えました。

あのころの華やかな結婚式場と広い土地には二つの高いビルが建ち、９階はレストラン、１０階が写真館に
なっていて、＜写真の東條会館＞と言われた面影は壁に掲げられた皇室外交の写真にもうかがわれました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　

　　　　　　イギリス大使館

　　　　　　武道館

　　　　　　皇居半蔵門
　
　　　　　　スカイツリー

　　　　　　　真ん中東京駅

眼下には皇居の緑とお堀が広がり、イギリス大使館の瀟洒な建物が素敵な雰囲気で眺められ、
その向こう真正面には高層ビルに囲まれているように見える東京駅が．．．。
あの当時の面影はなくなっていますが、５０年という年月の経過をまざまざと目にし、感慨ひとしおでした。

振り返ってみるといろいろなことのあった５０年でしたが、贅沢は申すまい、今あることに感謝して
これからは健康に留意しながら、一日でも長く自分であり続けるようにとの思いを新にしたところです。

先ほどからまた雨が強く降り出したようです、真っ暗闇のなかから雨音が聞こえています。
猛暑と災害の多い今年の夏でそれが今も続いています。
どうか大きな被害が繰り返されないことを願っています。